「第58回日本女子ソフトボールリーグ」(日本女子ソフトボールリーグ:JSL)が4月に「開幕」を迎え、今週末には「第2節」が開催されます。
「第2節」は「プラチナセクション」「サファイアセクション」それぞれのセクションに分かれての大会開催となります。開催期日はともに5月16日(金)~18日(日)の3日間、「プラチナセクション」が長野県下諏訪町・下諏訪スタジアム(試合会場はこちら 試合スケジュールはこちら)で、「サファイアセクション」が山形県山形市・きらやかスタジアム(試合会場はこちら 試合スケジュールはこちら)で開催されます。
「2025シーズン」が開幕し、チームは「日本リーグ優勝」をめざし、「真剣勝負」を繰り広げていきますが、全国のソフトボールファンとつながるイベント「チャレンジ10,000人とキャッチボール」はシーズン中も継続してまいります。
この企画は昨シーズン(2024年)、日本リーグでプレーする「現役選手」たちが企画し、スタートしたもので、このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう! というものです。
このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
新たなシーズンも張り切って「チャレンジ10,000人とキャッチボール」の動画を毎週木曜日に公開していきます。61回目となる今回も2本の動画を公開させていただきます。
まず1本目は、大和電機 Blue Lakers(チーム紹介ページはこちら)が、木村美咲選手のご家族とキャッチボールを行った際の動画です。
木村美咲選手は、先に「開幕」を迎えた「第1節」、チームにとって大切な「開幕戦」の「開幕投手」に指名された大和電機 Blue Lakers「期待」のピッチャーです。
その「開幕戦」は4回2/3を投げ、被安打3・失点2。大和電機 Blue Lakers「自慢」の強力打線が珍しく!? 無得点に終わり、完封されてしまったこともあり、残念ながら「敗戦投手」になってしまいましたが、チームの大黒柱であり、精神的支柱でもある大串都未希投手、左腕・斉藤未来投手とともに、「第2節」以降、登板機会、活躍の場が増えていくのでは……と思います。
木村美咲選手のお母さまが「ソフトボール経験者」とのことで、お父さま、三姉妹でキャッチボールをする姿は何ともいえない「微笑ましさ」がありました。
普段なかなかこんな風にキャッチボールをする機会もないと思いますので、たまにはこんな風にゆっくりとキャッチボールを通じて「心」を通わせ、「会話」してみるのもいいんじゃないでしょうか。きっと家族の「絆」が深まり、新たな「発見」もあるのではないでしょうか。
アメリカでは家族でキャッチボールを行い、子どもたちを野球場に、スタジアムに、観戦に連れて行く……という「文化」が根付いているといいます。親から子へ、「野球」というスポーツ、「文化」が受け継がれ、継承されていく。もちろんそれでも「野球離れ」の現象は起こっているといいますし、メジャーリーグの巨大なマーケットを支えているのは「入場料収入」よりも、ペーパービュー(特定のイベントや番組を視聴するために、視聴者が個別に料金を支払う視聴方式)を主流とした「放映権料」になっているのは「事実」ですが、鈴木誠也選手や今永昇太選手が所属するシカゴ・カブスの本拠地「リグレーフィールド」は、「野球は太陽の下でやるものだ」と1914年の会場から1988年までの75年間にもわたり、頑なにナイターを実施しなかったり、「野球は球場で観るものだ」とホームゲームを開催しているときには試合のテレビ中継を行わないチームがあったりもしたそうです。
時代の流れとともに、それらも「過去のもの」となってきてはおりますが、アメリカで野球が「大切」にされ、独自の「こだわり」の中で歴史が紡がれてきたことがわかるエピソードのように思います。何かと「タイパ」「コスパ」と効率が重視され、求められる世の中にあっても「変わらないもの」や「伝統」「歴史」を重んじることがあってもいいのかな……と思ったりもします。
変わっていく時代に合わせていくことも大切ですし、時代の流れに取り残されないよう努力していく必要はありますが、「ソフトボールだからこそ」の文化や「変わらないもの」もあってもいい気がします。
この動画でキャッチボールの相手を務めてくれた大和電機 Blue Lakersは、2022年にJSLが再編され、現行の試合方式になったシーズンに「頂点」に立った「初代チャンピオンチーム」です。
今シーズンの「開幕」となる「第1節」は1勝1敗のスタート。今週末、「ホーム」で開催される「第2節」で「王座奪還」へ向け、3連勝を狙っています!
(大和電機 Blue Lakers「第1節」試合結果はこちら。第1戦 第2戦)
JSLでは、試合はもちろんソフトボールの普及・発展へ向け、様々なイベントにも力を入れ、取り組んでいます。試合の観戦、イベントへの参加を通じて、家族で、家庭で、ソフトボールが「話題」となり、地域や職場、関係する皆さんへ「ソフトボールの輪」が広がっていってくれれば……と願っています。そのためにも……私たちはグラウンド上では全力でプレーし、グラウンドを離れても、大好きなソフトボールの普及・発展のため、様々な取り組みを進めてまいります!
2本目は平林金属 Peachblossoms(チーム紹介ページはこちら)が、「池田動物園ZOOっとプロジェクト」の皆さんとキャッチボールを行ったときの動画です。
「池田動物園ZOOっとプロジェクト」は 2020年11月12日、経済界の団体により発足したプロジェクトで「未来の子どもたちに命のぬくもりを」と題して、岡山の子どもたちに動物たちのぬくもりを身近に感じてもらえる場所を残したい……と活動を続けています。
池田動物園は岡山県の動物園として、歴史も古く、世代を超えて「親から子へ思い出をつなぐ場所」として定着しており、池田動物園の存続と動物たちの生育環境の改善を目的に「池田動物園ZOOっとプロジェクト」が結成されたそうです。岡山県全体に「大きな波」が生まれることを願い、活動しているそうです。
私たちが「ソフトボール」を大切に思い、さらなる普及・発展を願い、活動しているように、岡山市「唯一」の動物園である「池田動物園」を、世代を超えて「親から子へ思い出をつなぐ場所」として守り続けたいと活動しているのです。誰もが「心の中」で大切にしているものがあり、それを守りたいと願っているのです。
ソフトボールにも「大切な場所」があります。「第1節」終了後、JSLのチームがその「大切な場所」門前へ復興支援のボランティアに赴きました。ソフトボールにとって「大切な場所」門前。多くのソフトボールプレーヤーがその地で育ち、巣立ち、あるいは戻り、ソフトボールを支える「大きな力」となってきてくれた「大切な場所」なのです。だからこそ……その「大切な場所」が明るさと活力を取り戻し、再びそこでソフトボールが行われることを願って……ボランティアに取り組みました。「大切な場所」を取り戻すために……。
(※能登復興支援活動に関する記事はこちら)
2本目の動画で「池田動物園ZOOっとプロジェクト」の皆さんとキャッチボールを行った平林金属 Peachblossomsは「第1節」残念ながら勝ち星なしの連敗スタート。今週末の「第2節」では、「池田動物園ZOOっとプロジェクト」の皆さんとのキャッチボールでもらった「元気」と「活力」を胸に、巻き返しを図ります!
(※平林金属 Peachblossoms「第1節」試合結果はこちら。第1戦 第2戦)。
「第58回日本女子ソフトボールリーグ」が開幕し、11月まで「熱い戦い」を繰り広げていきます。「第2節」開催は今週末! ぜひ皆さん、試合会場に足を運び、選手たちを応援してあげてください!!
※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
大和電機 Blue Lakers 公式Instagram https://www.instagram.com/yamatosoft/?hl=ja
平林金属 Peachblossoms 公式Instagram https://www.instagram.com/hirakinsoftball/
JSLの情報満載のInstagramはこちら https://www.instagram.com/women_softball.jsl/

| 次回予告(5月22日公開) | |
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| 前回動画(5月8日公開) | |




