「第59回日本女子ソフトボールリーグ」プラチナセクションは、「第3節」を終了し、8勝2敗の「同率首位」に「連覇」をめざす靜甲 ソルフェジオ、「王座奪還」を狙うMORI ALL WAVE KANOYAが並び、6勝4敗のYKKが3位につけ、4勝6敗の花王コスメ小田原 フェニックスが4位、2勝8敗のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校、厚木SCが同率5位に並ぶ状況となっている。
ここでは9月5日(土)・6日(日)、岩手一関市・イーストササキ・ボールパーク・一関を会場に開催された「第3節」での戦いを振り返り、10月9日(金)~11日(日)の3日間、茨城県古河市・幸土上大野グラウンドで開催される「第4節」の行方を展望してみたい。
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8勝2敗「同率首位」:靜甲 ソルフェジオ
2026「第3節」終了時点チーム成績
チーム防御率:1.34(1位) 奪三振:36(4位) 総失点:20(2位) チーム打率:3割1分5厘(1位) 総得点:58(1位) 総本塁打:8(1位) 総失策:8(4位) 守備率:0.973(3位) ※( )内数字は「プラチナセクション」6チームでの順位を示す 今シーズン、チーム名を改め、シーズンの「開幕」となる「第1節」に臨み、「連勝」のスタートを切った「靜甲 ソルフェジオ」。「第2節」では、MORI ALL WAVE KANOYA戦を1-2で落としたものの、2勝1敗で乗り切り、通算成績4勝1敗。「交流節」はそのMORI ALL WAVE KANOYA戦の敗戦が響き(MORI ALL WAVE KANOYAと4勝1敗の同率で並んだ)、プラチナセクション「2位」で「交流節」を迎え、ここも2勝1敗と勝ち越し。通算成績6勝2敗で後半戦再開となる「第3節」を迎えた。 「第3節」では、5勝3敗で「3位」につけ、「順位逆転」を狙うYKKの「挑戦」を受けたが、西村雛の2打席連続本塁打を含む長打8本、18安打・13得点と打線が爆発! 13-1で大勝し、「同率首位」の座を堅持した。 続く花王コスメ小田原 フェニックス戦は、初回に不運な当たりで先制を許したものの、その裏、1番・山本佳世、2番・土屋亜友未の連打と四球で無死満塁とし、一死後、5番・二橋美緒の適時打で二者が還り、すぐに逆転。続く2回裏にも二死から1番・山本佳世がバント安打で出塁すると、すかさず盗塁。2番・土屋亜友未のレフト前ヒットで還り、まず1点を追加。さらに3番・井上葉菜に右中間を破る適時三塁打が飛び出し、4-1とリードを広げ、このリードを「エース」小井沼美月が7安打を浴びながらも2失点の完投勝利でまとめ、4-2で逃げ切り、連勝。通算成績8勝2敗とし、「同率首位」の座を保ったまま、レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」を迎えることになった。 投手陣は「エース」小井沼美月が7試合・34回1/3を投げ、4勝1敗。防御率1.02と踏ん張っている。 それに続く存在である望月ひよりが「エース」小井沼美月を上回る8試合に登板。23回2/3を投げ、3勝1敗・防御率2.37と「エース」とともにチームを支えている。チーム防御率1.34(セクション1位)と安定感のある成績・数字を残している。 打線では「第2節」終了時点で打率5割2分9厘、出場5試合で8盗塁を記録した「スピードスター」伊藤茉奈をケガで欠いているが、「第3節」ではそれを感じさせない打線の活躍で連勝を飾った。 2年目を迎え、「4番」に座り、「主砲」の貫録と風格を感じさせる小黒美空が打率4割6分7厘・打点10の活躍でチームを引っ張り、「ルーキー」二橋美緒も打率4割2分3厘・打点8と好調を維持。山本佳世も打率4割ちょうど、本塁打1・打点5、土屋亜友未が打率3割6分・本塁打2・打点7、「キャプテン」井上葉菜も打率3割5分7厘・本塁打1・打点4と、どこからでも得点できる「強力打線」となっており、チーム打率3割1分5厘・総得点58・総本塁打8といずれも「セクションNo.1」の数字を叩き出している。 投打の数字を見る限り、「連覇」へ死角は見当たらず、レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」でも、しっかりと勝利を積み上げ、まずは「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出(セクション2位以上のチームが進出)を決めたいところだ。 「第4節」では、初戦でいきなり「同率首位」に並ぶMORI ALL WAVE KANOYAとの「首位決戦」が組まれた。MORI ALL WAVE KANOYAは靜甲 ソルフェジオには及ばないものの、チーム防御率1.41(セクション2位)の安定した数字を残しており、チーム打率2割8分7厘・総得点47(いずれもセクション2位)と、これも靜甲 ソルフェジオに迫る成績であり、数字の上ではほぼ「互角」といっていいだろう。今シーズン最初の対戦ではMORI ALL WAVE KANOYAが2-1で競り勝っており、その意味でも「第4節」ではしっかりとリベンジし、「順位決定節」Aブロックでの「日本リーグ優勝」をかけた争いにつなげていきたいところだ。 第2戦でルネス紅葉スポーツ柔整専門学校、最終戦で厚木SCと残り2試合は下位チームとの対戦となるだけに、初戦の「首位決戦」に勝利し、取りこぼしなく3連勝といきたいところだ。 「第4節」靜甲 ソルフェジオ 試合予定 10月9日(金) 対 MORI ALL WAVE KANOYA(8勝2敗/同率首位) ※10:00試合開始予定 10月10日(土) 対 ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校(2勝8敗/同率5位) ※15:00試合開始予定 10月11日(日) 対 厚木SC(2勝8敗/同率5位) ※15:00試合開始予定 |
![]() 投手陣には安定感があり、充実している ![]() チーム打率・総得点・総本塁打ともセクション1位! 打線は絶好調!! ![]() 「連覇」へ……投打の数字に死角は見当たらない |
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8勝2敗「同率首位」:MORI ALL WAVE KANOYA
2026「第3節」終了時点チーム成績
チーム防御率:1.41(2位) 奪三振:43(2位) 総失点:15(1位) チーム打率:2割8分7厘(2位) 総得点:47(2位) 総本塁打:5(3位) 総失策:5(1位) 守備率:0.984(1位) ※( )内数字は「プラチナセクション」6チームでの順位を示す 開幕「連勝」の順調なスタートを切ったMORI ALL WAVE KANOYAは、「第2節」を2勝1敗で乗り切り、通算成績4勝1敗とし、靜甲 ソルフェジオと「同率首位」ながら「直接対決」の勝敗の差(MORI ALL WAVE KANOYAが2-1で勝利)がモノをいい、プラチナセクション「1位」で「交流節」を迎え、「交流節」も2勝1敗。通算成績6勝2敗で「第3節」に臨むことになった。 「第3節」では、初戦の花王コスメ小田原 フェニックス戦で大苦戦。0-0で迎えた5回表に1点を先制され、6回裏、4番・黒木ひらりのレフト線への三塁打、5番・竹原由菜のセンター前へのタイムリーで1-1の同点に追いつき、試合はそのまま延長タイブレークに突入。延長8回表、自らのミスで1点を失ったものの、その裏、犠打、敵失、四球で一死満塁と攻め立て、5番・竹原由菜のファーストゴロの間に同点に追いつき、最後は6番・新谷静のセンター前に運ぶタイムリーで逆転サヨナラ! 劇的勝利で「同率首位」の座を辛くも守った。 続く厚木SC戦は3回表、2番・藤田直の適時二塁打で先制し、猛攻の口火を切ると、長短5安打を集中。一挙5点を奪い、試合の主導権を握り、その後も12安打・10得点と打ちまくり、10-0で大勝。「第3節」連勝を飾り、通算成績8勝2敗とし、靜甲 ソルフェジオと並んで「同率首位」のまま、レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」を迎えることになった。 投手陣は「百戦錬磨」のサウスポー・竹原由菜が8試合・33イニングを投げ、5勝1敗・防御率1.27。2年目を迎えた猩々紫月が10試合すべてに登板し、31回2/3を投げ、3勝1敗・防御率1.55。左右のタイプの違うピッチャーを対戦相手や試合の状況によって使い分け、チーム防御率1.41(セクション2位)の安定した数字を残し、チームを支えている。 打線では、鈴木真由子(打率4割7厘・打点5)、藤田直(打率4割ちょうど、本塁打2・打点10)の1・2番コンビが打線を引っ張り、「主砲」黒木ひらりが打率3割9分1厘・本塁打1・打点5、佐々木桃花が打率3割6分・打点4と調子を上げてきている。 「第4節」では、初戦で「同率首位」に並ぶ靜甲 ソルフェジオとの「首位決戦」がいきなり組まれた。MORI ALL WAVE KANOYAの「左右の両輪」竹原由菜、猩々紫月をどのような形で起用するか!? 経験豊富、老練なピッチングの竹原由菜に任されるか? 勢いのある猩々紫月をぶつけるのか?? 興味は尽きない。「第2節」の対戦では先手を奪われながら藤田直、鈴木真由子の「1・2番コンビ」の活躍で逆転し、サウスポー・竹原由菜が2安打・1失点の好投。2-1で勝利を収めている。 ただ、「連覇」に燃える靜甲 ソルフェジオも、ここまでチーム打率3割1分5厘・総得点58・総本塁打8と、いずれも「セクションNo.1」の数字を叩き出しており、「絶好調」なだけに、投手陣がこの打線を抑え込めないと苦戦は必至だ。前回の対戦同様、ロースコアでの競り合いに持ち込めればMORI ALL WAVE KANOYAのペースといったところか。 第2戦では「3位」YKKの挑戦を受けることになる。YKKには「第2節」での対戦で2-3と競り負けている。YKKは「強力打線」を売り物にするチームだけに、ここでも竹原由菜、猩々紫月の投手陣が相手打線をどこまで抑え込めるかが焦点となる。逆にYKKは投手陣には不安を抱えている(チーム防御率3.85/セクション4位)だけに、打線の援護もカギとなりそうだ。 最終戦の相手はルネス紅葉スポーツ柔整専門学校。こちらも「全員フルスイング」の打線が特徴のチーム。勢いに乗せてしまうとやっかいだが、打線のつながり、組織的な攻撃という面で粗さも目立ち、打線を分断させてしまえば得点力は大きく落ちる。また、投手陣はチーム防御率5.75(セクション最下位)と苦しんでいるだけに、まず「先手」をと取って自分たちのペースで試合を進めたいところだ。 「第4節」MORI ALL WAVE KANOYA 試合予定 10月9日(金) 対 靜甲 ソルフェジオ(8勝2敗/同率首位) ※10:00試合開始予定 10月10日(土) 対 YKK(6勝4敗/3位) ※10:00試合開始予定 10月11日(日) 対 ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校(2勝8敗/同率5位) ※12:30試合開始予定 |
![]() 「百戦錬磨」の竹原由菜。「勝負どころ」で本領発揮!? ![]() 好調な「1・2番コンビ」が攻撃の起点となる ![]() 「王座奪還」へ……「第4節」での戦いに注目! |
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6勝4敗「3位」:YKK
2026「第3節」終了時点チーム成績
チーム防御率:3.85(4位) 奪三振:37(3位) 総失点:45(4位) チーム打率:2割7分6厘(4位) 総得点:43(3位) 総本塁打:7(2位) 総失策:6(2位) 守備率:0.979(2位) ※( )内数字は「プラチナセクション」6チームでの順位を示す YKKは「第1節」1勝1敗のスタート。「第2節」では初戦の厚木SC戦に逆転勝ちし、続くMORI ALL WAVE KANOYA戦も3-2で競り勝ち、MORI ALL WAVE KANOYAの開幕からの連勝を「3」でストップさせ、「同率首位」に並ぶ場面もあったのだが……最終戦の花王コスメ小田原 フェニックス戦を0-1のサヨナラ負けで落とし、「3連勝」はならず、通算成績3勝2敗の「3位」で「第2節」を終了。プラチナセクション「3位」で臨んだ「交流節」も2勝1敗と勝ち越し。通算成績5勝3敗の「3位」で「第3節」を迎えた。 「第3節」では「上位争い」生き残りと「順位逆転」をかけ、「同率首位」に並ぶ靜甲 ソルフェジオ戦に挑んだが……市六有那を先発させるという「奇策」も通じず、投手陣が18安打・13失点と打ち込まれ、1-13と大敗。続くルネス紅葉スポーツ柔整専門学校は4-0で快勝し、通算成績6勝4敗。「3位」の順位は変わらないものの、「同率首位」に並ぶ靜甲 ソルフェジオ、MORI ALL WAVE KANOYAが「連勝」を飾ったことで、その「差」は広がる結果となってしまった。 「エース」として期待されている木澤愛梨が8試合・24回1/3を投げ、3勝3敗・防御率5.18と苦しいピッチングが続き、2年目を迎えた室山凛が木澤愛梨を上回る9試合・30回1/3を投げ、2勝0敗・防御率3.23と奮闘しているが、チーム防御率3.85(セクション4位)と上位を狙うには厳しい数字となっている。特に、「首位」靜甲 ソルフェジオ戦の先発に市六有那を起用するという「奇策」には驚かされた。初回、靜甲 ソルフェジオ打線を無得点に抑え、この「奇策」が成功したかに見えたのだが、結局、2回表につかまってしまい、1回2/3を投げ、3失点……結果的には、試合の「流れ」を決定づける形となり、1-13で大敗するキッカケを作ってしまった。 打線も昨シーズンほどの破壊力・爆発力が見られず、「キャプテン」の東郷佑実が打率5割4分2厘・本塁打1・打点7の活躍で文字通りチームを引っ張っており、「主砲」大内麻里奈も打率3割8分5厘・本塁打3・打点6の数字を残しているのだが、昨シーズンのような一気の爆発力、破壊力がこれまでのところ感じられない。池川実希が打率3割7分・打点6、中谷美里が打率3割3分3厘・本塁打2・打点8と「強打のYKK」の看板にふさわしい活躍を見せている選手もいるのだが、チーム打率2割7分6厘(セクション4位)、総得点43(セクション3位)、総本塁打7(セクション2位)とそこまで数字的に落ち込んでいるわけではないのだが……突出した数字を残すまでには至らず、「消化不良」「不完全燃焼」の感が強く、レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」で「YKKらしい」打線爆発! という試合展開を見せてくれれば、最後の最後で「順位逆転」というシーンが見られるかもしれないが……。 「第4節」では、初戦で厚木SC、第2戦でMORI ALL WAVE KANOYA、最終戦で花王コスメ小田原 フェニックスと対戦する。 「第3節」終了時点で、「同率首位」を走る靜甲 ソルフェジオ、MORI ALL WAVE KANOYAとは「2勝差」があり、残り3試合で少なくともどちらか1チームとその差を逆転させないと「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出の可能性が消滅してしまう。 靜甲 ソルフェジオとはすでに2試合の対戦を終えており、5-9、1-13で連敗。「同率」に並んだだけでは「リーグ規程」の定める「順位決定方式」で順位は「下」となってしまうため、勝敗で上回る必要があり、「第4節」での残り3試合での順位逆転は現実的に難しい状況にある。逆にMORI ALL WAVE KANOYAには「第2節」での対戦で3-2と競り勝っており、「第4節」での対戦で勝利することができれば「同率」での順位逆転が可能になる。ただ……それも現時点で「2勝差」があるだけに、MORI ALL WAVE KANOYAとの「直接対決」に勝利しただけでは、その差は埋まらず、MORI ALL WAVE KANOYAが他チームにもう一つ星を落とす「他力本願」でしかないのだが……まずはこの試合に勝って「逆転の可能性」を信じ、「吉報」を待ちたいところだ。 もちろん厚木SCにも、花王コスメ小田原 フェニックスにも勝たなければ「順位逆転」の可能性は限りなく遠のく。「第4節」での「3連勝」が「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出へ望みをつなぐ「絶対条件」となることは間違いない。 「第4節」YKK 試合予定 10月9日(金) 対 厚木SC(2勝8敗/同率5位) ※12:30試合開始予定 10月10日(土) 対 MORI ALL WAVE KANOYA(8勝2敗/同率首位) ※10:00試合開始予定 10月11日(日) 対 花王コスメ小田原 フェニックス(4勝6敗/4位) ※10:00試合開始予定 |
![]() 最終「第4節」、「奇跡」の大逆転には投手陣の奮起が必要! ![]() YKK「らしい」打線爆発を見せてくれ!! ![]() 最終「第4節」、「奇跡」の大逆転を演じられるか!? |
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4勝6敗「4位」:花王コスメ小田原 フェニックス
2026「第3節」終了時点チーム成績
チーム防御率:3.10(3位) 奪三振:31(5位) 総失点:36(3位) チーム打率:2割6分1厘(5位) 総得点:24(5位) 総本塁打:1(6位) 総失策:10(5位) 守備率:0.966(5位) ※( )内数字は「プラチナセクション」6チームでの順位を示す 花王コスメ小田原 フェニックスは「第1節」勝ち星なしの連敗スタート。「ホーム」開催となった「第2節」は2勝1敗と勝ち越し、通算成績2勝3敗。プラチナセクション「4位」で「交流節」に臨み、「交流節」も2勝1敗。通算成績4勝4敗の「勝率5割」で後半戦再開となる「第3節」を迎えたが、「上位進出」生き残り、「順位逆転」をかけた「同率首位」に並ぶMORI ALL WAVE KANOYA、靜甲 ソルフェジオとの「直接対決」に連敗。「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出の可能性が完全に消滅してしまった。 「第3節」では、初戦のMORI ALL WAVE KANOYA戦、終盤5回表、8番・佐藤愛佳の内野安打、1番・山岡未歩の二塁打で一死二・三塁の先制のチャンスをつかみ、2番・畠山心海がヒットエンドランを決め、三塁走者が生還。リードを奪ったのだが……6回裏に同点に追いつかれ、1-1の同点のまま、延長タイブレークに入った8回表にも相手守備の乱れから1点を勝ち越したのだが、またしてもリードを守り切れず、逆転サヨナラ負け。 続く靜甲 ソルフェジオ戦も初回に先手を奪いながら、その裏、あっさり逆転を許し、「同率首位」に並ぶ両チームとの「直接対決」に連敗。「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出の可能性が消えてしまった。 投手陣の中心となるのは「エース」栗原ななみ。9試合、セクション最多の35回1/3を投げ、3勝2敗・防御率0.99。最後までその「起用法」に疑問が残る感はあったが……チームの外からはわからない「事情」があったのかもしれない。ただ……初戦のMORI ALL WAVE KANOYA戦の5回表、1点をリードしたところで「エース」の投入があってもよかったのでは……と思ってしまう。この試合に勝てば、まだ「順位逆転」の可能性をつなぐことができたことを考えれば「エース」投入のタイミングだったのでは……とどうしても思考はそこに辿り着く。もちろん最後、「エース」を投入しても逆転サヨナラ負けを喫しているのだから結果は同じだったのかもしれないが……。続く靜甲 ソルフェジオ戦も初回にリードを奪う場面があっただけに、勝負に「たられば」はない、というが、「もし○○していれば」「あのとき△△していたら」と考えてしまうのである。 栗原ななみは、「打者」としてもチームトップの打率3割7分5厘のハイアベレージを残している。投打でチームを牽引する存在であったことは間違いない。 打線の中核を担う松田采弓が打率3割3分3厘・本塁打1・打点6、「ムードメーカー」の西愛美も同じく打率3割3分3厘・打点1と気を吐いてはいるが、チーム打率(2割6分1厘)、総得点(24)はセクション5位、総本塁打1はセクション最下位と攻撃力不足、得点力不足、特に長打力不足という「長年の課題」が解決できずにいる。 いつも「あと一歩」のところまでいきながら「目標」に届かず……で終わってしまうのは、どこか「決め手」を欠いているからに他ならない。 「第4節」では、初戦でルネス紅葉スポーツ柔整専門学校、第2戦で厚木SC、最終戦でYKKと対戦する。この試合の結果云々ではなく、「第4節」、そして「順位決定節」での戦いで「次なるシーズン」へつながる収穫を手にし、光明を見出してほしいものである。チームとしての「課題」を明確にし、「実戦」の中で実際にチャレンジする。もちろん一朝一夕に解決できる「課題」ではないかもしれないが、まずはそこにチャレンジし、諦めず挑み続けることで「次」につながるヒントが見えてくるはずである。 「第4節」 花王コスメ小田原 フェニックス 試合予定 10月9日(金) 対 ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校(2勝8敗/同率5位) ※15:00試合開始予定 10月10日(土) 対 厚木SC(2勝8敗/同率5位) ※12:30試合開始予定 11月11日(日) 対 YKK(6勝4敗/3位) ※12:30試合開始予定 |
![]() 投打にチームを支える栗原ななみ ![]() 打線の強化、得点力のアップが大きな課題 ![]() 次なるシーズンにつながる試合を! |
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2勝8敗「同率5位」:ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校
2026「第3節」終了時点チーム成績
チーム防御率:5.75(6位) 奪三振:26(6位) 総失点:61(6位) チーム打率:2割8分4厘(3位) 総得点:24(5位) 総本塁打:4(5位) 総失策:11(6位) 守備率:0.962(6位) ※( )内数字は「プラチナセクション」6チームでの順位を示す 今シーズンの開幕初戦、厚木SC戦は初回に4点を失いながら、17安打で二桁10得点を奪う猛攻! 終盤6回裏に一度は同点に追いつかれる場面もありはしたものの、最終回、3連続長短打で2点を奪って突き放し、10-8で粘る厚木SCを振り切り、開幕初戦を勝利で飾った。しかし……そこから「悪夢」の7連敗。勝ち星をつかめず、通算成績1勝7敗の最下位で「第3節」を迎えた。 「第3節」は初戦で厚木SCと対戦。初回にいきなり3点を先制される試合展開となりながら、その裏、相手投手の制球の乱れもあり、5番・吉村美乃里のタイムリー、7番・坂丸菜奈美の押し出しの四球で2点を返し、続く2回裏には1番・武政芽依がレフトへランニングホームランを放ち、3-3の同点に追いついた。その後、自らの守備の乱れから勝ち越しを許し、3-5で迎えた6回裏、3番・松永栞の適時二塁打で1点を返し、迎えた最終回、2本の安打で一死二・三塁と攻め立て、まずワイルドピッチで5-5の同点。なお続く一死三塁のサヨナラのチャンスで8番・原敬斗がヒットエンドランを決め、6-5の逆転サヨナラ勝ち。開幕戦に続き、厚木SCを破り、久々の2勝目を挙げた。続くYKK戦は0-4の完封負け。通算成績2勝8敗で厚木SCと並んで「同率5位」となっている。 チーム防御率5.75(セクション最下位)と不安の残る投手陣の立て直しが急務で、今のところ、その「ウイークポイント」がハッキリと露呈。勝った2試合も10-8、6-5と打ち勝っての勝利であって、「エース不在」の投手陣が抱える課題、不安材料は解消されていない。小田澤理乃が唯一、規定投球回数(20回以上)に達してはいるものの、7試合・26回2/3を投げ、1勝1敗・防御率4.99。開幕初戦の厚木SC戦で嬉しい「日本リーグ初勝利」を挙げた山本菜々子は7試合・18回2/3を投げ、1勝2敗・防御率4.50。この二人を中心に投手陣を回している。 チーム全員フルスイングで立ち向かい、迫力のある攻撃を見せている打線もチーム打率2割8分4厘(セクション3位)、ここまでの安打数総計75安打(セクション2位)の数字を残しながら、総得点はわずか24。セクション5位の数字で、1試合平均2.4点と見た目の「派手」な印象とは裏腹に、攻撃の「効率の悪さ」「ムダ打ち」が多い印象は否めない。 打線では、昨年の「ベストナイン」であり、独特のバッティングフォームと天才的なバットコントロールが特徴的な西出蓮実が打率3割7分7厘・打点1、「キャプテン」としてチームを引っ張る武政芽依が打率3割7分5厘・本塁打1・打点3、常にコンスタントな働きを見せる松永栞が打率3割2分3厘・本塁打1・打点3、吉村美乃里も打率3割2分・打点4と好調で、「一発長打」を秘めたバッティングが魅力の奥野陽菜子が打率3割1分3厘・本塁打1・打点3と個性豊かなキャラクターが揃い、個々を見れば「恐い打者」であることは間違いない。それを「打線」としてつなげ、「組織的な攻撃」に結びつけることができれば、もっともっと勝ち星を積み上げることができるのでは……と思うのだが、それこそがルネス紅葉スポーツ柔整専門学校の「特徴」「チームカラー」であり、他チームにはない「魅力」でもあるだけに難しいところでもあるのだが。 「第4節」では、初戦で花王コスメ小田原 フェニックス、第2戦で靜甲 ソルフェジオ、最終戦でMORI ALL WAVE KANOYAと対戦する。 「同率首位」に並ぶ靜甲 ソルフェジオ、MORI ALL WAVE KANOYAの両チームとの対戦が組まれているだけに、ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校が「首位争い」、日本リーグ「優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出の行方を左右する可能性もある。 レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」でもルネス紅葉スポーツ柔整専門学校「らしさ」全開の試合を見せてほしいものである。 「第4節」ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校 試合予定 10月9日(金) 対 花王コスメ小田原 フェニックス(4勝6敗/4位) ※15:00試合開始予定 10月10日(土) 対 靜甲 ソルフェジオ(8勝2敗/同率首位) ※15:00試合開始予定 10月11日(日) 対 MORI ALL WAVE KANOYA(8勝2敗/同率首位) ※12:30試合開始予定 |
![]() 投手陣の踏ん張れば……順位争いをかき回す可能性も!? ![]() 個々に「恐い打者」はいるだけに、それを「打線」としてつなげることができれば…… ![]() レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」で「波乱」を起こすことができるか!? |
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2勝8敗「同率5位」:厚木SC
2026「第3節」終了時点チーム成績
チーム防御率:4.81(5位) 奪三振:47(1位) 総失点:49(5位) チーム打率:2割3分8厘(6位) 総得点:35(4位) 総本塁打:5(3位) 総失策:7(3位) 守備率:0.975(3位) ※( )内数字は「プラチナセクション」6チームでの順位を示す 厚木SCは、今シーズンの「開幕」となる「第1節」勝ち星なしの連敗スタートとなった。「第2節」の2戦目、花王コスメ小田原 フェニックス戦で3-0の完封勝ち。嬉しい今シーズン初勝利を挙げ、通算成績1勝4敗のプラチナセクション「最下位」で「交流節」を迎え、「交流節」は1勝2敗。通算成績2勝6敗で「第3節」に臨むことになった。 「第3節」では初戦のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦、初回に2番・窪帆乃夏の二塁打、4番・加藤花澄の適時三塁打、5番・江口奈那の適時打でいきなり3点を先制。「いける!」と思わせたのだが……その裏、すぐに2点、2回裏に1点を失い、同点に追いつかれ、相手守備の乱れから2点を勝ち越しながら、終盤、ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校の反撃を受け、逆転サヨナラ負け。5-6で敗れ、完全な「勝ちパターン」の試合を落としてしまった。 続くMORI ALL WAVE KANOYA戦も投打に元気なく、0-10の大敗。通算成績2勝8敗で「同率5位」となった。 投手陣では「移籍加入」した河島凛が8試合・27回2/3を投げ、1勝2敗・防御率4.05ながら「セクション1位」の27奪三振を記録している。 「ルーキー」副島優希もここまで10試合すべてに登板し、28回2/3を投げ、1勝4敗・防御率4.88。「新戦力」が奮闘しているが、「第3節」では思うように機能せず、連敗を喫してしまった。 打線でも「新戦力」が躍動し、「ルーキー」窪帆乃夏が打率4割5分2厘・本塁打1・打点6の活躍。こちらも「ルーキー」がチームに「元気」と「やる気」を与えている。「移籍加入2年目」「日本リーグ通算6年目」を迎える加藤花澄が打率3割1分・本塁打1・打点6と好調を持続しているが、「3割超え」の打者はこの二人だけというのが「攻撃力の弱さ」「得点力のなさ」につながっており、チーム打率2割3分8厘(セクション最下位)の数字がそれを物語っている。 「第4節」ではYKK、花王コスメ小田原 フェニックス、靜甲 ソルフェジオと対戦する。 好守に大幅な改善・成長が見え、今後の「伸びしろ」も感じさせるチームだけに、レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」、「順位決定節」で次なるシーズンに向けた「収穫」と確かな手応えをつかんだ上で、シーズンを終えてほしいものである。 「第4節」厚木SC 試合予定 10月9日(金) 対 YKK(6勝4敗/3位) ※12:30試合開始予定 10月10日(土) 対 花王コスメ小田原 フェニックス(4勝6敗/4位) ※12:30試合開始予定 10月11日(日) 対 靜甲 ソルフェジオ(8勝2敗/同率首位) ※15:00試合開始予定 |
![]() 「新戦力」が機能し始めているだけに……結果がほしい ![]() 攻撃力不足、得点力不足の解消をめざせ! ![]() レギュラーシーズン「最終節」となる「第4節」で「次」につながる戦いを! |





















