2部リーグ 5節/順位決定節 2018年10月13日(土)大和電機工業 VS 靜甲
大和電機工業
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | R | ||
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靜甲 | |||||||||||||||
大和電機 |
2018年10月13日(土) 10:00 ひびきコスモス運動場
靜甲
RESULT | REPORT | |||||||||||||||
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《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第51回日本女子ソフトボールリーグ」2部第5節(順位決定節)が、2部リーグの最終順位を決定すべく福岡県北九州市・ひびきコスモス運動場で開催された。 「1部リーグ昇格」「入替戦出場」の可能性がある「セクション2位」同士の対戦は、アドバンスセクション2位の大和電機工業と、ホープセクション2位の靜甲が「負ければ終わり」の過酷な「サバイバルゲーム」に挑んだ。 先手を取ったのは大和電機工業。靜甲を「ホープセクション2位」に押し上げた「立役者」勢村香織が先発せず、代わって先発した渡部恵里花の立ち上がりを攻め、アドバンスセクション第4節まで打率5割3分5厘・本塁打7・打点18と打率・本塁打・打点すべての部門で「トップ」の成績を残した「実力者」1番・望月朱里がレフト線へのヒットで出塁すると、すかさず盗塁。得点圏に走者を進めると、3番・新田和音がセンター前にタイムリー。二塁走者が還り、「大事な試合」の先取点を挙げた。 これで勢いづいた大和電機工業は2回裏、8番・小柳結がセンターへ高々と打ち上げ、滞空時間の長いソロホームランを放つと、3回裏には、4番・中嶋瞳がレフトスタンドへツーランホームラン。効果的な「一発攻勢」で4点差にリードを広げ、4回裏にも、6番・角山瞳の二塁打と犠打で一死三塁とし、8番・小柳結がレフトへキッチリ犠牲フライを打ち上げ、三塁走者を迎え入れ、5点目。5回裏には、この回から代わった靜甲の左腕・清水琴乃をとらえ、アドバンスセクション「三冠王」の1番・望月朱里がレフト前ヒットで出塁すると、盗塁で揺さぶりをかけ、キャッチャーの二塁送球が走者に当たり、外野を転々とする間に望月朱里が一気に生還。決定的な6点目を奪った。 守っては、先発・大串都未希が好投。毎回のように走者を背負いながらも要所を締めるピッチングで6回まで無失点に抑え、最終回、5番・中尾萌に「意地」の一発を食らい、完封こそ逃したものの、1失点の完投。6-1で勝利を収め、翌日の3位決定戦に駒を進め、「セクション1位同士」の対戦の敗者と「優勝決定戦」(1部昇格チーム決定戦)進出をかけ、戦うこととなった。 敗れた靜甲は、今シーズン「躍進」の立役者であった「エース」勢村香織の登板のないまま「終戦」。頼みの打線もチャンスは作るものの、大和電機工業の先発・大串都未希から「あと一本」が出ず、最終回に「キャプテン」中尾萌のソロホームランで完封を免れるのが精一杯。思わぬ大敗で1部リーグ昇格の可能性が消えてしまった。 |