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[2026年10月29日] 「第59回日本女子ソフトボールリーグ」 第4節総括・順位決定節Aブロック展望

 「第59回日本女子ソフトボールリーグ」は、レギュラーシーズン「第4節」までを終了し、「プラチナセクション」「サファイアセクション」とも順位が確定した。
 ここでは「第4節」での戦いを総括し、両セクションの「1位」「2位」4チームにより、「日本リーグ優勝」が争われる「順位決定節」Aブロックの戦いの行方を展望してみたい。



11勝2敗「プラチナセクション」1位:靜甲 ソルフェジオ

2026「第4節」終了時点チーム成績
チーム防御率:1.18(1位)
奪三振:57(3位)
総失点:25(2位)
チーム打率:3割6厘(1位)
総得点:72(1位)
総本塁打:12(1位)
総失策:10(4位)
守備率:0.974(4位)
※( )内数字は「プラチナセクション」6チームでの順位を示す

 今シーズン、チーム名を改め、シーズンの「開幕」となる「第1節」に臨み、「連勝」のスタートを切った「靜甲 ソルフェジオ」。「第2節」では、MORI ALL WAVE KANOYA戦を1―2で落としたものの、2勝1敗で乗り切り、通算成績4勝1敗。「交流節」はそのMORI ALL WAVE KANOYA戦の敗戦が響き(MORI ALL WAVE KANOYAと4勝1敗の同率で並んだ)、プラチナセクション「2位」で「交流節」を迎え、ここも2勝1敗と勝ち越し。通算成績6勝2敗で後半戦再開となる「第3節」を迎えた。
 「第3節」では、5勝3敗で「3位」につけ、「順位逆転」を狙うYKKの「挑戦」を13-1で一蹴。「同率首位」の座を堅持し、続く花王コスメ小田原 フェニックス戦も4-2で逃げ切り、連勝。通算成績8勝2敗とし、「同率首位」の座を保ったまま、レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」を迎えることになった。
 レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」では、初戦で「同率首位」に並ぶMORI ALL WAVE KANOYAとの「首位攻防戦」がいきなり組まれたが、「エース」小井沼美月が「ノーヒット・ノーラン」を達成する快投で、「キャプテン」井上葉菜のタイムリーで挙げた2点を最後まで守り切り、2-0の完封勝ち! 「単独首位」に立つと、続くルネス紅葉スポーツ柔整専門学校は試合終盤まで0-0で引っ張られる展開となりながら、「キャプテン」井上葉菜、「主砲」小黒美里の本塁打等で突き放し、5―2で快勝! 最終戦の厚木SC戦も「キャプテン」井上葉菜の2戦連発となる本塁打等で7-3と圧勝。「第4節」3連勝で通算成績11勝2敗とし、「プラチナセクション」1位で「順位決定節」Aブロック進出を決めた。

 投手陣は「エース」小井沼美月が9試合・46回1/3を投げ、6勝1敗。防御率0.76で「プラチナセクション」投手成績ランキング「1位」の好成績を残した。特に「第4節」MORI ALL WAVE KANOYAとの「首位攻防戦」での「ノーヒット・ノーラン」達成はしびれた。「大事な試合」で「これ以上ない」という「完璧」なピッチング。「大記録」を達成し、チームを勝利に導き、「1位通過」を確定させるという、まさに「エース」の面目躍如、本領発揮の快投だった。
 それに続く存在である望月ひよりも「エース」小井沼美月を上回る10試合に登板。31回2/3を投げ、4勝1敗・防御率1.99と奮闘。「エース」を助け、ともにチームを支える活躍を見せてくれた。チーム防御率1.18(セクション1位)と安定感のある成績・数字を残したのも頷ける両投手の力投・好投だった。
 打線では「第2節」終了時点で打率5割2分9厘、出場5試合で8盗塁を記録した「スピードスター」伊藤茉奈をケガで欠きながら、後半戦はそれを感じさせない打線の活躍で首位戦線を突っ走った。
 「キャプテン」井上葉菜が打率4割4分7厘・本塁打3・打点11の活躍で文字通りチームを引っ張り、特に「勝負どころ」の「第4節」で快打を連発! 靜甲 ソルフェジオの「顔」にふさわしい活躍を見せれば、2年目を迎え、「4番」に座り、「主砲」の貫録と風格を感じさせるようになった小黒美空も打率4割3分6厘・本塁打1・打点12と「キャプテン」に負けない活躍でチームを牽引。「JDリーグ」からも声がかかるほどの「逸材」二橋美緒も打率3割8分9厘・打点11という「ルーキー」とは思えないバッティングでそれに続き、山本佳世も打率3割6分8厘・本塁打1・打点5、土屋亜友未が打率3割13厘・本塁打2・打点7と、どこからでも得点できる「強力打線」を構成。チーム打率3割6厘・総得点72・総本塁打12といずれも「セクションNo.1」の数字を叩き出し、「プラチナセクション」1位通過を実現した。
 投打の数字を見る限り、「連覇」へ死角は見当たらず、「順位決定節」Aブロックにおいても「優勝候補の大本命」であることは動かない。

 「順位決定節」Aブロックでは、初戦で「サファイアセクション」2位・大和電機 Blue Lakersと対戦する。こちらもチーム打率3割5分2厘と「サファイアセクション」1位の強力打線を誇るチームである。「大事な試合」「大一番」になればなれるほど力を発揮する「エース」小井沼美月の「快投」に期待したいところか。打線でも「勝負どころ」で快打を連発する「キャプテン」井上葉菜の存在がカギを握る。井上葉菜が打つとチームが一気に活気づき、勢いづく。この「順位決定節」でも「第4節」のような「存在感」を見せつけることができるか、このあたりがこの試合の焦点となりそうだ。
 「交流節」の対戦では、井上葉菜、西村雛の2本の本塁打で3点を挙げ、3-1で靜甲 ソルフェジオが勝利しているが(「交流節」試合レポートはこちら)、「第66回全日本実業団女子選手権大会」(7月18日・19日、徳島県徳島市で開催)では、「決勝」で延長タイブレークの末、1-2のサヨナラ負けを喫している(試合詳報、決勝戦動画はこちら)。

 靜甲 ソルフェジオは大会2日目(10月31日/土)がダブルヘッダーとなり、まず第1試合で「サファイアセクション」1位の小泉病院 Blue Arrowsと対戦。今シーズン「交流節」での対戦はなかったが、「第66回全日本実業団女子選手権大会」の準々決勝で対戦。そのときには、近藤果音の本塁打等で8-1の6回コールドと圧勝している。
 最終戦は「プラチナセクション」2位のMORI ALL WAVE KANOYAと対戦。MORI ALL WAVE KANOYAとはレギュラーシーズン2度の対戦で1勝1敗。「第2節」の対戦では「主砲」小黒美空のタイムリーツーベースで先制しながら1―2と逆転負けを喫している(「第2節」試合レポートはこちら)。
 レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」では、「同率首位」に並ぶ「首位攻防戦」としての対戦が実現し、前述の通り、靜甲 ソルフェジオが「エース」と「キャプテンの活躍で2-0の完封勝利を収めている(「第4節」試合レポートはこちら)。
 どちらにしても、「順位決定節」Aブロックでの「日本リーグ優勝」をかけた戦いは、「連覇」を狙う靜甲 ソルフェジオを中心に回っていくことになるだろう。「優勝候補の大本命」の戦いに注目しよう!

「順位決定節」Aブロック 靜甲 ソルフェジオ 試合予定
10月30日(金)
対 大和電機 Blue Lakers(8勝5敗/「サファイアセクション」2位) ※9:30試合開始予定
10月31日(土)
対 小泉病院 Blue Arrows(8勝5敗/「サファイアセクション」1位) ※9:30試合開始予定
対 MORI ALL WAVE KANOYA(10勝3敗/「プラチナセクション2位) ※12:00試合開始予定
11月1日(日)
「3位決定戦」Aブロック3位 vs Aブロック4位 ※10:00試合開始予定
「優勝決定戦」Aブロック1位 vs Aブロック2位 ※12:30試合開始予定

「大事な試合」になればなるほど力を発揮する「エース」小井沼美月の快投に期待!


「勝負どころ」で快打を連発する「キャプテン」井上葉菜の存在も頼もしい


「連覇」へ……「優勝候補大本命」の戦いに注目!



8勝5敗「サファイアセクション」1位:小泉病院 Blue Arrows

2026「第3節」終了時点チーム成績
チーム防御率:3.38(3位)
奪三振:25(5位)
総失点:54(5位)
チーム打率:2割8分9厘(2位)
総得点:67(2位)
総本塁打:8(3位)
総失策:12(3位)
守備率:0.969(4位)
※( )内数字は「サファイアセクション」6チームでの順位を示す

 今シーズン開幕となる「第1節」で連勝。「開幕ダッシュ」に成功した小泉病院 Blue Arrowsは「第2節」を2勝1敗で乗り切り、サファイアセクション「2位」で「交流節」に臨み、「交流節」も2勝1敗。通算成績6勝2敗の「同率首位」で「第3節」を迎え、初戦のVONDS市原 Emerald Green戦で1-2のサヨナラ負けを喫し、続く平林金属 Peachblossoms戦も2回裏に4失点……苦しい試合展開を強いられたが、6-5の逆転勝ち。何とか逃げ切り、通算成績7勝3敗の「同率首位」でレギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」を迎えた。
 「第4節」では、初戦で7勝3敗の「同率首位」に並ぶペヤングとの「首位攻防戦」が組まれ、ペヤングが「エース」大橋歩実を欠いていたこともあり、12-2で大勝。この勝利で「単独首位」に立ち、首位の座は安泰……と思われたのだが、残り試合に「まさか……」の連敗。通算成績8勝5敗で大和電機 Blue Lakers、平林金属 Peachblossomsに「同率首位」に並びかけられるという「緊急事態」となったが、リーグ規程による「同率で並ぶチーム同士の直接対決の結果」で3勝1敗(大和電機 Blue Lakersとは1勝1敗、平林金属 Peachblossomsに2勝)となり、辛くもこの「大混戦」を制し、「サファイアセクション」1位で「日本リーグ優勝」のかかる「順位決定節」Aブロック進出を決めた。

 投手陣では「ルーキー」髙橋くるみが9試合・35回2/3を投げ、4勝2敗・防御率1.57。サファイアセクション投手成績ランキングのトップに立つ活躍で見せているが、「第4節」ではCitrine SHIMANE戦でリリーフに失敗。最終回、4本の長短打を浴び、4失点と「苦い経験」を味わっている。左腕・玉田彩音も「第3節」まで7試合・23回1/3を投げ、3勝1敗・防御率3.90と及第点の数字を残していたが、「第4節」最終戦の大和電機 Blue Lakers戦で先発し、7失点(自責点6)したのが響き、8試合・26イニングを投げ、3勝2敗・防御率5.12と大きく数字を落としてしまった。
 打線では、内山千彩貴が打率3割9分5厘・打点7とチームトップの打率を残し、橋本奈津紀も打率3割4分9厘・打点3と好調を持続。「キャプテン」上田爽樺も打率3割4分3厘・本塁打3・打点11の活躍でチームを引っ張っている。「ルーキー」相田くるみも打率3割1分7厘・本塁打3・打点11の好成績で大きな戦力となり、「主砲」泉野美音も打率3割6厘・本塁打2・打点7と「復調」の兆しを見せている。

 「順位決定節」Aブロックでは、初戦で「プラチナセクション」2位のMORI ALL WAVE KANOYAと対戦する。右の猩々紫月、左の竹原由菜と安定した投手力を誇り、チーム防御率は1.25。打線がこの投手陣をどう攻略するかがカギとなりそうだ。「交流節」での対戦では、先発・中嶋雪乃が立ち上がりからつかまってしまい、序盤で4失点。結局、0-5の完封負けを喫している(「交流節」試合レポートはこちら)。

 大会2日目(10月31日/土)がダブルヘッダーとなり、まず第1試合で「プラチナセクション」1位の靜甲 ソルフェジオと対戦。今シーズン、リーグでの対戦はなかったが、「第66回全日本実業団女子選手権大会」の準々決勝で対戦し、1-8と完敗。6回コールド負けを喫している。
 最終戦の相手は大和電機Blue Lakers。同じ「サファイアセクション」で最後まで激しい順位争いを展開した相手だ。最後は「直接対決」の勝敗の差で辛くも「1位」となってはいるが「第2節」での対戦は4-3のサヨナラ勝ち。守時瑞希の劇的なサヨナラ安打で勝利を収めているものの、試合内容は「互角」(「第2節」試合レポートはこちら)。  「第4節」の対戦では1-10と完敗を喫しているだけに、決して相性のよい相手とはいえないだろう(「第4節」試合レポートはこちら)。

 今シーズンの対戦成績やレギュラーシーズン「最終節」となった「第4節」での試合内容を見る限り、「順位決定節」Aブロックでの戦いは決して楽観できるものではなく、投打ともにシーズン終盤「失速気味」だったことを考えると、「第4節」の終了から「順位決定節」までに、チームをどこまで立て直しているかが「勝負」のポイントとなる。

 「大混戦」となった「サファイアセクション」で、最後まで「首位」の座を守り通した小泉病院 Blue Arrows。その「しぶとさ」で「順位決定節」Aブロックの戦いも生き残り、2023年以来となる「優勝決定戦」進出、そして「初」の「日本リーグ制覇」を成し遂げてもらいたいものである。

「順位決定節」Aブロック 小泉病院 Blue Arrows 試合予定
10月30日(金)
対 MORI ALL WAVE KANOYA(10勝3敗/「プラチナセクション」2位) ※12:00試合開始予定
10月31日(土)
対 靜甲 ソルフェジオ(11勝2敗/「プラチナセクション」1位) ※9:30試合開始予定
対 大和電機 Blue Lakers(8勝5敗/「サファイアセクション」2位) ※14:30試合開始予定
11月1日(日)
「3位決定戦」Aブロック3位 vs Aブロック4位 ※10:00試合開始予定
「優勝決定戦」Aブロック1位 vs Aブロック2位 ※12:30試合開始予定

投手陣の出来、踏ん張りがチーム浮沈のカギを握る


好調な打線の活躍で投手陣を援護できるか!?


2023年以来となる「優勝決定戦」進出を果たし、「念願」の日本リーグ優勝を手にできるか?!



10勝3敗「サファイアセクション」2位:MORI ALL WAVE KANOYA

2026「第4節」終了時点チーム成績
チーム防御率:1.25(2位)
奪三振:58(2位)
総失点:18(1位)
チーム打率:2割7分2厘(2位)
総得点:54(3位)
総本塁打:5(3位)
総失策:6(1位)
守備率:0.984(1位)
※( )内数字は「プラチナセクション」6チームでの順位を示す

 開幕「連勝」の順調なスタートを切ったMORI ALL WAVE KANOYAは、「第2節」を2勝1敗で乗り切り、通算成績4勝1敗とし、靜甲 ソルフェジオと「同率首位」ながら「直接対決」の勝敗の差(MORI ALL WAVE KANOYAが2-1で勝利)がモノをいい、プラチナセクション「1位」で「交流節」を迎え、「交流節」も2勝1敗。通算成績6勝2敗で「第3節」に臨むことになった。「第3節」では、初戦の花王コスメ小田原 フェニックス戦で苦戦を強いられ、新谷静のセンター前に運ぶタイムリーで逆転サヨナラ! 劇的勝利で「同率首位」の座を辛くも守ると、続く厚木SC戦は12安打・10得点の猛攻。連勝を飾り、「同率首位」のまま、レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」を迎えることになった。
 「第4節」は初戦で「同率首位」に並ぶ靜甲 ソルフェジオとの「首位攻防戦」を迎えたが、「ノーヒット・ノーラン」を達成される「屈辱」の敗戦で0-2の完封負け。続くYKK戦も敗れれば「同率」に並ばれ、しかも「直接対決」で連敗することになり、「順位逆転」「3位転落」の危機もあったが、この試合を5-1で勝利し、「プラチナセクション」2位の座を確保。最終戦も勝利で飾り、「日本リーグ優勝」をかけて戦う「順位決定節」Aブロック進出を決めた。

 投手陣は「百戦錬磨」のサウスポー・竹原由菜が10試合・41回1/3を投げ、6勝1敗・防御率1.18。2年目を迎えた猩々紫月が竹原由菜を上回る12試合に登板し、42イニングを投げ、4勝2敗・防御率1.33。左右のタイプの違うピッチャーを対戦相手や試合の状況によって使い分け、チーム防御率1.25(セクション2位)の安定した数字を残し、チームを支えている。
 打線では、藤田直(打率3割5分9厘・本塁打2・打点11)、鈴木真由子(打率3割4分3厘・打点6)の1・2番コンビが攻撃の「起点」となり、「右のパワーヒッター」佐々木桃花が打率3割8分7厘・打点4、「主砲」黒木ひらりが同じく打率3割8分7厘・本塁打1・打点7と「打線の中軸」が調子を上げてきている。

 「順位決定節」Aブロックでは、初戦で「サファイアセクション」1位の小泉病院 Blue Arrowsと対戦。「交流節」の対戦では、初回に藤田直のツーランホームランで先手を奪い、その後も着々と加点。竹原由菜、猩々紫月とつなぐ投手リレーで5-0の完封で勝利を収めている(「交流節」試合レポートはこちら)。

 MORI ALL WAVE KANOYAは、初日(10月30日/金)がダブルヘッダーとなり、続いて「サファイアセクション」2位の大和電機 Blue Lakersと対戦。大和電機 Blue Lakersとは今シーズンの対戦はないが、チーム打率3割5分2厘を誇る「強打」が売り物のチームを、竹原由菜、猩々紫月がいかに抑えるかが、この試合の大きな「焦点」となりそうだ。また、ダブルヘッダーの2試合目ということもあり、どのような投手起用にするか、このあたりも注目したいところだ。
 最終戦は「プラチナセクション」1位の靜甲 ソルフェジオとの対戦となる。第2節の対戦では藤田直、鈴木真由子の「1・2番コンビ」の活躍で2-1の逆転勝ち。「百選錬磨」のサウスポー・竹原由菜が先制こそ許したものの、靜甲 ソルフェジオ打線をわずか2安打に抑え込んでいる(「第2節」試合レポートはこちら)。
 レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」では、「同率首位」に並ぶ「首位攻防戦」として対戦。靜甲 ソルフェジオの「エース」小井沼美月に「ノーヒット・ノーラン」を達成されるという「屈辱」の敗戦で0-2の完封負けを喫している(「第4節」試合レポートはこちら)。

 「日本リーグ優勝」をかけた「順位決定節」Aブロックの戦いは、「連覇」を狙う靜甲 ソルフェジオを中心に進むことが予想されるが、「打倒・靜甲 ソルフェジオ」の1番手に挙げられるのは、このMORI ALL WAVE KANOYAだろう。ただ、「第4節」のように相手の「エース」に打線がノーヒットに抑え込まれてしまうようでは勝利は覚束ない。「打倒・靜甲 ソルフェジオ」を果たすには「エース」小井沼美月「攻略」が不可欠で、その「攻略法」を見出すことができないと「靜甲 ソルフェジオ有利」は動かない。

「順位決定節」MORI ALL WAVE KANOYA 試合予定
10月30日(金)
対 小泉病院 Blue Arrows(8勝5敗/「サファイアセクション」1位) ※12:00試合開始予定
対 大和電機 Blue Lakers(8勝5敗/「サファイアセクション」2位) ※14:30試合開始予定
10月31日(土)
対 靜甲 ソルフェジオ(11勝2敗/「プラチナセクション」1位) ※12:00試合開始予定
11月1日(日)
「3位決定戦」Aブロック3位 vs Aブロック4位 ※10:00試合開始予定
「優勝決定戦」Aブロック1位 vs Aブロック2位 ※12:30試合開始予定

「百戦錬磨」の竹原由菜。「伸び盛り」の猩々紫月。左右異なるタイプのピッチャーが揃う投手陣は強力


打線の奮起が「打倒・靜甲 ソルフェジオ」のカギを握る


「王座奪還」へ……「順位決定節」Aブロックでの戦いに注目!



8勝5敗「サファイアセクション」2位:大和電機 Blue Lakers

2026「第4節」終了時点チーム成績
チーム防御率:2.66(2位)
奪三振:46(2位)
総失点:39(1位)
チーム打率:3割5分2厘(1位)
総得点:54(3位)
総本塁打:5(3位)
総失策:6(1位)
守備率:0.984(1位)
※( )内数字は「サファイアセクション」6チームでの順位を示す

 大和電機 Blue Lakersは「第1節」1勝1敗のスタート。「第2節」を2勝1敗で乗り切り、通算成績3勝2敗。サファイアセクション「3位」で「交流節」に臨み、「交流節」は1勝2敗と負け越し。通算成績4勝4敗の「勝率5割」、「同率3位」で迎えた「第3節」は、初戦で「同率首位」に並ぶペヤングと対戦。二転三転の熱戦の末、北川あいのサヨナラのタイムリーで7-6と土壇場で試合をひっくり返し、逆転サヨナラ勝ち! 続くVONDS市原 Emerald Green戦は5-1で完勝。勝負どころの「第3節」で連勝を飾り、通算成績6勝4敗とし、「上位争い」に踏み止まった。
 レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」では、初戦のCitrine SHIMANE戦に1-0のサヨナラ勝ち。続く平林金属 Peachblossomsを1-3で落とし、最終戦の「首位」小泉病院 Blue Arrowsに勝たなければ「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出の可能性が消滅するという「大一番」を迎えた。この試合、大和電機 Blue Lakersは素晴らしい集中力を見せ、初回からエンジン全開! 矢崎月菜のタイムリーで先手を取ると、その後も容赦なく打ちまくり、16安打・10得点の猛攻で「首位」小泉病院 Blue Arrowsを撃破! この結果、小泉病院 Blue Arrows、大和電機 Blue Lakers、平林金属 Peachblossomsの3チームが「同率首位」に並び、リーグ規程により同率で並ぶ3チームの「直接対決」の結果で順位を決定。3勝1敗の小泉病院 Blue Arrowsが1位、2勝2敗の大和電機 Blue Lakersが2位、1勝3敗の平林金属 Peachblossomsが3位となり、順位が確定。大和電機 BlueLakersの「順位決定節」Aブロック進出が決まった。

 投手陣は今シーズン「移籍加入」した三堀茉莉愛が10試合・27回1/3を投げ、1勝0敗・防御率1.79。チームの「基本戦略」である継投策の重要な役割を担い、規定投球回数に到達した。「左のエース」斉藤未来は12試合・38イニングを投げ、5勝5敗・防御率3.50。木村美咲が規定投球回数未到達ながら8試合・21回1/3を投げ、2勝0敗・防御率2.26。この3人のピッチャーを対戦相手、試合の状況等を見極めながら継投し、シーズンを戦ってきた。
 打線も開幕当初は「本来の調子」ではなかったが、徐々に調子を上げ、チーム打率3割5分2厘(セクション1位)と「強打」の大和電機の「看板」に偽りのない成績・数字を残している。「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロックでも「打線爆発!」という試合展開となれば「大和電機のペース」ということになる。
「主砲」新海雪奈が打率4割7分1厘・本塁打3・打点5と「主砲」の名にふさわしい活躍を見せているが、それを凌ぐ好成績を残したのが長尾明奈。打率5割1分3厘・打点9の大活躍で「サファイアセクション」打撃成績ランキング「1位」に駆け上がる活躍。矢﨑月菜が打率4割6分3厘・打点8の堂々たる成績で続き、大和電機 Blue Lakers勢が「サファイアセクション」打撃ランキングの1~3位を独占した。小川瑠菜も打率4割6厘・打点4と当たっており、「キャプテン」堀川美瑠瑠が打率3割1分6厘・打点5と「3割超え」どころか、「5割超え」「4割超え」の打者がズラリと並ぶ打線は壮観にして強力。大和電機「らしく」ノリノリで派手に打ち勝つ試合展開に持ち込めれば、2022年以来となる「王座奪還」も夢でない。

 「順位決定節」Aブロックでは、初戦で「プラチナセクション」1位の靜甲 ソルフェジオと対戦する。「交流節」での対戦では1-3で敗れているものの(「交流節」試合レポートはこちら)、今夏の「第66回全日本実業団女子選手権大会」では決勝で顔を合わせ、延長タイブレークにもつれ込む熱戦の末、2-1のサヨナラ勝ち。「リベンジ」を果たし、3年ぶり3回目の優勝を手にした(大会結果詳報、決勝戦動画はこちら)。

 初日、ダブルヘッダーとなり、「プラチナセクション」2位・MORI ALL WAVE KANOYAとも対戦。MORI ALL WAVE KANOYAとは今シーズン対戦の機会がなかったが、経験豊富な竹原由菜、伸び盛りの猩々紫月と左右のタイプの異なるピッチャーを揃え、投手陣安定している。大和電機 Blue Lakersの「強力打線」がこれを攻略することができるか、そこがこの試合の大きなポイントになる。
 最終戦では「サファイアセクション」1位・小泉病院 Blue Arrowsと対戦する。レギュラーシーズンの対戦は1勝1敗。「第2節」の対戦では好ゲームを演じながらサヨナラ負け(「第2節」試合レポートはこちら)。「第4節」の対戦では前述の通り、10-1で大勝している(「第4節」試合レポートはこちら)。

 「順位」では小泉病院 Blue Arrowsが上だが、「何かやってくれそう」な期待感は大和電機 Blue Lakersの方が感じる。今夏の「第66回全日本実業団女子選手権大会」の制覇、「第3節」ペヤング戦での逆転劇、「第4節」チームの「命運」をかけた小泉病院 Blue Arrows戦の大勝……「勢い」のあるチームであり、「大きなこと」をやってくれる「予感」もある。2022年以来の「王座奪還」へ……チーム一丸、熱くなる!!!

「順位決定節」Aブロック 大和電機 Blue Lakers試合予定
10月30日(金)
対 靜甲 ソルフェジオ(11勝2敗/「プラチナセクション」1位) ※9:30試合開始予定
対 MORI ALL WAVE KANOYA(10勝3敗/「プラチナセクション」2位 ※14:30試合開始予定
10月31日(土)
対 小泉病院 Blue Arrows(8勝5敗/「サファイアセクション」2位) ※14:30試合開始予定
11月1日(日)
「3位決定戦」Aブロック3位 vs Aブロック4位 ※10:00試合開始予定
「優勝決定戦」Aブロック1位 vs Aブロック2位 ※12:30試合開始予定

投手陣の踏ん張りが「チーム躍進」のカギを握る


「強力打線」が売り物の大和電機 Blue Lakers。打って打って打ちまくれ!


2022年以来の「王座奪還」へ向け、チーム一丸! 燃え上がる!!



※サファイアセクションの画像・動画はすべてLMC(League Media Crew/リーグ メディア クルー)により撮影・提供していただいたものです


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