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サファイア 順位決定節 2025年11月02日(日)大和電機工業 VS YKK

大和電機工業
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | R | ||
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| YKK | |||||||||||||||
| 大和電機 |
2025年11月02日(日) 12:00 知覧平和公園 多目的球場

YKK
| RESULT | REPORT | |||||||||||||||
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《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第58回日本女子ソフトボールリーグ」順位決定節は、大会初日(10月31日/金)悪天候のため、雨天・順延となった試合が、この日(11月2日/日)実施された。 「プラチナセクション」1位・2位、「サファイアセクション」1位・2位のチームにより「日本リーグ優勝」が争われる「順位決定節」Aブロック。4チームによる1回総当たりのリーグ戦2日目・第2試合は、前日(11月1日/土)のダブルヘッダーに連敗。この日の第1試合でVONDS市原 Emerald Greenが、ここまで「全勝」の靜甲を破ったことで「優勝決定戦」進出の可能性が消滅した(靜甲が3戦全勝となり、他の3チームが1勝2敗の2位に並ぶ可能性がなくなった)「サファイアセクション」1位・YKKと、前日の「プラチナセクション」1位・靜甲との対戦に0−7と完敗した「プラチナセクション」2位・大和電機 Blue Lakersが対戦した。 先攻のYKKは初回、大和電機 Blue Lakers・先発の斉藤未来の立ち上がりをとらえ、1番・東郷佑実がセンター前ヒットを放ち、出塁。犠打で確実に走者を進めた後、3番・宮坂佑希が二遊間を抜くタイムリー! まず1点を先制し、相手守備の乱れもあり、さらに1点を追加。初回に2点を先制した。 ![]() (※YKKは初回、宮坂佑希のタイムリー等で2点を先制!) 「優勝決定戦」進出には、残り2試合「連勝」が絶対条件であり、この試合を落とすと、その可能性が消滅してしまう大和電機 Blue Lakersもすぐに反撃。その裏、YKKの先発・室山凛を攻め、3番・矢﨑月菜が死球で出塁すると、すかさず盗塁。得点圏に走者を進め、4番・新海雪奈が右中間へタイムリー! 二塁走者を迎え入れ、1点を返した。 YKKはその直後の2回表、四球で出塁した走者が2つの内野ゴロの間に三塁まで進み、1番・東郷佑実がセンター前へタイムリーを放ち、1点を追加。3-1と再び2点差にリードを広げた。 「後がない」大和電機 Blue Lakersも必死の反撃。3回裏に相手守備の乱れに乗じて1点を返し、再び1点差に詰め寄り、続く4回裏には四球で出塁した走者が二盗、三盗を決め、三塁まで進塁すると、8番・宮崎遥希がヒットエンドランを決め、三塁走者が生還。3-3の同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。 しかし、それも束の間、3−3の同点に追いついた直後の5回表、YKKが安打、敵失等で一死二・三塁のチャンスをつかみ、6番・前田あみのセカンドゴロの間に三塁走者が還り、4−3と1点を勝ち越し。最終回にも一死から4番・大内麻里奈が右中間三塁打。この試合、5番に入った「監督兼任」の青木千秋がライトフェンス際まで運ぶ犠牲フライを打ち上げ、三塁走者を迎え入れ、5−3と2点のリードを奪った。 「優勝決定戦」進出に「執念」を燃やす大和電機 Blue Lakersも最後まで粘り、9番・古賀藍奈がピッチャー強襲安打で出塁。すかさず二塁盗塁を仕掛け、これが捕手の悪送球を誘い、三塁まで進塁し、無死三塁。1番・原野柚希のレフトへの犠牲フライで三塁走者が還り、1点差に迫り、2番・長尾明奈がフルカウントまで粘り、四球で出塁。再び一塁走者が二塁へ盗塁し、「一打同点」の場面を作ったが……後続がショートゴロ、空振り三振に倒れ、試合終了! 4−5の1点差で敗れ、勝ち星なしで2敗目を喫し、「優勝決定戦」進出の可能性が消えてしまった。 ![]() (※「一打同点」のチャンスで「主砲」が空振り三振……思わず天を仰ぐ) 勝ったYKKは1勝2敗。すでに「優勝決定戦」進出が消えた試合で「意地」を見せたともいえるが……戦前、不安視されていた優勝争いの「経験のなさ」が露呈し、「本来の力」を発揮し切れぬまま、「3位決定戦」へ回ることになった。 | |||||||||||||||