プラチナ 順位決定節 2025年11月03日（月）花王コスメ小田原 VS 小泉病院

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【花王コスメ】小林 彩絵
敗戦投手【小泉病院】玉田 彩音
打撃成績 【小泉病院】　
【花王コスメ】《二》岡田 南、山岡 未歩
バッテリー
小泉病院中嶋 雪乃、川村 まつり、●玉田 彩音、仙波 クリスタル紗良－佐々木 彩葉
花王コスメ栗原 ななみ、○小林 彩絵、栗原 ななみ－荻野 真鈴

《本》:本塁打　《三》：三塁打　《二》：二塁打

　「第58回日本女子ソフトボールリーグ」順位決定節は、大会初日（10月31日／金）悪天候のため、雨天・順延となり、11月１日（土）・２日（日）にＡブロック・Ｂブロック・Ｃブロックに分かれ、１回総当たりのリーグ戦を実施。予備日（第４日）の11月３日（月・祝）、そのリーグ戦の順位に基づき、「最終順位決定戦」が行われた。

　「プラチナセクション」３位・４位、「サファイアセクション」３位・４位のチームにより「５位～８位」を決定する「順位決定節」Ｂブロックは、１回総当たりのリーグ戦の結果、３戦全勝の花王コスメ小田原 フェニックス（プラチナセクション４位）が１位、２勝１敗の小泉病院 Blue Arrows（サファイアセクション３位）が２位、１勝２敗のMORI ALL WAVE KANOYA（プラチナセクション３位）が３位、３戦全敗の平林金属 Peachblossoms（サファイアセクション４位）が４位となり、この日のＢブロック・第２試合は「５位決定戦」が行われ、１位の花王コスメ小田原 フェニックスと２位の小泉病院 Blue Arrowsが「５位」の座をかけ、対戦した。

　先攻の花王コスメ小田原 フェニックスは初回、小泉病院 Blue Arrowsの先発・中嶋雪乃の立ち上がりをとらえ、一死から２番・岡田南が安打で出塁し、二死後、二塁盗塁を成功させ、得点圏に走者を進め、４番・山岡未歩が一・二塁間を抜くタイムリー！　初回に１点を先制した。
　花王コスメ小田原 フェニックスは４回裏にも、この回から代わった川村まつり、玉田彩音を攻め、２番・岡田南、３番・鈴木未空の長短打等で２点を追加。３－０とリードを広げた。

　３点を追う小泉病院 Blue Arrowsは５回表、４回まで無得点に抑えられていた花王コスメ小田原 フェニックスの「エース」栗原ななみをようやくとらえ、死球と２本の安打等で一死満塁と攻め立て、１番・橋本奈津紀のショートゴロの間に三塁走者が生還。まず１点を返し、続く６回表にも一死から４番・泉野美音、５番・守時瑞希、６番・上田爽華の３連打で満塁とすると、たまらず花王コスメ小田原 フェニックスベンチが動き、「エース」栗原ななみに代え、左腕・小林彩絵を投入。代わった小林彩絵が押し出しの四球、犠牲フライで２点を与えてしまい、３－３の同点。試合は振り出しに戻ってしまった。

（※試合終盤は両チームの激しい攻防が続いた）

　３－３の同点で迎えた６回裏、花王コスメ小田原 フェニックスは、１番・西愛美、２番・岡田南の連打から一死二・三塁の勝ち越しのチャンスをつかみ、４番・山岡未歩が左中間へタイムリーツーベースを放ち、二者が還り５－３と２点を勝ち越した。

（※花王コスメ小田原 フェニックスが６回裏に２点を勝ち越し！）

　小泉病院 Blue Arrowsも最終回、簡単に二死となった後、安打と連続四球で満塁とし、ここで花王コスメ小田原 フェニックスが投手交代。左腕・小林彩絵に代え、「エース」栗原ななみが再出場・再登板。６番・上田爽華にショート内野安打を許し、１点差に迫られ、なお二死満塁の「一打逆転」のピンチが続いたが、最後の打者を空振り三振に斬って取り、５－４で逃げ切り。「順位決定節」Ｂブロックを「無敗」のまま、「４連勝」で駆け抜け、同ブロック「最上位」である「５位」の座を確保。来シーズンにつながる戦いを見せてくれた。

　敗れた小泉病院 Blue Arrowsは「６位」で終戦。昨シーズンの「10位」から順位を上げ、確かな手応えと収穫を得たシーズンとなった。

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