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[2014年06月01日] 第47回 日本女子ソフトボール2部リーグ 第3節  ■プラチナセクション NECアクセステクニカが破竹の10連勝!  ■サファイアセクション CLUB北九州、大垣ミナモソフトボールクラブ、東海理化が激烈な首位争いを展開

 
2014.6.1
 

 

第47回 日本女子ソフトボール2部リーグ第3節

プラチナセクション
NECアクセステクニカが破竹の10連勝!

サファイアセクション
CLUB北九州、大垣ミナモソフトボールクラブ、東海理化が激烈な首位争いを展開
 


 
プラチナセクション
NECアクセステクニカは「即戦力ルーキー」三木綾菜の
活躍もあり、開幕から土つかずの10連勝で首位を快走
 
  プラチナセクション
靜甲も1敗を堅持し、NECアクセステクニカをピッタリマーク
 
  プラチナセクション
日本精工は懸命の戦いもおよばず……3勝6敗
 
  プラチナセクション
日本ウェルネススポーツ大学は初の「1シーズン2勝目」をめざす
 
  サファイアセクション
CLUB北九州は2敗目を喫したが、7勝2敗で首位をキープ
 
  サファイアセクション
大垣ミナモソフトボールクラブも7勝2敗で同率首位に躍進!
 
  サファイアセクション
東海理化は今節3勝1敗で通算7勝3敗とし、首位争いに参戦!
 
  サファイアセクション
ドリーム☆ワールドは星を伸ばせず、上位争いから大きく後退
 
  戦いはいよいよクライマックスへ……
 
 

 第47回日本女子ソフトボール2部リーグ第3節が、去る5月30日(金)~6月1日(日)の3日間、プラチナセクションが栃木県那須町で、サファイアセクションが愛知県江南市でそれぞれ開催された。

 プラチナセクションは、第1節・第2節ともに無傷の3連勝を飾り、未だ「無敗」のNECアクセステクニカが今節も快調に4連勝。無敗の快進撃を続け、開幕からの連勝を「10」に伸ばし、首位を快走している。

 サファイアセクションでは、前節まで5勝1敗で「単独首位」に立っていたCLUB北九州が、地元開催で意気込む東海理化との「直接対決」に敗れ、2敗目。その東海理化も大垣ミナモソフトボールクラブに完封負けを喫し、CLUB北九州、大垣ミナモソフトボールクラブが7勝2敗で並び、東海理化が7勝3敗で追いかけ、激烈な首位争いを演じる「大混戦」となっている。 
 

プラチナセクション

 栃木県那須町・那須町中央運動公園野球場・自由広場で開催された第3節プラチナセクションは、第1節、第2節で無傷の6連勝と「絶好調」のNECアクセステクニカが今節も順調に白星を重ね、今節4連勝。開幕からの連勝を「10」に伸ばした。
 今節初日、日本ウェルネススポーツ大学との対戦では、初回から打線が爆発。4番・嘉屋千紘のタイムリーで先取点を挙げ、猛攻の口火を切ると、6番・玉里友希、7番・田畑このみ、8番・岸波亜美の3連続長短打などで、いきなり大量5点を先制。早々と勝負を決めると、2回以降も攻撃の手を緩めず、16安打で14得点を奪い、14-2で大勝した。
 この日はダブルヘッダーとなり、続いて平林金属と対戦。NECアクセステクニカ・三木綾菜、平林金属・中村絢夏両投手が好投し、両チーム無得点のまま、迎えた6回表、NECアクセステクニカは、相手守備の乱れから二死一・三塁のチャンスをつかむと、得意の「足」を使った攻めで相手守備陣を翻弄し、1点を先制。続く7回表には、6回表から代わった中山知美を攻め、一死から1番・和田美樹の一・二塁間を破る安打で出塁。次打者の内野ゴロで二死二塁とし、3番・石井千春、4番・嘉屋千紘、5番・林優貴の3連続長短打で3点を追加。粘る平林金属の息の根を止めた。
 守っては、「期待の即戦力ルーキー」三木綾菜が5安打を打たれながらも決定打を許さず、平林金属打線を完封。4-0で快勝し、開幕から続く無傷の連勝を「8」に伸ばした。

 2日目、日本精工との対戦では、日本精工の先発・谷島花波の制球難につけ込み、二死走者なしから3連続四球で満塁の好機をつかむと、6番・玉里友希、7番・田畑このみの長短打で、いきなり4点を先制。
 終盤6回裏には、得意の「足」を使った攻撃と9番・中島はるな、1番・和田美樹の長短打で2点を加え、ダメ押し。
 このリードを「期待の即戦力ルーキー」三木綾菜が、6安打されながらも1失点に抑える好投を見せ、完投。危なげのない試合運びで6-1と快勝し、開幕から続く無傷の連勝を「9」に伸ばした。

 最終日、YKKとの対戦では、2回表、一死から6番・玉里友希が右中間を破るツーベースを放ち、チャンスメイク。続く7番・田畑このみのセカンドへの当たりがエラーを誘い、1点を先制した。
 その裏、すぐに同点に追いつかれたものの、5回表には、8番・岸波亜美が四球で出塁すると、すかさず盗塁。代打・稲垣ゆみこのショートゴロが敵失を誘い、一死一・三塁とチャンスを広げ、得意の「足」を使った攻撃で見事なダブルスチールを決め、結局、この1点が決勝点となった。
 このリードを「エース」三木綾菜が最後まで守り切り、2-1で辛勝。苦しみながらも全勝を守り、開幕から続く連勝を「10」に伸ばした。

 NECアクセステクニカの今シーズンの「強さ」は、まず「即戦力ルーキー」三木綾菜が期待通りの活躍を見せ、安定感溢れるピッチングで失点を最小限に抑えていることにある。投手力が安定し、失点が計算できるようになり、打線もソツのない攻めでこれを援護し、投打の歯車がガッチリと噛み合っている。
 また、打線が打てないときでも、「足」を使った攻めで、相手守備陣を揺さぶり、得点に結びつける「巧さ」がある。「足にはスランプはない」というが、今節最終戦のYKK戦に象徴されるように、タイムリーが出なくても得点を挙げる術を心得ており、「エース」三木綾菜の安定感と合わせ考えると、2位につける靜甲との直接対決を7-0で勝利しているだけに、他チームとの対戦での「取りこぼし」も考えにくく、プラチナセクションの1位通過はほぼ間違いなさそうな気配だ。

 全勝のNECアクセステクニカを1敗で追う靜甲は、今節初戦でカネボウ化粧品小田原と対戦。2回表、7番・細井希衣のタイムリーで先手を取ると、4回表には、代打・鹿目真実がライトへスリーランホームランを放ち、4点差にリードを広げた。
 靜甲の先発・鈴木麻美は、「ベテラン」らしい落ち着いたピッチングでカネボウ化粧品小田原打線を翻弄。被安打3・奪三振8の力投で、このリードを最後まで守り切り、4-0で快勝した。

 2日目のYKK戦では、6回表まで1-4とリードを奪われる苦しい試合展開。6回裏、6番・山崎奈美佳が起死回生の同点スリーランを放ち、息を吹き返すと、二死三塁のチャンスに9番・泉夏帆が三遊間を破るタイムリーを放ち、1点を勝ち越し。さらに相手守備の乱れもあり、1点を追加し、この回大量5点を挙げ、6-4の逆転勝利を収めた。
 ダブルヘッダーとなった日本ウェルネススポーツ大学戦では、両チーム無得点で迎えた4回表、5番・松井志帆実、6番・山崎奈美佳の長短打で一死二・三塁の先制機をつかみ、二死後、8番・白井奈保美が絶妙なセーフティーバントを決め、三塁走者に続き、二塁走者も一気にホームイン。この回2点を先制し、終盤7回表には、3番・植松尚子、5番・松井志帆実のタイムリーで3点を追加。日本ウェルネススポーツ大学の息の根を止めた。

 最終日、平林金属戦では打線が爆発。11安打・10得点の猛攻で10-0と大勝し、今節4連勝。通算8勝1敗とし、首位・NECアクセステクニカをピッタリマークする位置につけている。
 しかし、そのNECアクセステクニカとの直接対決で0-7の大差で敗れた「代償」は大きく、まだもう一試合、直接対決を残しているとはいえ、その差を覆すのは容易ではない。特に今シーズンのプラチナセクションは、NECアクセステクニカと靜甲の「2強」の図式が色濃く、両チームとも他チームとの対戦で取りこぼす可能性は低く、第4節で靜甲が首位に躍り出るには、NECアクセステクニカを相手に8点以上の差で勝たなければならない。そう考えると、「逆転」は現実的には非常に厳しい。

 前節まで4勝2敗のYKKは、初戦の日本精工戦に1-5と完敗。2日目の平林金属戦は6-3で勝利したものの、ダブルヘッダーとなった靜甲戦は6回表まで4-1とリードしながら、終盤投手陣が打ち込まれ、まさかの逆転負け。最終日のNECアクセステクニカ戦も1-2の惜敗。今節1勝3敗で通算5勝5敗となり、上位進出の可能性はほぼ消滅した。

 これに続く3勝3敗のカネボウ化粧品小田原も、初日の靜甲戦に0-4の完封負け。続く平林金属戦も初回から投手陣が打ち込まれ、3-8と敗れ、連敗。最終日はダブルヘッダーとなり、日本精工戦では投手陣が好投したものの、打線の援護がなく、0-1と惜敗。最終戦の日本ウェルネススポーツ大学戦では延長タイブレーカーにもつれ込む熱戦を制し、2-1でサヨナラ勝ちを収めたが、今節1勝3敗。通算4勝6敗と星を伸ばすことはできなかった。

 前節まで1勝5敗と出遅れていた日本精工は、今節初戦のYKK戦では、3回表、4番・安井聖梨奈のタイムリーツーベースなどで3点を先制すると、4回表には1番・児嶋紗衣のタイムリー、5回表には7番・加藤美穂のタイムリーツーベースで1点ずつを加え、優位に試合を進めると、「ルーキー」藤嶋涼菜が5回裏に1点を失ったものの、YKK打線をわずか3安打に抑える力投。5-1で快勝した。これで波に乗るかと思われたが、首位を走るNECアクセステクニカとの対戦では1-6と完敗。最終日、カネボウ化粧品小田原戦では、5回裏に8番・瀧中美緒のライトオーバーのスリーベースと9番・馬場未波のライトへの犠牲フライで1点を先制すると、「ルーキー」藤嶋涼菜がカネボウ化粧品小田原打線に最後まで得点を許さず、完封。1-0の完封勝利を収め、今節2勝1敗で通算成績を3勝6敗とした。

 平林金属は、初日のNECアクセステクニカ戦に0-4の完封負け。2日目のYKK戦では一度は逆転しながら、3-6の敗戦。ダブルヘッダーとなったカネボウ化粧品小田原戦では、6番・笹井理沙のツーランホームランを含む12安打と打線が爆発し、8-3で勝利を収めた。しかし、最終日の靜甲戦では投手陣が序盤から打ち込まれ、0-10の大敗。今節1勝3敗で通算成績2勝8敗となった。

 日本ウェルネススポーツ大学は今節3連敗。NECアクセステクニカに14-2と大敗し、2日目の靜甲戦も0-5の完封負け。最終日、カネボウ化粧品小田原戦では、延長9回タイブレーカーにもつれ込む熱戦を演じたが、あと一歩およばず1-2の惜敗。通算1勝8敗となり、念願である「1シーズン2勝目」には手が届かずにいる。 


 

サファイアセクション

 愛知県江南市・蘇南公園多目的グラウンドで開催された第3節サファイアセクションは、前節まで5勝1敗で首位のCLUB北九州が初戦で大和電機工業と対戦。真夏のような酷暑の中での連戦を考慮し、「エース」森田千晶の先発を回避。先発に山下美幸を起用したが、初回、連打と死球で二死満塁のピンチを招き、6番・岡山弥生のセンター前にフラフラッと上がった打球を追ったショート・岡崎美紀、センター・松岡ゆり枝が交錯。捕球することができず(記録はショート・岡崎美紀の失策)、満塁の走者が相次いでホームを踏んだ。ショート・岡崎美紀がすでに捕球体制に入っており、「声の連係」さえしっかり出来ていれば防げたミスであったが、大きな3点を失ってしまった。
 その裏、すぐに1点を返したが、3回表には大和電機工業の4番・中嶋瞳にソロホームランを浴び、再び3点差。その裏、二死走者なしから4番・岡崎美紀が四球を選び、5番・小鉄絵美、6番・原田明香の連打で1点を返したところで、選手兼任でチームを引っ張る原田明香監督が、「エース」の投入を決断。4回表から、「エース」森田千晶が登板すると、そのテンポの良いピッチングが試合の流れを変えた。
 CLUB北九州は5回裏、相手守備の乱れから一死二・三塁の「一打同点」のチャンスを迎え、5番・小鉄絵美がスリーボールから不用意にストライクを取りにきた甘い球を見逃さず、左中間を深々と破る同点のタイムリーツーベース。これで息を吹き返したCLUB北九州は、6番・原田明香がレフトスタンドへ勝ち越しのツーランホームラン。さらにこの回1点を加え、大量5点を挙げ、一気に試合をひっくり返した。
 4回表からリリーフし、試合の流れを変えた「エース」森田千晶は、大和電機工業打線に反撃の糸口さえ与えず、7-4の逆転勝ち。苦しい試合を「全員総力」でモノにし、首位の座を守った。

 2日目、ドリーム☆ワールドとの対戦では、初回、2番・田中栞が四球を選び出塁。3番・松岡ゆり枝のライトオーバーのツーベース、4番・岡崎美紀の死球で一死満塁とし、二死後、6番・原田明香が右中間へタイムリー。監督・選手兼任でチームを牽引する「闘将」の気迫の一打で二者を迎え入れ、試合の主導権を握った。その裏、1点を返され、2-1のまま、迎えた7回表には、7番・森田千晶のツーランで貴重な追加点を奪うと、敵失、四球、敵失で一死満塁とし、3番・松岡ゆり枝が押し出しの四球を選び、1点を追加。さらに4番・岡崎美紀がダメ押しのタイムリーを放ち、この回4点を追加し、勝負を決めた。
 このリードを「エース」森田千晶が最後まで守り切り、6-1で快勝。首位の座を守った。

 最終日、東海理化との対戦では、初回、1番・清水愛里沙が死球で出塁。2番・田中栞がショート内野安打でチャンスを広げ、3番・松岡ゆり枝が左中間を破るタイムリーツーベース。あっさり1点を先制し、なお無死二・三塁のチャンスが続いたが、後続なく1点止まり。2回表にも、この回先頭の7番・森田千晶がライト線へスリーベースを放ち、8番・山下美幸のセンターフライで本塁突入を試みたが、本塁寸前タッチアウト。追加点を挙げることができなかった。
 1点をリードのまま、迎えた4回裏、ここまで無失点と好投していた「エース」森田千晶が東海理化打線につかまり、二死一塁から代打・後藤祐月、8番・河倉郁美に連続二塁打を浴び、2点を失い、逆転を許してしまった。
 その後、懸命の反撃を試みるも、東海理化の西川英里奈、河津かおりの継投にかわされ、1-2の惜敗。今シーズン2敗目を喫し、通算成績を7勝2敗とした。

 前節まで4勝2敗の同率2位に並ぶ東海理化と大垣ミナモソフトボールクラブは、地元開催となった東海理化が、初戦の厚木SC戦に12-1と大勝。初回、4番・石田沙也佳のタイムリーで先取点を挙げると、その後も攻撃の手を緩めず、2回表以外は毎回得点。9安打で12点を奪い、地元の熱い声援に応え、危なげのない試合運びで勝利を収めた。
 2日目の甲賀健康医療専門学校戦も初回から着々と得点を重ね、7-0の快勝。最終日、首位争いの「ライバル」CLUB北九州、大垣ミナモソフトボールクラブとの「直接対決」に臨んだ。
 最終日、まずCLUB北九州と対戦。初回に1点を先制されながら、4回裏、二死二・三塁の反撃機に8番・河倉郁美が逆転のタイムリーツーベースを放ち、試合をひっくり返し、西川英里奈、河津かおりの継投で2-1と競り勝った。
 しかし、ダブルヘッダーとなった大垣ミナモソフトボールクラブ戦では、0-2の完封負け。今節3勝1敗で通算成績を7勝3敗とした。

 大垣ミナモソフトボールクラブは、初戦で「上位進出の常連」であるドリーム☆ワールドと対戦。2回裏、相手投手の制球の乱れにつけ込み、無死満塁の絶好機をつかむと、ワイルドピッチ、2番・小泉あいのタイムリー、相手守備の乱れなどで一挙5点を先制。
 大量援護をもらった「エース」山田麻未は、ドリーム☆ワールド打線をわずか1安打に抑える力投。最後は「ルーキー」井本妃里が締め、5-0で快勝。「上位進出」へ向け、大きな1勝を挙げた。
 2日目、厚木SC戦では、5回裏、9番・大杉千尋、1番・中野知奈美、2番・小泉あいの3連打で一死満塁とし、3番・川端めぐみのショートゴロの間に三塁走者が生還。先取点を奪うと、6回裏には、相手守備の乱れに乗じて2点を追加。
 守っては、「エース」山田麻未が6回まで被安打2・無失点の好投。最終回、代わった寺川亜美が1点を失ったものの、3-1で逃げ切り、今節2勝目を挙げた。
 最終日、首位争いを演じる東海理化との「直接対決」では、4回表、2番・小泉あいの内野安打、犠打失策で無死一・三塁のチャンスをつかみ、4番・伊藤良恵のセンターへの犠牲フライで三塁走者を迎え入れ、まず1点を先制。犠打で二死二塁とした後、6番・粕谷朋世がセンター前にはじき返し、1点を追加。この回2点のリードを奪った。
 このリードを「エース」山田麻未が5安打されながらも決定打を許さぬ力投で守り切り、2-0の完封勝利。今節3連勝を飾り、通算成績を7勝2敗まで伸ばし、首位・CLUB北九州と並んだ。

 今節初戦の大垣ミナモソフトボールクラブ戦に0-5で敗れたドリーム☆ワールドは、その鬱憤を晴らすように、ダブルヘッダーとなった甲賀健康医療専門学校戦で11安打と打ちまくり、6-1で快勝。しかし、上位争いに踏み止まるためには、「絶対に負けられない」CLUB北九州との「直接対決」に1-6と完敗。最終日、大和電機工業戦には6-4で競り勝ったものの、今節2勝2敗で通算5勝5敗となり、上位争いから大きく後退した。

 甲賀健康医療専門学校は、今節初戦のドリーム☆ワールド戦で、序盤3回までは0-0と互角の試合を展開したが、後半投手陣が打ち込まれ、1-6と完敗。2日目、大和電機工業に0-3、東海理化に0-7と2試合連続の完封負け。最終日、厚木SCとの対戦でも、初回に1点を先制しながら、1-5の逆転負け。今節4連敗で通算2勝8敗と順位を落とした。

 大和電機工業は、CLUB北九州戦で序盤4-1とリードしながら、このリードを守り切れず、4-7の逆転負け。しかし、2日目、甲賀健康医療専門学校戦に3-0の完封勝利。ダブルヘッダーとなった厚木SC戦も中盤までリードを奪われながら、終盤の猛攻で9-4の逆転勝ち。最終日、ドリーム☆ワールド戦は序盤リードを奪いながら、4-6の逆転負け。今節2勝2敗と勝ち星を伸ばすことはできなかったが、試合内容は悪くなく、上位チーム相手にも互角の戦いを演じている。

 厚木SCは、初戦の東海理化戦では投手陣が打ち込まれ、1-12の大敗。2日目の大和電機工業戦は、先手を奪われながら、一度は試合をひっくり返したが、リードを守れず、4-9の逆転負け。大垣ミナモソフトボールクラブ戦も最終回、怒涛の反撃を見せたが、不運なダブルプレーもあり、1-3の惜敗。しかし、最終日の甲賀健康医療専門学校戦では、初回に先手を奪われながら、5-1の逆転勝ち。連敗を「7」でストップし、通算成績を2勝8敗とした。

 日本女子ソフトボール2部リーグ第3節終了時点での、プラチナ・サファイア両セクションの各チームの成績は下記の通りで、第4節は9月6日(土)・7日(日)の両日、プラチナセクションが滋賀県草津市、サファイアセクションが岐阜県大垣市において開催される。 

 

プラチナセクション(第3節終了時点 全チーム成績)
チーム名
NECアクセステクニカ 10
靜甲
YKK
カネボウ化粧品小田原
日本精工
平林金属
日本ウェルネススポーツ大学

※同率の場合には、前年の順位が上位のチームから順に表記しています。


サファイアセクション(第3節終了時点 全チーム成績)
チーム名
CLUB北九州
大垣ミナモソフトボールクラブ
東海理化
ドリーム☆ワールド
大和電機工業
甲賀健康医療専門学校
厚木SC

※同率の場合には、前年の順位が上位のチームから順に表記しています。


 
   
 


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