2部リーグ 入替戦 2020年11月12日(木)靜甲 VS 平林金属
靜甲
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | R | ||
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平林金属 | |||||||||||||||
靜甲 |
2020年11月12日(木) 13:30 天城ふるさと広場野球場
平林金属
RESULT | REPORT | |||||||||||||||
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《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第53回日本女子ソフトボールリーグ」2部・3部入替戦の第1戦は、2部リーグで1勝6敗の8位・平林金属 Peachblossomsと、3部リーグを「8戦全勝」の「完全優勝」、圧倒的強さで制した靜甲が対戦した。 女子2部・3部入替戦は、3試合制のプレイオフで実施され、先に2勝したチームの2部リーグ残留もしくは昇格が決まる試合方式で実施された。 第1戦は、靜甲が大塚巳那子、Peachblossomsが左腕・中村絢夏を先発に立て、Peachblossomsの先攻で試合がはじまった。 先攻のPeachblossomsは初回、靜甲・大塚巳那子の制球の乱れにつけ込み、四球、敵失で無死一・二塁とし、一死後、4番・片山瑠奈の死球で満塁。絶好の先制のチャンスをつかんだが、5番・弦田彩加はサードライナー。飛び出した三塁走者も戻れず、ダブルプレーとなり、一瞬にしてチャンスを潰してしまった。 靜甲は2回裏、この回先頭の4番・本間睦が四球で歩き、5番・米倉綾香がバントの構えで相手守備陣を引きつけ、一転、強攻策に切り換え、ライト前ヒット。無死一・二塁とチャンスを広げた後、犠打で走者を二・三塁へ進め、7番・山崎奈々の左中間への当たりはレフト、センターともに追いついたかに見えたが……「お見合い」するような形で捕球できず(記録は二塁打)、まず1点を先制。続く8番・中上みかさの痛烈な当たりは二遊間を抜け、そのままフェンスまで達する三塁打となり、二者生還。この回3点を先制し、試合の主導権を握った。 (※靜甲は2回裏、3本の長短打を集中し、3点を先制!) 3点をリードされたPeachblossomsは4回表、6番・山本眞優がセンターフェンス直撃の二塁打を放ち、反撃の口火を切ると、7番・大坪真子のライトフライの間に二塁走者がタッチアップから三塁へ進塁。二死後、代打・植村華がレフト前に強烈な打球のタイムリーヒットを放ち、まず1点。続く5回表にも、前のイニングから登板していた靜甲の2番手・豊田彩乃を攻め、一死から4番・片山瑠奈が左中間二塁打。次打者のショートゴロの間に三塁へ進み、6番・山本眞優が四球を選び、二死一・三塁。ここで7番・大坪真子が詰まりながらもライト前に落とす「執念」のタイムリーを放ち、三塁走者が還り、1点差。なお二死一・三塁の「一打同点」「長打が出れば逆転」のチャンスが続いたが……次打者のセカンドゴロで一塁走者が二塁フォースアウトとなり、試合をひっくり返すチャンスを逃してしまった。 (※Peachblossomsも4回表、5回表に反撃し、1点差に迫ったが……) 靜甲は1点差に迫られたものの、4回途中から登板した豊田彩乃が落ち着いたピッチングで6回表、7回表を無得点に抑え、3-2で逃げ切り、大事な初戦をモノにし、2部リーグ昇格に「王手」をかけた。 敗れたPeachblossomsは序盤に3点のリードを奪われたものの、ジワジワ反撃。2番手・岡﨑栞菜が好投し、試合をひっくり返すチャンスもあったのだが……2部リーグ残留のためには「連勝」するしか道がなくなった。 (※靜甲は最終回、Peachblossomsの必死の反撃を三者凡退に抑え、3-2で辛勝!) |