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[2025年12月11日] つながれ! 全国のソフトボールファン!! 「チャレンジ10,000人とキャッチボール」(第91回)


 「第58回日本女子ソフトボールリーグ」(日本女子ソフトボールリーグ:JSL)は4月に「開幕」を迎えた「2025シーズン」も「第1節」「第2節」「交流節」「第3節」「第4節」を経て、最終順位を決定する「順位決定節」を終了(10月31日(金)~11月3日(月・祝)※雨のため、1日順延。鹿児島県南九州市・知覧平和公園多目的球場を会場に開催)。長いシーズンの幕を閉じました。
 今シーズンの「最終順位」を決定する「順位決定節」は、「プラチナセクション」「サファイアセクション」両セクションの1位・2位のチームが「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック(優勝・準優勝・3位・4位を決定)、3位・4位チームが「順位決定節」Bブロック(5位~8位を決定)、5位・6位のチームが「順位決定節」Cブロック(9位~12位を決定)で戦い、各ブロックで1回総当たりのリーグ戦を行い、1位~4位の順位を決め、各ブロック1位・2位のチーム、3位・4位のチームが対戦し、最終順位を決定しました(大会結果はこちら)。

 2025年シーズンは終了しましたが、昨シーズン(2024年)からスタートしたこの企画はオフシーズンも続いていきます! 日本リーグでプレーする「現役選手」たちが自ら企画し、スタートさせたこの企画、このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう! というものです。
 このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
 オフシーズンも張り切って「チャレンジ10,000人とキャッチボール」の動画を毎週木曜日に公開していきます。91回目となる今回も2本の動画を公開させていただきます。

 まず1本目は、大和電機 Blue Lakers(チーム紹介ページはこちら)が、所属先の大和電機株式会社 松本事業所 第3製造部の皆さんとキャッチボールを行った動画です。
 今回のイベントには下里製造部長以下、浅野課長、大倉係長、大目係長、宮澤係長、天野さんの6名の皆さんが参加してくださいました。
 職場の皆さんとキャッチボールをすることで、互いのコミュニケーションが深まり、仕事が円滑に進むのはもちろんのこと、きっとともに働く選手たちのことを気にかけて、試合会場にも応援に駆けつけてくれるはず!!!
 実際、2025シーズンの大和電機 Blue Lakersは「第2節」が「ホーム」長野県下諏訪町での開催となり、大応援団がスタンドを埋め、その熱く大きな声援にも後押しされ、3連勝を飾っています。応援、声援が選手たちの背中を押し、間違いなく大きな力となってくれるのです。
 大和電機 Blue Lakersはその「第2節」での3連勝もあり、レギュラーシーズン10勝3敗。靜甲と「首位同率」に並び、直接対決での勝敗の差で「プラチナセクション」2位となり、「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロックに進出。現行の日本リーグの体制、試合方式となった初年度、2022年以来の「王座奪還」「日本リーグ優勝」が期待されましたが……。
 最終決戦となる「順位決定節」の試合会場が、「ホーム」長野から遠く離れた鹿児島県南九州市であったからか!? 「本来の力」を発揮できず、1勝も挙げることができず、4位に終わってしまいました。
※大和電機 Blue Lakers「順位決定節」Aブロックでの試合結果・詳報はこちら
Aブロック・リーグ戦 第1戦 靜甲戦 試合レポート
Aブロック・リーグ戦 第2戦 YKK戦 試合レポート
Aブロック・リーグ戦 第3戦 VONDS市原 Emerald Green戦 試合レポート
Aブロック・3位決定戦 試合レポート

 雨で大会初日が中止・順延となり、試合順・対戦相手が変わったことも影響したか、初戦の靜甲戦で0-7と思わぬ形で大敗を喫すると、YKKには4-5、VONDS市原 Emerald Greenに0-1といずれも1点差の惜敗。リーグ戦3連敗を喫し、この時点で「王座奪還」「日本リーグ優勝」の夢は消えてしまいました。
 3位決定戦でもYKKに3-5で敗れ、勝ち星なしの4連敗。4位に終わってしまいました。
 「日本リーグ優勝」という「大きな成果」を手に、常日頃から支えてくださっている職場の皆さんと喜びを分かち合うことはできませんでしたが……きっと、この「悔しさ」が選手たちを成長させてくれるはずです。
 今シーズン、熱い声援を送ってくださった皆さんに、心より感謝申し上げるとともに、また、新たに始まる次なるシーズンも、今まで以上の熱い声援と強力な後押しをお願い申し上げる次第です。そして……試合会場で、あるいは選手たちとの触れ合いを通じて、「ソフトボールの魅力」に触れていただけたら……と思っております。
 今シーズンは「悔しさ」の中でシーズンを終えた大和電機 Blue Lakersも、きっとここから這い上がり、「日本リーグ優勝」を手にすべく、また堂々たる戦いを見せてくれるはずです。応援してくれる人たちのためにも……きっと来シーズンも素晴らしいプレーを見せてくれるはずです。

 2本目の動画は、花王コスメ小田原 フェニックス(チーム紹介ページはこちら)が、地元・神奈川の小学生野球チーム「鴨宮コンドルズ」の皆さんとキャッチボールを行った動画です。
 野球もソフトボールも、試合をするには最低でも「9人」の選手を揃えなくてはなりません。チーム数が減っている、野球、ソフトボール離れが深刻……そんな話をよく耳にしますが、この動画にはたくさんの子どもたちが参加してくれています。ソフトボールはもちろん、同じ「ベースボール型」のスポーツである野球も、まだまだ根強い人気があり、ソフトボールをやろう! 野球をやろう!! そう思ってくれる子どもたちが全国にはたくさんいてくれることを、この動画を通じて知ることができ、心強い限りです。
 もちろん「厳しい現実」、今、置かれている「現状」から目を背けるわけにはいきませんし、だからこそ、このキャッチボールイベントもそうですが、JSLはソフトボールの「普及活動」に目を向け、力を注いでいます。子どもたちにソフトボールの魅力や楽しさ、面白さを伝え、少しでも、一人でも多く、ソフトボールに興味を持ってくれたら……との思いで「普及活動」を続けています。
 そんな中、こうしてこのイベントに参加してくれる子どもたちの姿を見ると、本当に嬉しくなりますし、元気と勇気をもらうことができます。「よし! また頑張ろう!!」という気持ちにさせてくれるのです。子どもたちの溢れる笑顔が、明るく元気な姿が、選手たちに元気を与えてくれているのです。
 花王コスメ小田原 フェニックスは、今シーズン「5位」に終わりました。戦前は「優勝候補」に挙げる声もありましたが……「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出を逃してしまいました。
※「順位決定節」Bブロック、花王コスメ小田原 フェニックスの試合結果・詳報はこちら
Bブロック・リーグ戦 第1戦 MORI ALL WAVE KANOYA戦 試合レポート
Bブロック・リーグ戦 第2戦 小泉病院 Blue Arrows戦 試合レポート
Bブロック・リーグ戦 第3戦 平林金属 Peachblossoms戦 試合レポート
Bブロック・5位決定戦 試合レポート

 「順位決定節」Bブロックでは4戦全勝! 戦前、「優勝候補」の一角に挙げられていた「実力」の片鱗を垣間見ることができました。
 「日本リーグ優勝」どころか、それを争う「順位決定節」Aブロックの舞台に立つこともできませんでしたが、Bブロックでは4戦全勝。同ブロック「最上位」の5位となり、来シーズンへの「飛躍」のキッカケをつかんだのではないでしょうか。来シーズンの花王コスメ小田原 フェニックスの戦いを期待をもって見守りましょう!

※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
 大和電機 Blue Lakers 公式Instagram https://www.instagram.com/yamatosoft/?hl=ja
 花王コスメ小田原 フェニックス 公式Instagram https://www.instagram.com/cosmeodawara
 JSLの情報満載のInstagramはこちら https://www.instagram.com/women_softball.jsl/

チャレンジ10,000人とキャッチボール


次回予告(12月18日公開)
次回予告

前回動画(12月4日公開)


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