日本女子ソフトボールリーグ(JSL)では、全国のソフトボールファンとつながるイベント「チャレンジ10,000人とキャッチボール」を日本リーグでプレーする「現役選手」たちが企画しました。このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジします。このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている「ベテラン」でも、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
「チャレンジ10,000人とキャッチボール」は、毎週木曜日に動画を公開しています。42回目となる今回も4本の動画を公開させていただきます。
まず1本目は、靜甲(チーム紹介ページはこちら)が、焼津南小学校の5年生・47名とキャッチボールを行った動画です。
最初は「ボールを投げるのは苦手……」といっていた子どもたちが、靜甲の選手たちが圧倒されるほどの「元気」さでキャッチボールに取り組み、「最高の笑顔」をなってくれた瞬間がたまりませんでした(笑)。
こういったイベントをきっかけとして、少しでもソフトボールに興味を持ち、ソフトボールを観戦・応援に来てくれたり、ソフトボールを始めてくれたり……ということにつながってくれるといいのですが。
今は公園等は「キャッチボール禁止」「ボール遊び禁止」だったり、子どもたちの親の世代が「キャッチボールができない」なんてことも多くなって……。ソフトボールや野球の「投動作」「投げる」という動きは、日常生活の中にはない動作なので、このイベント等を通じて「投げる」こと、「キャッチボール」を行う機会を作っていくことは大切で貴重な機会になります。
JSLでは、今後もこのイベントを通じて、「ソフトボール」という競技・スポーツを「知ってもらうこと」、その魅力や面白さを伝えることで「普及活動」につなげていければ……と願い、取り組んでいきます!
2本目は岡山で行われた「第15回ソフトボールinみまさか」に「講師」として参加された皆さんの中から「レジェンド」と呼ばれるような皆さんをピックアップし、イベントに参加していただきました。
若杉賢二さんは、旧・日本女子ソフトボールリーグ1部・トヨタ自動車(現・トヨタ レッドテリアーズ)で監督を務められ、東邦高校野球部のコーチとしても活躍され、多くのプロ野球選手を輩出された名指導者です。
馬場(旧姓・伊藤)幸子さんは2008年の北京オリンピック「金メダリスト」であり、JD.リーグ・トヨタ レッドテリアーズの監督としてチームを率い、昨シーズン・今シーズンと「連覇」を達成しました(JD.リーグオフィシャルサイトはこちら)。
廣瀬芽さんも2008年の北京オリンピック金メダリストであり、旧・日本女子ソフトボールリーグ1部の時代に「太陽誘電」で活躍され、「打点王」のタイトルを獲得し、「ベストナイン」にも輝いています。
松岡(旧姓・内藤)惠美さんは2000年のシドニーオリンピックで銀メダル、2004年のアテネオリンピックで銅メダルを獲得している名遊撃手。2008年の北京オリンピックではアキレス腱断裂の大ケガからの「復活」をめざしましたが……最後の最後で出場を断念。ベンチには松岡選手のユニフォームが飾られ、金メダル獲得の瞬間、胴上げの際にもそのユニフォームが選手たちと一緒に喜びの輪に加わり、宙を舞っていたのが印象的でした。
来條美穂さんはJD.リーグ・タカギ北九州 ウォーターウェーブの監督として活躍中で、現役時代には2000年、旧・日本女子ソフトボールリーグ1部で「首位打者」「ベストナイン」を獲得。「日立ソフトウェア」(現・日立 サンディーバ)初のリーグ制覇に大きく貢献しました。
そんなレジェンドたちがイベントに参加! JSLの選手・チームに「頑張れ!」とエールを贈ってくれました。こうした「レジェンド」の皆さんが築いてくださった「日本のソフトボール」を守り、さらに発展させていくために……私たちも「JSL」の名に恥じぬ活動をしていかなければなりません。
3本目の動画は、MORI ALL WAVE KANOYA(チーム紹介ページはこちら)が、大分県佐伯市を拠点に活動するクラブチーム「佐伯中央病院」の皆さんとキャッチボールを行った動画です。
「佐伯中央病院は今夏、岩手県下関市で開催された「第45回全日本クラブ女子選手権大会」(※大会結果詳細はこちら)に出場している「強豪」クラブチームで、「看護師」「准看護師」「介護福祉士」等の「国家資格」の取得をめざしながら、「仕事」と「勉強」そして「ソフトボール」の「二刀流」どころか「三刀琉」のチームです。
興味のある方はぜひ「佐伯中央病院」ソフトボール部のHPをご覧になってください(佐伯中央病院女子ソフトボール部HPはこちら)。
チームを率いる組島千登美監督は、かつて「日本代表」として、1986年、1990年の「世界選手権」(現・ワールドカップ)、1990年、女子ソフトボールが「初めて」アジア大会の正式種目となった「北京アジア大会」に出場されている「レジェンド」です。ちなみに1990年の「世界選手権」「アジア大会」にはCitrine Ichinomiyaの大國香奈子監督も「日本代表」の一員に名を連ね、「貴重な左腕」として活躍されています。
4本目の小泉病院 Blue Arrows(チーム紹介ページはこちら)が、国民スポーツ大会「成年女子」の広島県代表チームの「中核」となった際、「ふるさと選手」としてチームに加わってくださった広島県出身の選手の皆さんや練習のお手伝い、応援に駆けつけてくださった皆さんとキャッチボールを行った際の動画です。
「成年女子」広島県代表チームは見事、中国ブロックの予選を勝ち抜き、「第78回国民スポーツ大会」(SAGA2024)本大会に出場(大会結果詳細はこちら)しています。
惜しくも1回戦で優勝した群馬県に4-6で敗れはしましたが、見事な戦いを見せてくれました。
※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
靜甲 公式Instagram https://www.instagram.com/seikosoftball/
MORI ALL WAVE KANOYA 公式Instagram https://www.instagram.com/morikanoya.2021/
小泉病院 Blue Arrows 公式Instagram https://www.instagram.com/koizumi_hospital_blue_arrows/

次回予告(12月26日公開) | |
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前回動画(12月12日公開) | |