プラチナ 交流節 20250704日()靜甲 VS VONDS市原

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【VONDS】渡邉 双葉
敗戦投手【靜甲】小井沼 美月
打撃成績 【VONDS】《三》紺野 穂乃香《二》小野寺 萌
【靜甲】《本》小黒 美空
バッテリー
VONDS○渡邉 双葉-澁江 マリン
靜甲●小井沼 美月、望月 ひより-井上 葉菜

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第58回日本女子ソフトボールリーグ」交流節は、富山県富山市・岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場を会場に開催され、前半戦の成績をもとに「プラチナセクション」1位・3位・5位のチームは、「サファイアセクション」2位・4位・6位のチームと、「プラチナセクション」2位・4位・6位のチームは、「サファイアセクション」1位・3位・5位のチームと、それぞれ3試合を行う試合方式が採用されている。

 大会初日(7月4日/金)A球場第1試合は、前半戦終了時点で4勝1敗、大和電機 Blue Lakersと「同率」で並び、「直接対決」の勝敗の差で「プラチナセクション」1位となり、この「交流節」に臨んだ靜甲と、同じく前半戦終了時点で4勝1敗、こちらは「同率」で並んだYKKとの「直接対決」に敗れたことが響き、「サファイアセクション」2位となったVONDS市原 Emerald Greenが対戦した。
 試合が動いたのは4回裏、靜甲がVONDS市原 Emerald Greenの「エース」渡邉双葉をとらえ、この試合「4番」に起用された「ルーキー」小黒美空が初球を狙い打ち。センター頭上を越える先制のソロホ―ムランを放ち、靜甲が先取点を挙げた。

(※靜甲は4回裏、「ルーキー」小黒美空の「一発」で先取点を挙げた)

 守っては、先発・小井沼美月が好投! 5回までVONDS市原 Emerald Green打線をわずか2安打に抑え込み、小黒美空の「一発」での援護もあり、このまま1点のリードを守り切るかに見えた。

 終盤6回表、VONDS市原 Emerald Green打線が突如「お目覚め」。二死走者なしから4番・吉田汐里が四球を選び、出塁すると、続く5番・小野寺萌がレフト線へ二塁打を放ち、二死ながら二・三塁の「一打逆転」のチャンスを作ると、6番・千葉春海への四球となる投球がワイルドピッチとなり、まず同点。二塁走者が三塁へ進み、四球で出塁した千葉春海も一気に二塁まで進塁し、再び二・三塁と攻め立て、7番・紺野穂乃香が走者一掃の右中間三塁打を放ち、2点を勝ち越し、8番・石井麻菜にも二遊間を抜くタイムリーが飛び出し、この回一挙4点を挙げ、試合をひっくり返した。

 4-1と逆転に成功したVONDS市原 Emerald Greenはこのリードを「エース」渡邉双葉が被安打2、本塁打による1失点のみで守り切り、見事な完投勝利。「交流節」の初戦を勝利で飾った。

(※1失点の完投勝利! VONDS市原 Emerald Greenの「エース」渡邉双葉)

 勝ったVONDS市原 Emerald Greenは「1敗」を堅持し、通算成績5勝1敗と星を伸ばした。

 敗れた靜甲は2敗目。「勝ちパターン」の試合をひっくり返され、手痛い逆転負けを喫した。

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