「第58回日本女子ソフトボールリーグ」(日本女子ソフトボールリーグ:JSL)もいよいよ開幕間近! 4月19日(土)・20日(日)、石川県金沢市にJSL所属の12チームが一堂に会し、「プラチナセクション」(プラチナセクション2025シーズン試合日程はこちら)「サファイアセクション」(サファイアセクション2025シーズン試合日程はこちら)長いシーズンの幕が開きますが、2025シーズンも全国のソフトボールファンとつながるイベント「チャレンジ10,000人とキャッチボール」を継続してまいります。
この企画は昨シーズン(2024年)、日本リーグでプレーする「現役選手」たちが企画し、スタートしたもので、このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう! というものです。
このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
紹介する映像が昨年撮影されたものであったり、2025シーズンバージョンのものと混在したり……ということもありますが、新シーズンも張り切って「チャレンジ10,000人とキャッチボール」の動画を毎週木曜日に公開していきます。56回目となる今回はついに「5,000人」の大台を突破! 今回も4本の動画を公開させていただきます。
まず1本目は、Citrine Ichinomiya(チーム紹介ページはこちら)が、修文学院高等学校・和太鼓部「沙羅」の皆さんとキャッチボールを行った動画です。修文学院高等学校・和太鼓部「沙羅」の皆さんは、「体力が基本」とあって、平日の放課後2時間余りの練習では、腹筋、背筋などの筋トレも採り入れており、外部から講師を招くとかではなく、部員同士が練習中、互いの演奏を聞き、「腕が曲がっているから、まっすぐ上げて」「最後の音が早い」。等、課題を指摘し合う「自主自立」の練習風景が特徴。2000年に部の前身、音楽部の和太鼓班として活動を始めた当時は、太鼓に詳しい女性教諭(故人)が指導にあたっていたとのことですが、今は技を先輩から後輩へ受け継ぐのが伝統になっているそうです。部員のほとんどが和太鼓の経験はなく、部員同士の指導を通じて技を会得しているそうです。和太鼓の演奏を初めて間近に聞き、その「迫力」にひかれて入部した部員がほとんど。一曲の演奏を終えると『やり切った』という達成感と充実感があるとのこと。
チーム名の「沙羅(さら)」は沙羅双樹の木のように空に向かって伸び、広がっていくような演奏をめざすという願いを込められており、新入部員は、代々受け継いでいる笛の音色も入ったオリジナル曲「沙羅」を演奏できるようにするのを目標としているそうです。
今回のイベントも最初は「遠くから恥ずかしそうに見つめる」感じでしたが、いざキャッチボールを始めると、流れるようなローテーションで全員参加。見事なキャッチボールを披露してくれました。
ソフトボールと和太鼓、まったくジャンルは違いますが、それぞれに「魅せられ」「惹かれる」ものがあり、のめり込み、夢中になっていく……ジャンルは違えど、どこかに通じ合うものがあるはず。今までソフトボールとは縁のなかった人々にも、このようなイベントを通じて、その魅力、面白さ、楽しさを伝えられるといいな……と思いますし、そのためにもJSLでは様々なイベントを企画・実践し、ソフトボールの魅力を伝える努力を続けています。
2本目はYKK(チーム紹介ページはこちら)が、鵜坂スポーツ少年団の皆さんとキャッチボールを行ったときの動画です。
鵜坂スポーツ少年団は富山県魚津市で活動する小学生女子のチームで、魚津市でのソフトボール講習会に参加してくれた際、このイベントにも協力してくれたそうです。
鵜坂スポーツ少年団は、3月27日~30日、岐阜県揖斐川町を会場に開催された「第18回春季全日本小学生女子大会」に、宮野雄山ダイヤモンドキッズと「合同チーム」を結成し、出場。惜しくも初戦となった2回戦で敗退してしまいましたが、富山県の「代表」として、「全国大会」で堂々たるプレーを見せてくれました(大会の詳報はこちら)。
ソフトボールのチームを結成するには「9人」のメンバーが必要で、小学生や中学生、高等学校の大会でも何チーム、何校かが集まって「合同チーム」を結成し、参加・出場するチームが増えています。そんな中でも、ソフトボールが「好き」で、仲間を集めて、大会に参加・出場してくださっている皆さんには「感謝」の気持ちでいっぱいです。
本協会をはじめ、その傘下であるJSLでも「少子化対策」「競技人口の減少」「登録チーム数の減少」に歯止めをかけ、新しい「仲間」を増やそうと知恵を絞り、懸命の努力を続けています。このイベントもその一環であり、「新しい仲間」を一人でも多く増やすべく、取り組んでいます。ソフトボール「初心者」であっても、JSLのチーム・選手の皆さんが懇切丁寧、親切に指導してくれます。興味のある方はお気軽にこのイベントに参加してみてください!
3本目の動画は、VONDS市原 Emerald Green(チーム紹介ページはこちら)が、同じ「VONDS市原ファミリー」の一員である「VONDS市原 FCレディース U15」の皆さんとキャッチボールを行った動画です。
VONDS市原 FCレディース U15」の皆さんは、昨シーズン「JFAU15女子サッカーリーグ 関東2部リーグ」で優勝! 今シーズンは「関東1部リーグ」に参戦することになるそうです。
U15といえば……本協会の「女子U15日本代表」が、3月26日~30日、台湾・埔里で開催された「第2回女子U15アジアカップ」に出場。予選リーグにあたる「オープニングラウンド」を5戦全勝の1位で通過。「優勝決定戦」に駒を勧め、決勝も7-0の5回コールド勝ち! 無敗のまま、「アジアの頂点」に立ち、6月27日~7月5日、イタリアで開催される「第2回女子U15ワールドカップ」に「アジアNo.1」のチームとして「世界一」の座をかけ、大会に臨むことになります(第2回女子U15アジアカップ出場選手・スタッフ、試合結果、各試合レポートはこちら)。
ソフトボールにおいても、サッカーにおいても、「U15」の世代の選手たちは、それぞれの競技の「将来」「未来」を担う「宝」のような世代であり、存在です。その選手たちが「世界の舞台」をめざすと同時に、生涯を通じて、ソフトボールを、サッカーを、愛し、続けていける環境を作ること。それがNF(中央競技団体)の果たすべき使命であり、役割であると受け止めています。そのための努力を惜しむことなく続け、取り組みを進めていかなくてはなりません。
4本目は花王コスメ小田原 フェニックス(チーム紹介ページはこちら)が、小学生ソフトボールチーム・国府津イーグルスの皆さんとキャッチボールを行った際の動画です。
神奈川の小学生男子といえば、全国大会で何度も優勝している「横須賀」や「西湘」が有名で、強豪ひしめく「激戦区」として知られていますが、国府津イーグルスは神奈川県小田原市を中心に活動しているチームだそうです。
「小学生男子」の種別は、「男子」というカテゴリーでありながら、「女子」の選手の参加・出場も認めている珍しいカテゴリーであり、ある意味では「時代を先取り」した「多様性」を認めたカテゴリーともいえます。「女子」の選手も登録でき、全国大会では常時3名まで「女子」の選手が試合に出場することが可能になっています。
「女子の選手の決勝打で勝ち上がった」「女子選手がエースのチームが決勝進出を果たした」といったケースも過去にあり、他の大会とはまた違った趣のある大会となっています(女子選手がエースのチームが決勝戦を戦う実際の映像「第17回春季全日本小学生男子大会決勝」)。
性別や年齢にとらわれ、しばられることなく、誰もが、いつでも、どこでも、楽しめるのがソフトボールの特徴であり、良さでもあります。しかも「やる楽しさ」「観る楽しさ」「支える楽しさ」といろんな側面をもったスポーツでもあります。
さぁ~皆さん! ソフトボールを一緒に楽しんでみませんか? それぞれのやり方で、それぞれのスタイルで、ソフトボールを楽しんじゃいましょう!!
※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
Citrine Ichinomiya 公式Instagram https://www.instagram.com/citrine__ichinomiya/
YKK 公式Instagram https://www.instagram.com/ykksoftball/
VONDS市原 Emerald Green 公式Instagram https://www.instagram.com/vonds_soft?igsh=dGVjbDd6YWZwajEx
花王コスメ小田原 フェニックス 公式Instagram https://www.instagram.com/cosmeodawara

次回予告(4月17日公開) | |
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前回動画(4月3日公開) | |