サファイア 第2節 20250518日()小泉病院 VS 平林金属

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【平林金属】伊藝 優良
敗戦投手【小泉病院】川村 まつり
打撃成績 【平林金属】《三》今田 弥里《二》今田 弥里、行武 唯華
【小泉病院】《三》橋本 奈津紀
バッテリー
平林金属○伊藝 優良、勝田 日菜子、橋口 紫織-橋本 楓
小泉病院●川村 まつり、中嶋 雪乃、杉本 詩菜、玉田 彩音-泉野 美音

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第58回日本女子ソフトボールリーグ」第2節・サファイアセクションは、山形県山形市・きらやかスタジアムを会場に開催され、前日(17日/土)が悪天候により中止となり、雨天順延を挟んで、この第3日を迎えた。第3日第1試合は、今節初戦のVONDS市原 Emerald Green戦で先発・橋口紫織が4回途中までに9失点。打線は4点を返したが、序盤の大量失点が重くのしかかり、4-9で敗戦。開幕から3連敗と苦しんでいる平林金属 Peachblossomsと、同じく今節初戦のYKK戦に4-3で辛勝。この「全勝対決」に勝利し、サファイアセクション「単独首位」に躍り出た小泉病院 Blue Arrowsが対戦した。

  平林金属 Peachblossomsは2回表、3連続四死球で無死満塁の絶好機をつかむと、7番・本山水月がレフトへきっちりと犠牲フライを打ち上げ、三塁走者がホームイン。二死後、9番・原陽羅の死球で再び満塁のチャンスを迎え、1番・今田弥里が右中間を破る適時三塁打を放ち、満塁の走者を一掃! さらに2番・大山秋歩の三遊間をしぶとく抜く適時打で三塁走者が還り、この回一挙5点を先制。試合の主導権を握った。

(※「ルーキー」今田弥里が満塁の走者を一掃するタイムリースリーベースを放つ!)

 平林金属 Peachblossomsは1点を返され、迎えた4回表にもこの回先頭の8番・三田南菜が右前安打で出塁し、一死後、1番・今田弥里の一・二塁間を抜けた打球が二塁打となり、二・三塁とチャンスを広げ、2番・大山秋歩のレフトへのファウルフライが犠牲フライとなり、三塁走者が生還。1点を追加し、6-1とリードを広げ、「今シーズン初勝利」をグッと引き寄せた。

 小泉病院 Blue Arrowsは6回裏、この回先頭の2番・橋本奈津紀、3番・守時瑞希の連打と盗塁で無死二・三塁の反撃機を得ると、一死後、5番・野脇瑠奈の中前適時打で1点を返し、二死一・三塁となった後、7番・上田爽樺の右前適時打でこの回2点目。さらに連続四死球で押し出しの1点を加え、この回3点を返したが、猛追及ばず。4-6で敗れ、今シーズン初黒星を喫し、通算成績3勝1敗となった。

(※序盤の大量失点が響き、今シーズン初黒星を喫した小泉病院 Blue Arrows)

 勝った平林金属 Peachblossomsは、嬉しい「今シーズン初勝利」。先発・伊藝優良が小泉病院 Blue Arrowsの好調な打線を5回まで3安打・1失点に抑え、2番手・勝田日菜子も6回裏、1点を失い、なお一死一・三塁の場面でリリーフし、2点差まで迫られたものの、何とかリードを保ったまま、バトンをつなぎ、最終回はDP・橋口紫織がピッチャーの守備を兼ねて登板。小泉病院 Blue Arrowsの最後の攻撃を三者凡退に打ち取り、「6-4で逃げ切り。単独首位」に立っていた小泉病院 Blue Arrowsに今シーズン初の土をつけ、平林金属 Peachblossomsが今シーズン初の勝利を手にした。

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