NEWS

rss icon

[2025年01月23日] つながれ! 全国のソフトボールファン!! 「チャレンジ10,000人とキャッチボール」(第45回)

  
 現在、ソフトボールは「シーズンオフ」を迎えており、新たなシーズンの幕開けに向け、各チーム準備を進めているところではありますが、オフシーズンの間も全国のソフトボールファンとつながるイベント「チャレンジ10,000人とキャッチボール」は、2025年も継続してまいります。
 この企画は昨シーズン(2024年)、日本リーグでプレーする「現役選手」たちが企画し、スタートしたもので、このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう! というものです。
 このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
 「チャレンジ10,000人とキャッチボール」は、毎週木曜日に動画を公開しています。2025年2回目となる45回目の今回も4本の動画を公開させていただきます。

 まず1本目は、MORI ALL WAVE KANOYA(チーム紹介ページはこちら)が、鹿屋女子高校女子ソフトボール部の皆さんとキャッチボールを行った動画です。
 鹿屋女子高校女子ソフトボール部は「初心者」で部に入ってくる生徒が多いそうですが。「基礎・基本」を徹底し、「全国制覇」を目標に活動をしているそうです。
 鹿児島県は高校ソフトボールが盛んで、女子は神村学園高等部が昨年のインターハイで優勝。「全国制覇」を成し遂げています(大会結果はこちら)。 
 国民スポーツ大会でも高校生が対象となる「少年男子の部」「少年女子の部」でアベック優勝を飾っています(「少年男子の部」大会結果はこちら 「少年女子の部」大会結果はこちら
 レベルの高い鹿児島県ですから、県内の予選を勝ち抜くだけでも大変なことと思いますが……身近に目標とすべき「ライバル」がいるということは逆に喜ぶべきことかもしれません。「全国制覇」のために越えるべきハードルがすぐそばにあり、明確な基準・指標があるわけですから……。決して簡単なことではありませんが、とてもやり甲斐のある「目標」だと思います。
 今回、キャッチボールの相手となったMORI ALL WAVE KANOYAも昨年、「全日本クラブ女子選手権大会」で大会3連覇を成し遂げ、「第57回日本女子ソフトボールリーグ」でも「悲願」の初優勝を飾りました。身近に「全国制覇」を成し遂げたチームがたくさんある。これは「強くなる」ためには恵まれた環境であるはずです。「目標」に向かって現場ってください!
 
 2本目は大和電機工業(チーム紹介ページはこちら)が、公立諏訪東京理科大学軟式野球部の皆さんとキャッチボールを行った動画です。
 こちらは大和電機工業が「野球・ソフトボール普及イベント」に参加した際、公立諏訪東京理科大学軟式野球部の皆さんと一緒になり、イベントへの参加をお声がけしたところ、快く参加してくださったとのことです。
 その昔は、近所の空き地や小・中学校のグラウンドでも放課後、日が暮れるまで草野球や草ソフトボールに興じる姿が全国各地で見られたものです。今は公園でも「キャッチボール禁止」といったところが増えてしまい、とても気軽に野球・ソフトボールができる環境はなくなり、「キャッチボールができない」子どもたちが増え、それどころか親の世代にまで広がってしまっています。
 だからこそ……JSLでは、このようなキャッチボールイベントを企画・立ち上げ、まずはボールに触れてもらうこと、野球・ソフトボールの「基礎の基礎」「基本中の基本」であるキャッチボールを体験してもらっています。
 野球・ソフトボールは国際組織も「WBSC」(世界野球ソフトボール連盟)として一緒に活動しています。「野球」「ソフトボール」同じ「ベースボール型」のスポーツとして、その競技の枠組みを超え、より多くの人にその魅力や楽しさ、面白さを伝え、アピールしていけるといいな……と思います。
 
 3本目の動画は、靜甲(チーム紹介ページはこちら)を、ずっと応援してくださっている方とキャッチボールを行った際の動画です。
 個人情報保護の時代!? 動画ではキャッチボールを行ってくださった方の詳細情報は明かされていませんが、「お昼休みに行った」という数少ない情報の中から推察するに、同じ会社の方なのではないかと思われます。
 いつも応援に駆けつけてくださり、一番大きな声でチームにエールを贈ってくさっている方とのこと、こういった皆さんの理解・協力、支援があってソフトボールは成り立っています。「顔出しはちょっと……」「名前を出すのは……」という方でも、こんな形でイベント参加可能です!!! 靜甲はチームとしてのイベント参加者が1.000人を突破! 誰でも参加でき、いろんな形で参加可能なイベント、皆さんお気軽に、また、それぞれの要望をしっかり伝えて、イベントに参加してみてください! JSLは皆さんのご希望・ご要望に応えるべく、最大限の努力をしてまいります。
 
 4本目はルネス紅葉スポーツ柔整専門学校(チーム紹介ページはこちら)が、同じルネス紅葉スポーツ柔整専門学校のサッカー部の皆さんとキャッチボールを行った際の動画です。
ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校サッカー部は、現在、滋賀県社会人リーグ1部に所属しており、関西リーグ昇格を目標に頑張っているチームだそうです。天皇杯への出場2回、全国専門学校サッカー選手権大会では12回も優勝しているとか。
 サッカーは世界的な人気スポーツで、今では子どもたちに「何かスポーツやってる???」と聞けば、一番に「サッカー!」と答えが返ってくるのではないでしょうか。やはり野球やソフトボールのようにボール、グラブ、バット……とたくさんの用具が必要になるのに対し、「ボール一つ」でできるという利点があります。また、野球同様、プロスポーツをして確立しており、トップレベルの選手ともなれば「巨万の富」を手にできる「夢」のあるスポーツです。
 また、「地域密着」「地域貢献」も掲げ、しっかりと地域に根ざし、裾野を広げ、活動の幅を広げ、新たなファン、競技人口を獲得することに成功しています。
 それぞれの競技特性もあり、同じ尺度で考えることはできない部分もありますが、他競技の先進事例、成功事例に目を向け、学ぶべきこと、取り入れられること、見出し、取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。
 そのためにも、こういったイベントを通じて、多くの人を巻き込み、取り組み、ソフトボールの枠の中に閉じこもっているのではなく、広く世界に目を向け、コミュニケーションを図っていく「姿勢」を持っていたいものです。

※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
 MORI ALL WAVE KANOYA 公式Instagram https://www.instagram.com/morikanoya.2021/
 大和電機工業 公式Instagram https://www.instagram.com/yamatosoft/?hl=ja
 靜甲 公式Instagram https://www.instagram.com/seikosoftball/
 ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校 公式X(旧・twitter) https://twitter.com/renaisssoftball
 
チャレンジ10,000人とキャッチボール


次回予告(1月30日公開)
次回予告

前回動画(1月16日公開)


pc