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1部リーグ 第10節 2017年10月23日(月)SGホールディングス VS 戸田中央総合病院
後攻

SGホールディングス
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
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戸田中央 | | | | | | | | | | | | | | | |
SGH | | | | | | | | | | | | | | | |
2017年10月23日(月) 10:45 富士北麓公園野球場
先攻

戸田中央総合病院
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【戸田中央】ジョーダン・テーラー | 敗戦投手 | 【SGH】加藤あずさ | 打撃成績 | 【戸田中央】《本》長井美侑、長谷川優理 | 【SGH】《本》山科真里奈 |
バッテリー |
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戸田中央 | 中村美樹、○ジョーダン・テーラー-坂本結愛 | SGH | ●加藤あずさ、カーヤ・パーナビー-山科真里奈 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第50回日本女子ソフトボールリーグ」1部第10節山梨大会・予備日第1試合は、ここまで11勝10敗、わずかながら「初」の決勝トーナメント進出の可能性を残すSGホールディングス ギャラクシースターズと、通算成績8勝12敗、残り2試合に「全力」を尽くす戸田中央総合病院 Medicsが対戦した。
後攻のギャラクシースターズは初回、Medics・先発の中村美樹の立ち上がりを攻め、1番・柳瀬友紀がストレートのフォアボールで歩き、2番・土肥里奈のショートへの当たりが内野安打となり、無死一・二塁。ここで3番・ステーシー・ポーターが二遊間を破るタイムリーを放ち、二塁走者を迎え入れ、あっさり先取点を挙げた。
(※後攻のギャラクシースターズは初回、3番・ステーシー・ポーターが先制のタイムリー!)
守っては、先発・加藤あずさが落ち着いたピッチングを見せ、初回、三者凡退の滑り出しを見せると、守備陣もこれを好守で支え、2回表、二死から初安打を許したものの、キャッチャー・山科真里奈が二塁盗塁を刺し、3回表の二死一・二塁はレフトフライでピンチを切り抜け、4回表の一死一塁は6-4-3とわたるダブルプレー。5回表にも内野安打の走者を出し、得点圏に走者を進められたものの、今度は加藤あずさが踏ん張り、後続を空振り三振に斬って取り、Medics打線に得点を許さない。
追加点のほしいギャラクシースターズは6回裏、前のイニングから登板していたジョーダン・テーラーから、4番・山科真里奈がレフトスタンドへ運ぶソロホームラン。これで勝負は決まったと誰もが思った。
しかし……最後にドラマが待っていた。Medicsは土壇場の7回表、一死から代打・甲山采伽がセンター前ヒットで出塁。二死後、7番・田中江理奈が四球を選び、一・二塁とすると、代打・長井美侑がレフトスタンドへ逆転のスリーランホームラン。
(※7回表、2点を追うMedicsは代打・長井美侑の「起死回生」のスリーランで逆転!)
勢いづいたMedicsは、敵失、四球でなお二死一・二塁と攻め立て、先発・加藤あずさをKO。ギャラクシースターズは、ここで今シーズンの躍進を支えてきた「エース」カーヤ・パーナビーを投入したが、2番・長谷川優理にダメ押しのスリーランホームランを浴び、勝負あった。Medicsがこの回大量6点を奪い、勝負は決した。
勝ったMedicsは通算成績9勝12敗。ギャラクシースターズの決勝トーナメント進出の「夢」を打ち砕き、劇的な逆転勝利を挙げた。
敗れたギャラクシースターズは11勝11敗。最後まで決勝トーナメント進出を争ったものの、「詰めの甘さ」もあり、最終回二死から逆転負け。静岡大会の第1試合で豊田自動織機 シャイニングベガがシオノギ 製薬ポポンギャルズを破り、12勝目を挙げたことで、決勝トーナメント進出の可能性が完全に消滅。「躍進のシーズン」であったことは間違いないが、「初」の決勝トーナメント進出はならなかった。
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