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[2025年11月20日] つながれ! 全国のソフトボールファン!! 「チャレンジ10,000人とキャッチボール」(第88回)


 「第58回日本女子ソフトボールリーグ」(日本女子ソフトボールリーグ:JSL)は4月に「開幕」を迎えた「2025シーズン」も「第1節」「第2節」「交流節」「第3節」「第4節」を経て、最終順位を決定する「順位決定節」を終了(10月31日(金)~11月3日(月・祝)※雨のため、1日順延。鹿児島県南九州市・知覧平和公園多目的球場を会場に開催)。長いシーズンの幕を閉じました。
 今シーズンの「最終順位」を決定する「順位決定節」は、「プラチナセクション」「サファイアセクション」両セクションの1位・2位のチームが「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック(優勝・準優勝・3位・4位を決定)、3位・4位チームが「順位決定節」Bブロック(5位~8位を決定)、5位・6位のチームが「順位決定節」Cブロック(9位~12位を決定)で戦い、各ブロックで1回総当たりのリーグ戦を行い、1位~4位の順位を決め、各ブロック1位・2位のチーム、3位・4位のチームが対戦し、最終順位を決定しました(大会結果はこちら)。

 2025年シーズンは終了しましたが、昨シーズン(2024年)からスタートしたこの企画はオフシーズンも続いていきます! 日本リーグでプレーする「現役選手」たちが自ら企画し、スタートさせたこの企画、このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう! というものです。
 このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
 オフシーズンも張り切って「チャレンジ10,000人とキャッチボール」の動画を毎週木曜日に公開していきます。このイベントへの参加者も「6,000人」の大台を突破しました。88回目となる今回も2本の動画を公開させていただきます。

 まず1本目は、靜甲(チーム紹介ページはこちら)が、一緒に仕事をする「仲間」であり、ソフトボール部の活動をいつも応援してくれる加藤さん、野々山さんとキャッチボールを行った動画です。
 加藤さんは清水工場に勤務されており、この日はオープン戦(練習試合)の応援にかけつけてくれたそうです。
 野々山さんは靜甲の「エース」小井沼美月選手の上司だそうです。
 小井沼美月選手は今シーズン7勝1敗・防御率1.20の好成績で「プラチナセクション」の「ベストナイン」に輝きました。また、その「エース」の活躍もあって、靜甲は2年ぶり二度目となる「日本リーグ優勝」を成し遂げています。  
※日本リーグ「優勝」を決めた靜甲「順位決定節」の試合結果・詳報はこちら
Aブロック・リーグ戦 第1戦 YKK戦 試合レポート
Aブロック・リーグ戦 第2戦 大和電機 Blue Lakers戦 試合レポート
Aブロック・リーグ戦 第3戦 VONDS市原 Emerald Green戦 試合レポート
Aブロック・優勝決定戦 試合レポート

 「順位決定節」Aブロックでは、初戦、2戦目と確実に勝利を挙げ、最終戦のVONDS市原 Emerald Green戦は落としたものの、2勝1敗の2位でリーグ戦を通過。「日本リーグ優勝」をかけた「優勝決定戦」に駒を進め、その「優勝決定戦」ではリーグ戦で唯一敗れたVONDS市原 Emerald Greenに見事「リベンジ」。「キャプテン」半田由佳選手の先制タイムリーツーベース、「主砲」井上葉菜選手のツーランホームランで3点を挙げ、この3点を「エース」小井沼美月投手が守り切り、完封勝利! 3-0で快勝し、2年ぶりに「王座」を奪還。「日本リーグ優勝」を勝ち獲りました。
 選手たちの活躍はもちろんですが、ともに働く仕事仲間、同僚、上司、後輩……今回、キャッチボールイベントに参加してくださった加藤さん、野々山さんのような存在がいてくれるからこそ、選手たちは大好きなソフトボールに打ち込むことができています。
 また、ソフトボールだけでなく、支えてくださっている皆さんに、少しでも「恩返し」ができるように……と、日々の仕事においても精一杯、働いています。
 ソフトボール「だけ」していればいいのではなく、職場においても、仕事においても、「必要」とされる人材、存在であれるように、ソフトボールにおける「チーム」において、個々が与えられた役割を果たすように、職場でも仕事においても、自分に与えられた役割・仕事をしっかりと全うし、一人前の「社会人」として認めてもらえるよう、ソフトボールに、仕事に、「全力投球」しています。
 今シーズン、靜甲はソフトボールにおいて「日本リーグ優勝」という大きな成果を挙げましたが、その喜びや感動を、職場の皆さんと分かち合うと同時に、仕事においてもそれに負けない「大きな仕事」ができるよう、日々努力していく所存です。
 
 2本目の動画は、花王コスメ小田原 フェニックス(チーム紹介ページはこちら)が、全国各地の花王の工場から集まった「花王テクノスクール39期生」とキャッチボールを行った動画です。
 「花王テクノスクール」は、1989年4月に創設された制度で、当時の世相、国際化、大競争、技術革新、情報化、市場の変化、消費者のニーズの多様化等々に対応すべく始められた制度で、当時は花王としても「会社の成長期」であり、課題解決や新しい技術にチャレンジできるリーダー人財(※花王造語:人材)の育成が求められ、優れた人格・見識を備えた“心” 、幅広い専門知識・技能持つ“技”、マネージメント能力を持った“リーダー” 、生産現場の中核となる「現場リーダー」(※エンジニアリング・オペレーター)を数多く育成し、活躍してもらいたいとの願いを込め、創設された制度で、対象者は、工場長が推薦する30歳前後の若手社員(リーダー候補)。 研修期間は8ヵ月の長期にわたり、「全寮制」。花王和歌山工場を研修場所とし、日々研修に取り組んでいるとのことです。
 この動画は、今夏の「第65回全日本実業団女子選手権大会」(7月26日・27日の両日、京都府福知山市で開催)に「花王テクノスクール」39期生の皆さんが応援に駆けつけてくれた際にキャッチボールを行い、撮影されたものだそうです。
 花王コスメ小田原 フェニックスは「第65回全日本実業団女子選手権大会」(大会結果はこちら)は、「連覇」を狙って大会に臨みましたが、「決勝進出」を果たしましたが、惜しくも準優勝に終わっています。
 また、「日本リーグ」でも「優勝候補」に挙げられながら、「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出を逃し、5位~8位を決めるBブロックでの戦いとなってしまいました。
※「順位決定節」Bブロック、花王コスメ小田原 フェニックスの試合結果・詳報はこちら
Bブロック・リーグ戦 第1戦 MORI ALL WAVE KANOYA戦 試合レポート
Bブロック・リーグ戦 第2戦 小泉病院 Blue Arrows戦 試合レポート
Bブロック・リーグ戦 第3戦 平林金属 Peachblossoms戦 試合レポート
Bブロック・5位決定戦 試合レポート

 「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出は逃したものの、Bブロックでは、やはり「強さ」を見せつけ、リーグ戦3戦全勝の1位で通過。「5位決定戦」でも勝利し、Bブロック「最上位」となる「5位」でシーズンを終えました。
 前述した通り、「全日本実業団女子選手権大会」で優勝、準優勝の好成績を収め、「順位決定節」でもBブロックでは「最上位」となりました。狙うべきは「日本リーグ優勝」、来シーズンこそ、その「目標」を叶えてほしいものです。
 そのためには、「花王テクノスクール」のように、「今、何が求められているのか」「何を、どうすれば、より良いものができるのか」を、考え、見つめ直していかなくてはなりません。まずは自らのチームを分析し、長所・短所を見極め、ストロングポイントを伸ばし、磨きをかけると同時に、ウイークポイントからも目を逸らさず、その克服に挑んでいくことです。相手を知ること、相手を研究することも、もちろん大切で重要なことですが、その前にまず「己を知る」ことがチーム強化の「第一歩」となります。その上で、「何が足りないのか」「何を、どうすれば、勝つことができるのか」を考え、そのための戦術・戦略を練り、実践できるだけの練習を積まなくてはなりません。相手と同じことをやっていては、その「差」は縮まりません。ただ、漫然と同じ練習を繰り返していてもうまくはなりません。常に「実戦」を想定し、そのための「備え」をすること、それが「練習」です。より具体的に、より実戦的に、チームが向かうべき「目標」を指し示し、そこに向かっていかなくてはなりません。
 今シーズンの戦いを糧に……来シーズン、さらにレベルアップ、ステップアップした花王コスメ小田原 フェニックスの「戦い」が見られることを期待しています!

※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
 靜甲 公式Instagram https://www.instagram.com/seikosoftball/
 花王コスメ小田原 フェニックス 公式Instagram https://www.instagram.com/cosmeodawara
 JSLの情報満載のInstagramはこちら https://www.instagram.com/women_softball.jsl/

チャレンジ10,000人とキャッチボール


次回予告(11月27日公開)
次回予告

前回動画(11月13日公開)


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