来る４月20日（土）・21日（日）、「第57回日本女子ソフトボールリーグ」が開幕！ 石川県金沢市・金沢市営専光寺ソフトボール場に日本女子ソフトボールリーグ所属の全12チームが一堂に会し、長いシーズンの幕が開き、熱戦の火蓋が切られることになる。
「サファイアセクション」では、前年度２位の小泉病院 Blue Arrowsを筆頭に、４位のMORI ALL WAVE KANOYA、６位の大和電機工業、８位の花王コスメ小田原 フェニックス、10位のＣｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya、12位のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校の６チームが２回総当たりのリーグ戦を行い、「プラチナセクション」との交流戦３試合の結果を加えた13試合の成績で順位を決定。１位・２位のチームが「日本リーグ優勝」をかけて戦う「Ａブロック」、３位・４位のチームが５位～８位を決定する「Ｂブロック」、５位・６位のチームが９位～12位を決定する「Ｃブロック」に振り分けられ、１回戦総当たりのリーグ戦を実施。そのリーグ戦順位に基づき、各ブロックの１位・２位、３位・４位のチームが対戦し、最終順位を決定する試合方式で覇が競われることになる。
ここでは「サファイアセクション」第１節の戦い、見どころを展望してみたい。
（2024「第57回日本女子ソフトボールリーグ」第１節サファイアセクション展望）
前年度２位：小泉病院 Blue Arrows（サファイアセクション２位／８勝５敗）
「第56回日本女子ソフトボールリーグ」サファイアセクション チーム成績
「サファイアセクション」では、前年度２位の小泉病院 Blue Arrowsを筆頭に、４位のMORI ALL WAVE KANOYA、６位の大和電機工業、８位の花王コスメ小田原 フェニックス、10位のＣｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya、12位のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校の６チームが２回総当たりのリーグ戦を行い、「プラチナセクション」との交流戦３試合の結果を加えた13試合の成績で順位を決定。１位・２位のチームが「日本リーグ優勝」をかけて戦う「Ａブロック」、３位・４位のチームが５位～８位を決定する「Ｂブロック」、５位・６位のチームが９位～12位を決定する「Ｃブロック」に振り分けられ、１回戦総当たりのリーグ戦を実施。そのリーグ戦順位に基づき、各ブロックの１位・２位、３位・４位のチームが対戦し、最終順位を決定する試合方式で覇が競われることになる。
ここでは「サファイアセクション」第１節の戦い、見どころを展望してみたい。
（2024「第57回日本女子ソフトボールリーグ」第１節サファイアセクション展望）
前年度２位：小泉病院 Blue Arrows（サファイアセクション２位／８勝５敗）
「第56回日本女子ソフトボールリーグ」サファイアセクション チーム成績
チーム防御率：2.44（２位）
奪三振：43（３位）
総失点：42（２位）
チーム打率：２割６分８厘（３位）
総得点：57（２位）
総本塁打：４（３位）
総失策：９（２位）
守備率：0.979（２位）
※（ ）内数字は「サファイアセクション」６チームでの順位を示す
奪三振：43（３位）
総失点：42（２位）
チーム打率：２割６分８厘（３位）
総得点：57（２位）
総本塁打：４（３位）
総失策：９（２位）
守備率：0.979（２位）
※（ ）内数字は「サファイアセクション」６チームでの順位を示す
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小泉病院 Blue Arrowsは昨シーズン、「サファイアセクション」８勝５敗の２位で「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Ａブロックに進出を決めた。 「順位決定節」Ａブロックでは、初戦で「優勝候補の大本命」に挙げられていた「プラチナセクション」１位のMORI ALL WAVE KANOYAを相手に、２回裏、ワイルドピッチと福元果葉のタイムリーで２点を先制！このリードを先発の「エース」原田悠から左腕・玉田彩音を挟み、再び「エース」原田悠を再出場・再登板させる投手リレーで最後まで守り抜き、２－０の完封勝利。続く「プラチナセクション」２位・ＶＯＮＤＳ市原との対戦も「エース」原田悠の力投で２－０の完封！ 「プラチナセクション」１位・２位のチームを撃破し、最終戦の「サファイアセクション」１位・靜甲戦を１－４で落としたものの、「優勝決定戦」進出を決めた。 「優勝決定戦」では、その靜甲と再戦。この試合でも「エース」原田悠が好投。息詰まる投手戦を演じたのだが……６回裏、「ＭＶＰ」を獲得した井上葉菜の「一発」に沈み、０－１で惜敗。あと一歩及ばず……優勝を逃してしまった。 投手陣の中心は今シーズンも原田悠。10試合・62回1/3を投げ、防御率1.35・５勝４敗・奪三振29の成績を残し、「順位決定節」でも２勝を挙げ、チームを２位まで引き上げる立役者となった。 打線では、立川夏波が打率４割２分４厘・打点４とハイアベレージを残しており、「キャプテン」佐々木彩葉も打率３割８分９厘・打点４の活躍でチームを引っ張った。打率３割３分３厘・本塁打１・打点９の「ポイントゲッター」井田芽衣、打率３割２分３厘・打点３と活躍で打線の「つなぎ役」となった穐山奈央も健在。ジュニア時代に「日本代表」として「世界一」となった経歴を持つ「コーチ」の山下りらも再び「選手登録」する等、打線は充実。「エース」原田悠をしっかりと援護してくれそうだ。 昨シーズン、勝負どころの「第３節」「第４節」を５連勝で駆け抜けた「勝負強さ」。「順位決定節」での快進撃が再現できれば……「あと一歩」のところで逃してしまった「日本リーグ優勝」という大きな「忘れ物」を手にすることができるはずである。 この「第１節」では、開幕初戦で常に「優勝候補」に挙げられる「強豪」MORI ALL WAVE KANOYAとの対戦が組まれ、第２戦は一昨年の「覇者」大和電機工業との対戦が組まれている。開幕早々、小泉病院 Blue Arrowsの「真価」と「進化」が問われる対戦が続く。この「第１節」をどう乗り切るか!? 「サファイアセクション」の今後を占う意味でも重要な対戦となる。 「サファイアセクション」第１節 小泉病院 Blue Arrows 試合予定 ４月20日（土） 対 MORI ALL WAVE KANOYA（前年４位／12:30試合開始予定） ４月21日（日） 対 大和電機工業（前年６位／15:00試合開始予定） |
 「前年度準優勝」小泉病院 Blue Arrows。昨シーズンの「忘れ物」を取りに……今年こそ「日本リーグ優勝」 |
前年度４位：MORI ALL WAVE KANOYA（プラチナセクション１位／11勝２敗）
「第56回日本女子ソフトボールリーグ」プラチナセクション チーム成績
チーム防御率：1.37（１位）
奪三振：88（１位）
総失点：30（２位）
チーム打率：３割７分２厘（１位）
総得点：83（１位）
総本塁打：13（１位）
総失策：11（４位）
守備率：0.972（４位）
※（ ）内数字は「プラチナセクション」６チームでの順位を示す
奪三振：88（１位）
総失点：30（２位）
チーム打率：３割７分２厘（１位）
総得点：83（１位）
総本塁打：13（１位）
総失策：11（４位）
守備率：0.972（４位）
※（ ）内数字は「プラチナセクション」６チームでの順位を示す
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昨シーズン、「プラチナセクション」で11勝２敗。ＶＯＮＤＳ市原と「同率」ではあったものの、「直接対決」における「得失点差」でかわし、「プラチナセクション」１位で「順位決定節」Ａブロック進出を決めた。 レギュラーシーズンの投打の数字を見る限り「圧倒的」で、「優勝候補の大本命」と目されていたが……「順位決定節」Ａブロックの初戦、「サファイアセクション」２位の小泉病院 Blue Arrowsに０－２の完封負け。これで投打の歯車が狂ったか、続く「サファイアセクション」１位・靜甲との「生き残り」をかけた「大事な一戦」も３点をリードしながら、そのリードを守り切れず、「まさか……」の逆転負け。最終戦の「プラチナセクション」２位・ＶＯＮＤＳ市原との対戦には７－５で勝利したものの、時すでに遅く……「優勝候補」に挙げられながら、２年連続で「優勝決定戦」進出を逃してしまった。 この結果が尾を引いたか……ＶＯＮＤＳ市原との「３位決定戦」も０－３の完封負け。最終順位４位でシーズンを終える結果となってしまった。 投手陣は昨シーズン12試合・44回1/3を投げ、８勝（１敗）を挙げ、防御率0.32と抜群の安定感を誇った「エース」中野花菜、「投打二刀流」の左腕・竹原由菜が健在（11試合・35回1/3に登板。３勝１敗・防御率1.98）と「左右の二枚看板」が揃う投手陣はチーム防御率1.37と他の追随を許さぬ「断トツ」の数字・成績を残している。ここにＶＯＮＤＳ市原から移籍した山本優花（５試合・24イニングを投げ、３勝０敗・防御率2.33・奪三振10）が加わり、さらに「盤石」の布陣が整った。 打線は打率５割６分３厘・本塁打６・打点16と大活躍を見せた二冠王（打率・本塁打はトップ、打点は１打点差で２位）上村麗が抜けたのは痛いが、打率５割・本塁打２・打点12の領家妃奈、打率４割８分６厘・本塁打２・打点14の「投打二刀流」竹原由菜が健在。今シーズンから「キャプテン」を務める永山愛実（打率３割９分４厘・打点４）、福元彩未（打率３割４分９厘・本塁打１・打点８）と多彩なタレントが揃い、ＶＯＮＤＳ市原から移籍の鈴木真由子（打率２割７分３厘・打点４）も楽しみな存在。昨シーズン、チーム打率３割７分２厘、チーム総本塁打13本、総得点83と猛威を振るった打線を維持できれば、今シーズンも「優勝候補」であることは間違いない。 気がかりなのは、これだけ「圧倒的」な数字を残していながら、一昨年、昨年と２年連続で「優勝決定戦」進出すら果たせていない「勝負弱さ」だ。普通にやれば……「日本リーグ優勝」に「一番近いチーム」であることは間違いない。 「第１節」では開幕戦でいきなり昨シーズン「日本リーグ優勝」を阻まれるキッカケとなった「因縁の相手」小泉病院 Blue Arrowsとの対戦が組まれている。この試合に勝ち、続くＣｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya戦もモノにできれば……開幕ダッシュで勢いをつけ、「三度目の正直」今シーズンこそ「頂点」に立つ姿が見られるのではないだろうか。 「サファイアセクション」第１節 MORI ALL WAVE KANOYA 試合予定 ４月20日（土） 対 小泉病院 Blue Arrows（前年度２位／12:30試合開始予定） ４月21日（日） 対 Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya（前年度10位／10:00試合開始予定） |
 「前年度４位」MORI ALL WAVE KANOYA。万年「優勝候補」返上！ 日本リーグ制覇に燃える！！ |
前年度６位：大和電機工業（プラチナセクション３位／９勝４敗）
「第56回日本女子ソフトボールリーグ」プラチナセクション チーム成績
チーム防御率：2.38（３位）
奪三振：54（４位）
総失点：39（３位）
チーム打率：３割１分９厘（２位）
総得点：72（２位）
総本塁打：12（２位）
総失策：７（１位）
守備率：0.982（１位）
※（ ）内数字は「プラチナセクション」６チームでの順位を示す
奪三振：54（４位）
総失点：39（３位）
チーム打率：３割１分９厘（２位）
総得点：72（２位）
総本塁打：12（２位）
総失策：７（１位）
守備率：0.982（１位）
※（ ）内数字は「プラチナセクション」６チームでの順位を示す
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一昨年「日本リーグの頂点」に立ち、昨シーズンは「連覇」を狙った大和電機工業だが……「プラチナセクション」９勝４敗の３位に終わり、「日本リーグ優勝」を争うＡブロック進出を逃し、その時点で「連覇」の夢は潰えてしまった。 失意のまま臨んだ「順位決定節」Ｂブロックでは、初戦の「サファイアセクション」４位の平林金属 Peachblossoms戦に11－２で大勝し、続く「サファイアセクション」３位・ＹＫＫ戦も５－０で完勝。「格の違い」を見せつけたかに見えたが……最終戦の「プラチナセクション」４位の花王コスメ小田原 フェニックス戦を１－３で落とし、「５位決定戦」でもＹＫＫに１－２で敗れ、最終順位６位で終戦。どこか「消化不良」「不完全燃焼」で終わったシーズンだった。 投手陣では、「左腕」斉藤未来が11試合・36イニングを投げ、５勝０敗・防御率2.14・奪三振21と奮闘したが、チームの「大黒柱」大串都未希が12試合・36回2/3を投げ、３勝３敗・防御率2.10・奪三振22と「貯金」を作れず……「連覇」を逃す一因を作ってしまった。 打線でも一昨年「ＭＶＰ」を獲得した「打線の中軸」新海雪奈がケガのため、シーズン途中で戦線離脱。「交流節」終了時点で打率５割２分９厘・本塁打２・打点７の好成績を残していただけに……その影響はやはり大きかった。 それでも上原彩瑛が打率４割７分７厘・本塁打５・打点17と大活躍を見せてくれたが、打率３割６分４厘・本塁打５・打点15の「主砲」堀あかねが抜けただけに、新海雪奈の「復活」とそれに続く「新たな存在」の出現がチーム浮沈のカギを握りそうだ。 昨シーズン、チーム打率３割１分９厘を残した「強打」のチーム・大和電機工業の「カラー」を今シーズンも「継続」できるか……「王座奪還」へ向け、チームの立て直しを図ってもらいたいところだ。 第１節では開幕初戦で花王コスメ小田原 フェニックス、第２戦で小泉病院 Blue Arrowsと対戦。一昨年の「快進撃」を再現し、「王座奪還」を果たすためには「開幕ダッシュ」は必要不可欠。今シーズンも「大和電機工業らしく」豪快な戦いを見せてくれることを期待したい。 「サファイアセクション」第１節 大和電機工業 試合予定 ４月20日（土） 対 花王コスメ小田原 フェニックス（前年度８位／15:00試合開始予定） ４月21日（日） 対 小泉病院 Blue Arrows（前年度２位／15:00試合開始予定） |
 「前年度６位」大和電機工業。一昨年の「覇者」、「王座奪還」へ……虎視眈々！ |
前年度８位：花王コスメ小田原 フェニックス（プラチナセクション４位／５勝８敗）
「第56回日本女子ソフトボールリーグ」プラチナセクション チーム成績
チーム防御率：3.78（５位）
奪三振：61（３位）
総失点：57（５位）
チーム打率：２割４分６厘（５位）
総得点：41（４位）
総本塁打：１（４位）
総失策：９（３位）
守備率：0.977（２位）
※（ ）内数字は「プラチナセクション」６チームでの順位を示す
奪三振：61（３位）
総失点：57（５位）
チーム打率：２割４分６厘（５位）
総得点：41（４位）
総本塁打：１（４位）
総失策：９（３位）
守備率：0.977（２位）
※（ ）内数字は「プラチナセクション」６チームでの順位を示す
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昨シーズンの花王コスメ小田原 フェニックスは「プラチナセクション」４位とはいえ、上位３チームから大きく引き離され、勝率も５割を切る（５勝８敗）等、精彩を欠く成績に終わってしまった。 「順位決定節」Ｂブロックでは、初戦の「サファイアセクション」３位・ＹＫＫに３－７で敗れ、「サファイアセクション」４位・平林金属 Peachblossomsにも１－３で敗れ、連敗。最終戦の「プラチナセクション」３位・大和電機工業には３－１で勝利を収めたものの、「７位決定戦」の平林金属 Peachblossoms戦は初回に２点を先制しながら２－４の逆転負け。最終順位８位でシーズンを終えた。 昨シーズン全試合（13試合）、48回1/3に登板し、４勝６敗・防御率4.49・奪三振29と奮闘した「エース」朝比奈さくらが抜け、昨シーズンから加入した小森美咲も11試合・29回2/3に登板。防御率2.83と安定したピッチングは見せたものの、「勝ち星なし」に終わった。「ＪＤ.リーグ」日本精工 ブレイブベアリーズから移籍した栗原ななみ、ペヤングから移籍した星野圭音がどこまで「戦力」になってくれるか……投手陣は「未知数」な部分が多い。 打線は岡田南（打率３割４分１厘・打点６）、移籍加入した酒井啓名（打率３割３分３厘・打点４）、鈴木未空（打率３割８厘・打点２）の「３割打者」はいるものの、得点力不足・長打力不足は否めず……昨シーズン「プラチナセクション」の上位チームからは１勝も挙げることができなかった一因となってしまった。 「順位決定節」でも、大和電機工業には勝ったものの、すでに順位が確定した後のリーグ戦最終戦での勝利であったことを考えると、そのあたりはかなり差し引いて考える必要がある。「順位決定節」Ｂブロックでは「最下位」であった「現実」をしっかりと受け止め、その「反省」「課題」を今シーズンにつなげていかなくてはならない。 第１節では、その大和電機工業と開幕初戦で対戦する。この試合に勝って「勢い」に乗れれば、続くルネス紅葉スポーツ柔整専門学校との対戦にも勝利し、開幕「連勝」スタートも夢ではない。「上位進出」を狙うためにも……この第１節での戦いが重要な意味を持つ。 「サファイアセクション」第１節 花王コスメ小田原 フェニックス 試合予定 ４月20日（土） 対 大和電機工業（前年度６位／15:00試合開始予定） ４月21日（日） 対 ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校（前年度12位／12:30試合開始予定） |
 「前年度８位」花王コスメ小田原 フェニックス。「エース候補」として小森美咲の右腕に期待がかかる |
前年度10位：Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya（サファイアセクション５位／５勝８敗）
「第56回日本女子ソフトボールリーグ」サファイアセクション チーム成績
チーム防御率：3.82（５位）
奪三振：33（４位）
総失点：53（５位）
チーム打率：２割６分２厘（４位）
総得点：44（５位）
総本塁打：０（６位）
総失策：９（２位）
守備率：0.977（３位）
※（ ）内数字は「サファイアセクション」６チームでの順位を示す
奪三振：33（４位）
総失点：53（５位）
チーム打率：２割６分２厘（４位）
総得点：44（５位）
総本塁打：０（６位）
総失策：９（２位）
守備率：0.977（３位）
※（ ）内数字は「サファイアセクション」６チームでの順位を示す
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Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiyaは昨シーズン、通算成績５勝８敗。「サファイアセクション」５位でレギュラーシーズンを終えた。 「順位決定節」Ｃブロックでは、初戦で「プラチナセクション」最下位のペヤングと対戦。４－３の1点差で振り切り、続く「プラチナセクション」５位の厚木ＳＣ戦は初回に２点を先制され、一度は同点に追いついたものの、終盤突き放され、２－６の敗戦。最終戦の「サファイアセクション」最下位のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦は一時１点差に追い上げられながらも８－４と突き放し、「９位決定戦」へ駒を進めた。 「９位決定戦」では厚木ＳＣと対戦し、４回裏に１点を先制しながら投手陣が踏ん張れず、終わってみれば１－７で大敗。最終順位は10位に終わった。 投手陣では阿蘓七瑚が規定投球回数に到達。８試合に登板し、38回1/3を投げ、２勝３敗・防御率2.01・奪三振14。川原麻里（８試合・24イニングを投げ、１勝４敗・防御率7.58・奪三振７）、小林夏希（５試合・８回2/3を投げ、１勝０敗・防御率3.23・奪三振４）、山下紗季（８試合・17イニングを投げ、１勝１敗・防御率2.88・奪三振８）と３投手が１勝を挙げているが、「軸」となる投手が定まらず、「エース不在」のシーズンであったことを成績・数字が物語っている。 打線では仁科芽惟が打率３割４分１厘・打点９の活躍。奥村涼も打率３割（打率３割８厘・打点４）を超えたが、チーム総本塁打は「０」と爆発力・破壊力に欠けた感は否めない。 一昨年はＡブロックに残り、最後まで優勝争いを演じた「実力派」のチーム。今シーズンは再び「上位争い」を演じ、リーグを盛り上げてほしい。 第１節では初戦が「２年連続最下位」のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校との対戦。この試合を確実に勝ち、第２戦に組まれた「常に優勝候補に挙げられる強豪」MORI ALL WAVE KANOYAとの対戦に「勢い」をつけて臨みたいところ。今シーズンの「巻き返し」に期待しよう！「サファイアセクション」第１節 Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya 試合予定 ４月20日（土） 対 ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校（前年度12位／10:00試合開始予定） ４月21日（日） 対 MORI ALL WAVE KANOYA（前年度４位／10:00試合開始予定） |
 「前年度10位」Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya。決して力のないチームではない！ 今シーズンは巻き返しを図る！！ |
前年度12位：ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校（サファイアセクション６位／０勝13敗 ）
「第56回日本女子ソフトボールリーグ」サファイアセクション チーム成績
チーム防御率：8.67（６位）
奪三振：18（６位）
総失点：126（６位）
チーム打率：２割２分８厘（６位）
総得点：23（６位）
総本塁打：２（５位）
総失策：14（５位）
守備率：0.962（６位）
※（ ）内数字は「サファイアセクション」６チームでの順位を示す
奪三振：18（６位）
総失点：126（６位）
チーム打率：２割２分８厘（６位）
総得点：23（６位）
総本塁打：２（５位）
総失策：14（５位）
守備率：0.962（６位）
※（ ）内数字は「サファイアセクション」６チームでの順位を示す
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ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校は開幕からレギュラーシーズン終了まで、勝ち星なしの13連敗に終わってしまった。 「順位決定節」Ｃブロックでは、初戦の「プラチナセクション」５位・厚木ＳＣ戦は１－11で大敗したものの、続く「プラチナセクション」最下位・ペヤングとの対戦は、６－０の完封勝利。15試合目にして嬉しいシーズン「初勝利」を挙げた。最終戦の「サファイアセクション」５位・Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya戦も１点差まで追い上げる場面もあったが……終盤突き放され、惜しくも４－８で敗れ、「11位決定戦」でペヤングとの対戦に臨んだ。 ペヤングとの一戦は、初回に４点を失う苦しい試合展開となりながらも、その直後の２回表、一挙４点を返し、４－４の同点に……そこからジリジリと引き離され、５－７で敗れはしたが「次なるシーズン」に期待と希望をつなぐ戦いを「順位決定節」では見せてくれた。 「課題」の投手陣、「エース不在」は昨シーズン全12チーム中、唯一、規定投球回数に達する投手がいなかったという「事実」「現実」がそれを物語っている。結局、試合を任せられるだけのピッチャーがおらず、小林美紅が11試合・28回を投げ、０勝３敗・防御率8.75・奪三振７、植田七菜が10試合・28回を投げ、０勝８敗・防御率10.25・奪三振６といずれも「決め手」を欠いた。「順位決定節」で昨シーズン一番多くの「登板機会」を与えられていた植田七菜が、ペヤング戦で8安打されながらも最後まで得点を許さず完封。この「１勝」は今シーズンに向けた「大きな希望」となるのではないだろうか。 打線では、打率３割５分７厘・打点１の活躍を見せた松田采弓が花王コスメ小田原フェニックスに移籍。２割８分６厘・本塁打１・打点３の内藤さくらもＣｉｔｒｉｎｅ Ichinomiyaに移籍する等、「専門学校」という特殊なチーム事情もあり、選手の入れ替わりが激しくのは致し方ないところ。 「打線の軸」として活躍した選手たちが軒並み抜けてしまったのは大きな痛手だが、打率３割には届かなかったものの、２割９分４厘・打点３の活躍を見せた望月紀佑、「新キャプテン」に就任した木下奈津（打率２割７分３厘）らに期待したいところだ。 第１節では、初戦でＣｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya、第２戦で花王コスメ小田原 フェニックスとの対戦が組まれた。投打ともに「未知数」な部分は多いが、裏を返せば、それだけの「伸びしろ」が残されている……ということでもある。若さの「無限の可能性」に期待しよう！ 「サファイアセクション」第１節 ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校 試合予定 ４月20日（土） 対 Ｃｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya（前年度10位／10:00試合開始予定） ４月21日（日） 対 花王コスメ小田原 フェニックス（前年度８位／12:30試合開始予定） |
 「前年度12位」ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校。まずはシーズン「１勝」、最下位脱出をめざす！！ |
