サファイア 第４節 2025年10月10日（金）厚木ＳＣ VS ペヤング

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【厚木ＳＣ】鈴木 心菜
敗戦投手【ペヤング】平山 綾乃
打撃成績 【ペヤング】　
【厚木ＳＣ】《三》八黄地 麻衣
バッテリー
ペヤング齋藤 南美、●平山 綾乃－西本 真愛、藤井 杏朱
厚木ＳＣ古本 緋里、○鈴木 心菜－八黄地 麻衣

《本》:本塁打　《三》：三塁打　《二》：二塁打

　「第58回日本ソフトボールリーグ」第４節・サファイアセクションは岡山県新見市憩・憩いとふれあいの公園ピオーネ球場を会場に開催され、第１日・第３試合は、第３節終了時点で通算成績２勝８敗で５位の厚木ＳＣと、ここまで１勝９敗で最下位のペヤングが対戦した。

　ペヤングは２回表、厚木ＳＣの先発・古本緋里を攻め、この回先頭の４番・西本真愛がレフト前ヒットで出塁。この後、古本緋里が突然コントロールを乱し、３四球で押し出し。たまらず厚木ＳＣベンチが動き、鈴木心菜に交代させたが、その鈴木心菜が９番・齋藤実優にセンター前に運ばれ、この回２点目。ペヤングが２点を先制し、試合の主導権を握った。
　ペヤングは４回表にも、７番・伊藤千夏が安打で出塁し、一死後、二塁盗塁に成功。次打者のセカンドゴロの間に三塁へ進塁し、ワイルドピッチで生還。この回１点を追加し、３点差にリードを広げた。

（※序盤、ペヤングが有利に試合を進めていたが……）

　３点を追う厚木ＳＣは５回裏にようやく反撃。ペヤングの先発・齋藤南美をとらえ、敵失で出塁した走者を犠打で二塁へ進め、１番・八黄地麻衣の適時三塁打でまず１点を返し、２番・小川原結が死球で出塁し、すかさず盗塁。一死二・三塁の「一打同点」のチャンスを作ると、３番・木下奈津のセンターへの犠牲フライ、４番・小山優理のタイムリーで３－３の同点に追いついた。

　３－３の同点のまま、両チーム一歩も譲らず、試合は延長タイブレークへともつれ込み、８回表・裏は両チーム得点なく、９回表、ペヤングはタイブレークの走者を犠打で三塁まで進めたものの、後続が連続三振で得点ならず……。
　その裏、厚木ＳＣは８番・加藤花澄のセカンドゴロでタイブレークの走者を三塁へ進め、８番・齋藤愛里のファーストへの当たりが内野安打となり、三塁走者がサヨナラのホームイン！　厚木ＳＣが劇的なサヨナラで粘るペヤングを振り切り、４－３で勝利を収め、通算成績を３勝８敗とした。

（※厚木ＳＣが延長タイブレークにもつれ込む熱戦を制し、３勝目）

　敗れたペヤングは１勝10敗。試合中盤まで３点のリードを奪い、今シーズン「２勝目」「最下位脱出」なるかと思われたが……同点に追いつかれ、延長タイブレークの末にサヨナラ負け。惜しい試合を落としてしまった。

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