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[2025年05月29日] つながれ! 全国のソフトボールファン!! 「チャレンジ10,000人とキャッチボール」(第63回)


 「第58回日本女子ソフトボールリーグ」(日本女子ソフトボールリーグ:JSL)が4月に「開幕」を迎え、5月16日(金)~19日(月)「第2節」が開催されました。
 「第2節」は「プラチナセクション」「サファイアセクション」それぞれのセクションに分かれての大会開催となり、「プラチナセクション」が長野県下諏訪町・下諏訪スタジアム(試合結果はこちら)で、「サファイアセクション」が山形県山形市・きらやかスタジアム(試合結果はこちら)で開催されました。

 「2025シーズン」も前半戦が終了し、チームは「日本リーグ優勝」をめざし、「真剣勝負」を繰り広げていますが、全国のソフトボールファンとつながるイベント「チャレンジ10,000人とキャッチボール」はシーズン中も継続しています。
 この企画は昨シーズン(2024年)、日本リーグでプレーする「現役選手」たちが企画し、スタートしたもので、このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう! というものです。
 このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
 2025シーズンも張り切って「チャレンジ10,000人とキャッチボール」の動画を毎週木曜日に公開していきます。63回目となる今回も2本の動画を公開させていただきます。

 まず1本目は、大和電機 Blue Lakers(チーム紹介ページはこちら)が、同じ会社で働く「佐藤班長」とキャッチボールを行った際の動画です。
 「佐藤班長」は、いつも試合の観戦や練習の見学に訪れ、ソフトボール部を応援してくださっているそうです。
 以前はチームの「大黒柱」であり、今シーズンは試合の流れを変える「ゲームチェンジャー」としての役割を担っている大串都未希選手と同じ職場で働いていたこともあったそうです。
 大和電機 Blue Lakersは「第2節」終了時点で4勝1敗、「プラチナセクション」で同率首位に立っています。特に、その「第2節」は「ホーム」である長野県下諏訪町での開催で、連日、「チームカラー」である「黄色」の揃いのTシャツを着た写真の皆さんがスタンドを埋め尽くし、熱い声援を送ってくださいました。
 その声援に応え、大和電機 Blue Lakersは「第2節」3戦全勝! 一気に「プラチナセクション」の首位に躍進! 改めて「声援」が力となり、チームを、選手を、奮い立たせてくれるのだと実感致しました。きっと「佐藤班長」の姿もスタンドにあったことと思います。
 JSLはこうした会社、職場の皆さんの声援・応援があって、理解と協力・支援があって成り立っています。ソフトボールプレーヤーとしてグラウンド上で「全力を尽くす」ことは当然のことですが、会社の中で必要な人材となり、しっかりと役割を果たし、「戦力」となること、職場で愛され、応援したくなる、応援せずにはいられなくなる「存在」となることが私たちの目標です。JSLは「ソフトボールと仕事の両立」をめざし、日々努力しております。
 その意味でも、スタンドが「黄色」に染まる光景は圧巻であり、感動的でした。また、その応援、声援を自らの「力」に変え、見事「3連勝」を飾り、首位躍進を果たしたチーム・選手の姿にも心を動かされました。
 そして……大会最終日、最後の最後まで残って、大会の試合会場の後片付けをするチーム・選手たちの姿も忘れられません。グラウンド上では「全力プレー」を忘れることなく、ただそこに「参加」「出場」するだけではなく、大会を支えてくださった皆さんへの「感謝」の気持ちを忘れず、自らも「その一員」として、大会に関わり、携わり、支えていこうという姿勢が大切だと、私たちJSLは考えています。

 この動画でキャッチボールの相手を務めてくれた大和電機 Blue Lakersは、現行の形にJSL(日本女子ソフトボールリーグ)が再編された2022年、「初代チャンピオンチーム」です。それ以来、「日本リーグ優勝」には手が届いておりませんが、今シーズンは「王座奪還」を果たすべく、順調なスタートを切り、前半戦を「首位」で折り返しました(※大和電機 Blue Lakers「第2節」の試合結果・試合レポートはこちら。第1戦 第2戦 第3戦)。

 戦いの舞台は、異なるセクション「サファイアセクション」との対戦となる「交流節」(7月4日(金)~6日(日)、富山県富山市・岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場で開催。試合スケジュールはこちら)に移されます。レギュラーシーズンでは対戦のない相手との試合は、セクション内の対戦とはまた違った形になると思われます。大会最終日には「スペシャルイベント」が企画・開催されるとか……見逃すことのできない試合となることは間違いありません! ぜひぜひ試合会場に足を運んでみてください!!

 2本目の動画は、靜甲(チーム紹介ページはこちら)が「清水ソフトボール協会」の皆さんとキャッチボールを行った動画です。
 この日、靜甲は(公財)日本ソフトボール協会が乳幼児向けに開発した「ASOBALL」(ASOBALLの体験教材用具カタログはこちら)を、静岡市内の幼稚園児を対象に、行ったとのことです。
 JSLでは、ソフトボールのさらなる普及・発展のため、このキャッチボールイベントだけでなく、リーグ開催時には、開催地の子どもたちを対象に、ソフトボールクリニック(ソフトボール教室)を行ったり、幼稚園・保育園・保育所・認定こども園や小学校、中学校を訪問し、ソフトボールに興味を持ってもらおうと、ボール遊びを行ったり、(公財)日本ソフトボール協会が乳幼児向けに開発した「ASOBALL」を一緒に楽しんだりもしています。
 先に開催された「第2節」でも、大会2日目(5月17日/土)が、全国的な悪天候の影響を受け、試合中止・順延となってしまいましたが、そんなときにも「プラチナセクション」「サファイアセクション」それぞれの参加チームが率先して「ソフトボールクリニック」(ソフトボール教室)を行い、開催地の子どもたちと触れ合い、ソフトボールの魅力、楽しさ・面白さを伝える機会とし、ソフトボールの基礎・基本となる技術的な講習や練習方法を学ぶ時間を設けています。
 また、試合開催時には「エスコートキッズ」や「ファーストピッチセレモニー」(始球式)にも地元の子どもたちに参加していただいています。少し照れたり、恥ずかしそうにしながらも選手たちと手をつなぎ、守備につく選手たちのポジションまで走る子どもたちの姿はとても微笑ましく、とてもやさしく温かい時間となっています。また、「ファーストピッチセレモニー」では、緊張しながら懸命に投げる姿、見事な「ストライク」に満面の笑顔を見せてくれることもあれば、緊張感から思うような投球ができず、思わず涙を流すような姿も……。そんな一つひとつのシーンが「忘れられない思い出」となり、ソフトボールを続けていくキッカケとなってくれれば、生涯を通じてソフトボールを続けていく「モチベーション」となってくれれば……と心から願っています。
 そして、イベントに参加してくださった子どもたちが、その仲間たちと一緒に、あるいは保護者の皆さんとともに、スタンドから声援を送ってくれる姿も見受けられます。ソフトボールをする楽しさ、ソフトボールを観る面白さ、ソフトボールのいろんな楽しみ方を提供できれば……と思いますし、一人ではできない、チームの「仲間」とともに、力を合わせプレーする「チームスポーツ」の魅力を伝えていきたいとも思っています。
 ソフトボールは決して「一人」ではできないのです。一緒にプレーする「仲間」がいて、対戦する「相手」がいて、プレーをジャッジする審判員の皆さんがいて、一つひとつのプレーを正確に記録として残す公式記録員の皆さんがいて、グラウンド整備やライン引きをしてくださる人がいて、ファウルボールを取りにいってくれる人、探してくれる人がいて……多くの人の力があって、支えがあって、仲間がいて、ソフトボールが成り立っているのです。そのすべてに「感謝」すると同時に、この素晴らしいスポーツの魅力を、楽しさ・面白さを、一人でも多くの人に伝えていきたい……それが私たちJSLの「願い」であり、取り組むべき「ミッション」であると受け止めています。

 2本目の動画でキャッチボールの相手を務めてくれた靜甲は「第2節」終了時点で4勝1敗、1本目の動画に登場した大和電機 Blue Lakersと並んで「プラチナセクション」同率首位に立っています。
 2023年のシーズンで「悲願」の「日本リーグ優勝」を成し遂げ、昨シーズンは「連覇」を狙っていましたが「まさか……」の9位という結果に終わってしまいました。今シーズンは「開幕」連勝のスタートを切り、「第2節」で今シーズン初黒星を喫したものの、通算成績4勝1敗。同率首位に並んだ状態で前半戦を折り返しました(※靜甲「第2節」試合レポートはこちら。第1戦 第2戦 第3戦)。

 「第58回日本女子ソフトボールリーグ」は前半戦を終了し、次節は「プラチナセクション」「サファイアセクション」全12チームが集結し、前半戦の順位に基づき、異なるセクションのチームと対戦する「交流節」が開催されます。「交流節」は7月4日(金)~6日(日)、富山県富山市・岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場で開催されます(試合スケジュールはこちら)。
 「交流節」では様々な「スペシャルイベント」も開催される予定です。詳細は決まり次第、このサイトで発表します!!!

※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
 大和電機 Blue Lakers 公式Instagram https://www.instagram.com/yamatosoft/?hl=ja
 靜甲 公式Instagram https://www.instagram.com/seikosoftball/
 JSLの情報満載のInstagramはこちら https://www.instagram.com/women_softball.jsl/

チャレンジ10,000人とキャッチボール


次回予告(6月5日公開)
次回予告

前回動画(5月22日公開)


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