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[2014年04月28日] 第47回 日本女子ソフトボール２部リーグ 第１節　■プラチナセクション　ＮＥＣアクセステクニカが開幕３連勝！ 　■サファイアセクション　CLUB北九州が連勝スタート！

 
2014.4.28
  

 
第47回 日本女子ソフトボール２部リーグ第１節

■プラチナセクション
ＮＥＣアクセステクニカが開幕３連勝！
■サファイアセクション
CLUB北九州が連勝スタート！
 

 		 プラチナセクション
ＮＥＣアクセステクニカが開幕３連勝を飾り、好スタート
 
  プラチナセクション
地元の声援にも後押しされ、靜甲も連勝発進！
 
  プラチナセクション
今節を１勝１敗で終えたＹＫＫ
今年は昨年と「一味違う」ところを見せたい
 
  プラチナセクション
日本ウェルネススポーツ大学も１勝１敗
今年は開幕戦で勝利！この流れを次節に持ち込みたい！！
 
  サファイアセクション
投打の歯車が噛み合い、ＣＬＵＢ北九州が連勝スタート
 
  サファイアセクション
ドリーム☆ワールドが２勝１敗で追いかける！
 
  サファイアセクション
大垣ミナモソフトボールクラブは１勝１敗
「ここ一番！」で力を発揮できるチームへと進化できるか！？
 
  サファイアセクション
甲賀健康医療専門学校も１勝１敗
今節はドリーム☆ワールドを３－１で破る「大きな１勝」を挙げた
 
 

　第47回日本女子ソフトボール２部リーグ第１節が、去る４月26日（土）・27日（日）の両日、静岡県掛川市／小笠山総合運動公園グラウンドにおいて開催された。第１節は、今年もプラチナ・サファイアの両セクション（全14チーム）が一堂に会して試合を行う形がとられ、それぞれ熱戦を展開。

　プラチナセクションでは、ＮＥＣアクセステクニカが快調に白星を重ね、開幕３連勝。３年ぶりの１部リーグ復帰をめざす靜甲も、初日、２日目と２試合連続の二桁得点（計27得点）を奪う猛攻で連勝を飾り、好スタートを切った。
　また、サファイアセクションでは、CLUB北九州が２試合連続の完封勝利を収め、開幕連勝スタート。このCLUB北九州に、同じく２勝を挙げながら、今節１敗を喫したドリーム☆ワールドが続く形となった。 
 

■プラチナセクション

　昨年、このプラチナセクションを制し、順位決定プレイオフ、入替戦に進みながら「あと一歩」のところで１部リーグ昇格を逃したＮＥＣアクセステクニカは、初日にカネボウ化粧品小田原と対戦。初回、先頭の和田美樹が四球を選び、相手守備の乱れで早々と先制点を挙げると、３回裏にも二死三塁から林優貴の内野安打の間に２点目を追加。その後、５回裏にも石井千春のツーランホームランなどで４点、６回裏には玉里友希、林優貴の連続タイムリーツーベースで３点を追加し、計12安打の猛攻で９－０の圧勝。２日目も、まず平林金属戦に、石井千春、嘉屋千紘、玉里友希、井本琴美の４本の長打を含む計15安打を浴びせて18－０と大勝すると、続く日本ウェルネススポーツ大学戦も、初回、２回裏、３回裏とそれぞれ１点ずつを挙げ、序盤に３点をリード。このリードを「期待のルーキー」三木綾菜が最後まで守り抜き、完封勝利を飾り、まずは危なげのない戦いぶりで開幕３連勝を飾った。

　３年ぶりの１部リーグ復帰をめざす靜甲は、初日のカネボウ化粧品小田原戦からいきなりエンジン全開。初回に松井志帆実、野木利佳子のタイムリーなどで一挙６点を先制し、勢いに乗ると、その後も一方的に試合を進め、16－１の圧勝。２日目のYKK戦でも、好調な打線が序盤から得点を積み重ね、植松尚子の右中間へのスリーランホームラン、野木利佳子の左中間を破るタイムリースリーベースなど計11安打を浴びせて11－１と快勝し、２連勝。駆け付けた地元応援団の声援にも応え、こちらも快調な滑り出しを見せた。

　１勝１敗で並んだのはYKKと日本ウェルネススポーツ大学。YKKは、初日の日本精工戦で延長タイブレーカーにもつれ込む熱戦を繰り広げ、２－２の同点で迎えた10回表、関口紅里の一・二塁間を破るタイムリーと押し出しの死球で決勝点を奪い、４－３と競り勝ったが、２日目の靜甲戦では終始投手陣が打ち込まれ、１－11の完敗。日本ウェルネススポーツ大学は、初日、平林金属との一戦に、石黒小絵、中田まりのタイムリーなど10安打を浴びせて６－１の快勝。２日目もＮＥＣアクセステクニカを相手に、最後まで懸命に食らいついたが、結局０－３で敗れ、１勝１敗。開幕連勝スタートとはいかなかった。

　この他、プラチナセクションでは、昨年シーズン途中ながら自社製品の自主回収問題で活動を自粛したカネボウ化粧品小田原が１勝２敗。初日は靜甲戦に１－16、ＮＥＣアクセステクニカ戦にも０－９と続けて大敗したが、２日目の日本精工戦では粘り強い戦いを展開し、４－３の逆転勝ち。次節につながる勝ち星を挙げた。

　日本精工と平林金属は連敗スタート。日本精工は初日、YKKと延長10回タイブレーカーに及ぶ死闘を繰り広げながら、３－４で競り負けたことが尾を引いたか、２日目のカネボウ化粧品小田原戦でも、２点を先制された後、一時は逆転に成功したものの、終盤６回裏に再び試合をひっくり返され、３－４の惜敗。平林金属は、今節投手陣が大乱調。初日の日本ウェルネススポーツ大学戦を１－６で落とすと、２日目のＮＥＣアクセステクニカ戦では相手打線に15安打を浴び、大量の18失点。今節の２試合に関しては、なす術なく、今後の戦いに向けて大きな「不安」を残す内容となってしまった。 


 

■サファイアセクション

　サファイアセクションで好スタート切ったのは、CLUB北九州。初日の大和電機工業戦に、森田千晶、松岡ゆり枝、岡崎美紀のタイムリーなど計16安打を浴びせる猛攻で11－０と圧勝すると、２日目の東海理化戦でも、２回裏に相手守備の乱れと原田明香のセンター前へのタイムリーで２点を先制。このリードをエース・森田千晶が最後まで守り抜き、２－０の完封勝利。今節は投打の歯車がガッチリと噛み合った戦いぶりで連勝を飾り、上々の滑り出しを見せた。

　このCLUB北九州に続くのは、ドリーム☆ワールド。初日の東海理化戦では、序盤から激しい「打ち合い」となったが、６－６の同点で迎えた５回表、二死三塁から逢坂亜依の三遊間を破るタイムリーで１点を勝ち越し、７－６で接戦に勝利。２日目の甲賀健康医療専門学校との一戦を、１－３で落としはしたが、続く大垣ミナモソフトボールクラブ戦では気合を入れ直し、３回裏に淺田祐子、長平優花のタイムリーで３点を先制。試合の流れをつかむと、１点を返された後の終盤６回裏にも、再び淺田祐子のタイムリーなどで試合を決める３点を追加し、６－３で勝利。今節２勝１敗と勝ち越し、上位につけた。

　今節１勝１敗で並んだのは、大垣ミナモソフトボールクラブ、甲賀健康医療専門学校、厚木SCの３チーム。
　大垣ミナモソフトボールクラブは、初日の甲賀健康医療専門学校戦に、終盤、粕谷朋世、伊藤良恵のタイムリーなどでリードを奪うと、守っては、エース・山田麻未が被安打２の力投を見せ、６－０の快勝。今節連勝を狙い、２日目のドリーム☆ワールドとの一戦に臨んだが、この試合では、そのエース・山田麻未が３回裏に３点を先制されるなど、相手打線につかまり、３－６の敗戦。甲賀健康医療専門学校は、初日の大垣ミナモソフトボールクラブ戦に０－６の完封負けを喫したものの、２日目のドリーム☆ワールド戦ではうまくチームを立て直し、常に先手を奪う試合展開で３－１と勝利を飾り、星を五分に戻した。厚木SCも、初日の東海理化戦では３－18の大敗を喫したものの、２日目の大和電機工業との一戦では、延長タイブレーカーにもつれ込む熱戦の末、迎えた８回裏、林墨揚のレフトへのタイムリーで１－０のサヨナラ勝ち。今節を１勝１敗で終えた。

　東海理化は１勝２敗。初日、まず厚木SC戦に18－３と大勝し、勢いに乗るかと思われたが、続くドリーム☆ワールド戦で６－７と競り負け、失速。この敗戦でリズムを崩し、２日目のCLUB北九州戦にも０－２の完封負けを喫し、今節負け越しとなった。

　大和電機工業は連敗。初日のCLUB北九州戦では投手陣が16安打を浴びるなど打ち込まれ、０－11の完敗。２日目の厚木SCとの一戦は、延長タイブレーカーにもつれ込む展開へと持ち込んだが、結果、０－１のサヨナラ負けを喫し、今シーズン初勝利は次節へお預けとなった。

　日本女子ソフトボール２部リーグ第１節、プラチナ・サファイア両セクションの各チームの成績は下記の通りで、第２節は５月16日（金）～18日（日）の３日間、プラチナセクションが三重県桑名市、サファイアセクションが神奈川県厚木市において開催される。 

 

プラチナセクション（第１節終了時点　全チーム成績）
チーム名 勝 敗
ＮＥＣアクセステクニカ ３ ０
靜甲 ２ ０
ＹＫＫ １ １
日本ウェルネススポーツ大学 １ １
カネボウ化粧品小田原 １ ２
日本精工 ０ ２
平林金属 ０ ２

サファイアセクション（第１節終了時点　全チーム成績）
チーム名 勝 敗
ＣＬＵＢ北九州 ２ ０
ドリーム☆ワールド ２ １
大垣ミナモソフトボールクラブ １ １
甲賀健康医療専門学校 １ １
厚木ＳＣ １ １
東海理化 １ ２
大和電機工業 ０ ２

　		   　
 


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