日本女子ソフトボールリーグ(JSL)では、全国のソフトボールファンとつながるイベント「チャレンジ10,000人とキャッチボール」を日本リーグでプレーする「現役選手」たちが企画しました。このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジします。このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている「ベテラン」でも、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
「チャレンジ10,000人とキャッチボール」は、毎週木曜日に動画を公開しています。回を重ね、41回目となる今回も4本の動画を公開させていただきます。
まず1本目は、靜甲(チーム紹介ページはこちら)が、「靜甲スバルカップ」に参加してくださった三島北ゴジラファミリーズソフトボールスポーツ少年団、駿河アウルス、広沢ソフトボールスポーツ少年団、静岡葵ソフトボール、初倉ソフトボールスポーツ少年団、5チーム・総勢66名がこのイベントに参加してくださいました。
今回はこの5チーム・66名を3つのグループに分け、ソフトボールの「基本」となるキャッチボール、ゴロ捕りを中心としたソフトボールクリニックを行ったそうです。何事も「基礎・基本」が大事。名選手といわれる選手ほど、「基礎・基本」を大切にし、その反復を忘れません。今回学んだことを毎日繰り返し、繰り返し行っていくことが「上達」への「近道」なのです。そんなことわかってる、そんなのできている、やっている……と思うかもしれませんし、「近道」どころか「遠回り」に感じるかもしれませんが、「基礎・基本」なくして「応用」はありませんし、「土台」がしっかりとしていないと、その上に積み上げていくことはできません。しっかりとした「土台」を築くためにも「基礎・基本」が大切なのです。
こうしたイベントはJSLの選手たちにとっても、子どもたちに指導することで「基礎・基本」に立ち返る「良い機会」となります。また、自分ではわかっているつもりのことを、理解しているつもりのことでも、それを相手に伝えるのは簡単なことではありません。特に子どもたちにわかりやすく伝えるには、まず自分自身が「基礎・基本」をしっかりと理解していなければ伝えることはできません。子どもたちとふれあい、教えることで、ソフトボールの「原点」や技術的な「基礎・基本」を見つめ直す機会にもなっているのです。
2本目はMORI ALL WAVE KANOYA(チーム紹介ページはこちら)が、城西女子ソフトボール少年団、東部女子ソフトボール少年団、日置女子ソフトボール少年団の皆さんとキャッチボールを行った動画です。
鹿児島は伝統的に小学生・スポーツ少年団のソフトボールが盛んで、春先に開催される「鹿児島県ちびっこソフトボール大会 」は実に50回を超える開催回数を誇り、11地区の小学生男女「154チーム」 が集う「一大イベント」となっています。こういった「土壌」があるからこそ、MORI ALL WAVE KANOYAが「第57回日本女子ソフトボールリーグ」で優勝を飾り、「国民スポーツ大会」では少年男女が優勝、成年女子も3位となり、ソフトボール種別で男女総合優勝となる天皇杯得点、女子総合優勝となる皇后杯得点で「二冠」を飾る活躍を実現できているのでしょう。
3本目の動画は、ペヤング(チーム紹介ページはこちら)が、福島県郡山市を拠点に活動するクラブチーム「スマイル福島」と「Shine‘s」の2チームとキャッチボールを行った動画です。
「スマイル福島」「Shine‘s」ともに今夏、岩手県下関市で開催された「第45回全日本クラブ女子選手権大会」(※大会結果詳細はこちら)に出場している「強豪」クラブチームです。両チームとも残念ながら初戦で敗れてしまいましたが、JD.リーグやJSL以外にもクラブチームとして熱心に活動を続けているチームもあります。
興味のある方はぜひ両チームのSNSをご覧になってください。
スマイル福島 https://www.instagram.com/smile_fukushima/
Shine‘s https://www.instagram.com/shine.s_softball/
4本目の動画はルネス紅葉スポーツ柔整専門学校(チーム紹介ページはこちら)が、同校の硬式野球部とキャッチボールを行った動画です。ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校の硬式野球部は企業チーム登録、クラブチーム登録の2チーム編成で活動しており、都市対抗野球や日本選手権出場をめざしているそうです。
過去には4人のプロ野球選手を輩出しているとか……。野球とソフトボール、同じ「ベースボール型」のスポーツであり、IF(International Sports Federation/国際競技連盟)も野球・ソフトボールがジョイントした組織「WBSC」(世界野球ソフトボール連盟)として活動しています。「野球」と「ソフトボール」がともに手を携え、お互いの競技のさらなる発展のために、連携・協力していけるといいですよね。「野球だけ」「ソフトボールだけ」でなく、両方でその魅力を発信し、より多くの人に楽しんでもらえるといいのですが……。
※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
靜甲 公式Instagram https://www.instagram.com/seikosoftball/
MORI ALL WAVE KANOYA 公式Instagram https://www.instagram.com/morikanoya.2021/
ペヤング 公式Instagram https://www.instagram.com/peyoung_softball/
ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校 公式X(旧・twitter) https://twitter.com/renaisssoftball

次回予告(12月19日公開) | |
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前回動画(12月5日公開) | |