日本女子ソフトボールリーグ(JSL)では、全国のソフトボールファンとつながるイベント「チャレンジ10,000人とキャッチボール」を日本リーグでプレーする「現役選手」たちが企画しました。このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジします。このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている「ベテラン」でも、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
「チャレンジ10,000人とキャッチボール」は、毎週木曜日に動画を公開しています。37回目となる今回も4本の動画を公開させていただきます。
まず1本目は、小泉病院 Blue Arrows(チーム紹介ページはこちら)が、東京都国立市の東京女子体育大学を訪れ、キャッチボールを行った際の動画です。東京女子体育大学の「監督」であり、2004年のアテネオリンピック、2008年の北京オリンピックに「日本代表」として出場され、アテネでは銅メダル(※2004年アテネオリンピックの戦いの軌跡はこちら)、北京では日本ソフトボール界の「悲願」であった金メダル獲得(※2008年北京オリンピックでの戦いの軌跡はこちら)を果たした佐藤理恵さん、同じく「東京2020オリンピック」に「日本代表」として出場され、決勝での「神ゲッツー」が日本のみならず、世界中で話題となり、2008年の北京オリンピックから「13年越し2大会連続の金メダル獲得」を果たした渥美万奈さん(※「東京2020オリンピック」日本代表選手紹介映像はこちら)のお二人の金メダリストが参加してくれました。また、小泉病院 Blue Arrowsの「キャプテン」佐々木彩葉選手の大学時代(東京女子体育大学)の「同級生」である上和田愛香さんが種目は異なるものの(上和田彩香さんはバレーボール)、このイベントに参加してくださいました。 かつてJSLで活躍された「オリンピアン」の皆さんは毎夏開催している「交流節」の「ドリームマッチ」にも参加・協力してくれており、こういった様々な「絆」や「つながり」が、全国のソフトボールを愛好し、志す皆さんの将来、未来の「夢」へとつながっています。また、少子化が進む今日では、「ソフトボール」「バレーボール」といった競技や種目の枠や垣根を越え、「両方やりたい!」「どっちもやってみたい!!」という子どもたちが出てきてもいいのかもしれません。メジャーリーグで活躍する大谷将平選手が「投打二刀流」に挑戦したとき、誰もが「無理だ」「不可能だ」といいましたが、今やそれは漫画の世界や絵空事ではなく「現実」のものとなっています。また、アメリカではバスケットボールと野球、アメリカンフットボールと野球といった両方の競技・種目でドラフトにかかるような選手が存在しますし、その両方で「プロ」として活躍した選手もいます。カナダではソフトボールとアイスホッケー、その両方でオリンピックに出場した選手も「現実」にいるのですから。自分の可能性を限定してしまうことなく、また、周囲の人たちもその「チャレンジ」を認め、応援する空気が生まれてくると、今まで想像しなかったような「新たな可能性」が見えてくるのかもしれません。
2本目は花王コスメ小田原 フェニックス(チーム紹介ページはこちら)が、神奈川県横須賀市を中心に活動する小学生ソフトボールチーム・久里浜ウイングスの皆さんとキャッチボールを行った動画です。
JSLではソフトボールの「未来」「将来」を担う子どもたちとの「ふれあい」を大切にしています。男子ソフトボールが「全中」の実施種目から外れる等、中学校での「受け皿」がなかなかない現状では、多くの男の子たちは一時的にソフトボールから離れ、同じ「ベースボール型」のスポーツである野球をやる子や他の競技を行う子も出てくると思いますが……ソフトボールの魅力、面白さ・楽しさを知ってもらえたら、またいつかソフトボールに戻ってくる日もあるかもしれません。実際に高校野球で甲子園に出場した選手たちが、「一般男子」という種別でソフトボールを始めたり、年齢を重ね、「壮年」や「実年」「シニア」といった種別でソフトボールに転向する……といった「実例」はたくさん見られます。あるいは先ほどの異種目・異競技の話にも通じますが、野球もソフトボールも「両方」楽しんでしまったっていいんです。固定観念や既成概念を捨て、いろんなことにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
3本目の動画は、靜甲(チーム紹介ページはこちら)が「靜甲・スバルカップ」を開催した際の動画です。この「靜甲スバルカップ」に参加してくださった「賎南ソフトボール」「西奈南・東豊田宮竹ソフトボールクラブ」「西都台子ども会ソフトボール」「赤佐EFヴィクトリーソフトボールスポーツ少年団」の皆さん、総勢72名もの皆さんが参加してくださいました。また、キャッチボールイベントだけでなく、「ソフトボールクリニック」も実施。ゴロ捕りの基本等、ソフトボールの基礎・基本をともに学び、レベルアップと競技力向上にも努めました。
ソフトボールの競技人口・チーム登録数の減少が叫ばれる中、この「靜甲・スバルカップ」に、こんなにも多くのジュニア世代の選手たちが参加してくれているのは嬉しく心強い限りです。ここに集う皆さんが中学・高校・大学、あるいはJD.リーグ、このJSLでプレーを続け、生涯を通じてソフトボールを愛し、携わっていってくれることを心から願い、こういったイベント、普及活動を通じて、ソフトボールの魅力や楽しさ・面白さを一人でも多くの人に伝えていければ……と思っています。
4本目の動画はCitrine Ichinomiya(チーム紹介ページはこちら)が、いつも応援してくださっている中野正昭さん、伊藤富隆さん、加藤初さん、加藤早苗さんとキャッチボールを行った際の動画です。
加藤初さん、加藤早苗さんはCitrine Ichinomiyaの前身・ドリーム☆ワールドの時代から大変お世話になっている方で、伊藤富隆さんは3年前、練習中に偶然通りかかり、チームの存在を知ってくださったのがキッカケで、今では日本全国どこへでも応援に駆けつけてくださるそうです。中野正昭さんは一宮市で行っている練習や試合をよく見に来てくださっているそうで、皆さん、ほぼほぼ「皆勤賞」とのことです。
こういった皆さんの「熱い声援」「心からの応援」が選手を支え、チームの活動を支えてくれています。そんな皆さんの声援・応援に応えられるよう、私たちJSLは今日も全力でソフトボールに取り組み、また、そのソフトボールの魅力、面白さ・楽しさを一人でも多くの方々に伝えることができるよう頑張ります!
※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
小泉病院 Blue Arrows 公式Instagram https://www.instagram.com/koizumi_hospital_blue_arrows/
花王コスメ小田原 フェニックス 公式Instagram https://www.instagram.com/cosmeodawara
靜甲 公式Instagram https://www.instagram.com/seikosoftball/
Citrine Ichinomiya 公式Instagram https://www.instagram.com/citrine__ichinomiya/

次回予告(11月21日公開) | |
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前回動画(11月7日公開) | |