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1部リーグ 第6節 20170902日()太陽誘電 VS SGホールディングス

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【太陽誘電】藤田倭
敗戦投手【SGH】樋口麻知子
打撃成績 【SGH】《本》ステーシー・ポーター《三》中島香澄《二》柳瀬友紀
【太陽誘電】《本》河野美里、佐藤みなみ②《二》丸本里佳
バッテリー
SGH●樋口麻知子、市谷愛美、千葉美咲-山科真里奈
太陽誘電○藤田倭-青木千春

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 第5節を終了し、約3カ月の「サマーブレイク」挟んで再開された「第50回日本女子ソフトボールリーグ」1部第6節は、茅ヶ崎大会の第1日第1試合でいきなり「注目のカード」が組まれ、前半戦を8勝3敗の同率2位で折り返し、2年連続の決勝トーナメント進出へ向け、確かな足どりを刻む太陽誘電 ソルフィーユと、前半戦7勝4敗の4位と大健闘。「初」の決勝トーナメン進出を狙える位置につけたSGホールディングス ギャラクシースターズの「直接対決」で後半戦の幕を開けた。
 
 先攻のギャラクシースターズは初回、今シーズン、キャッチャーとしては「初スタメン」となる青木千春との「呼吸」の合わないソルフィーユの「エース」藤田倭の立ち上がりを攻め、1番・柳瀬友紀がアウトにはなったものの、ライトフェンスギリギリまで運ぶ大飛球を放ち、チームの士気を鼓舞すると、それに応えるかのように2番・土肥里奈が二遊間を抜く安打で出塁。3番・ステーシー・ポーターの高々と打ち上げた打球は上空の風にも乗り、右中間最深部に運ぶツーランホームラン。ギャラクシースターズが2点を先制した。

(※初回、ギャラクシースターズは「主砲」ステーシー・ポーターの滞空時間の長いツーランホームランで2点を先制)。
 
 2点を先制したギャラクシースターズは「エース」カーヤ・パーナビーの先発を回避。樋口麻知子を先発に立てたが、1番・原田のどかの痛烈な当たりをショート・岩城祐紀子が見事なトンネル。一死後、3番・河野美里の左中間を襲う打球はセンター・土肥里奈が追いつき、いったんは捕球体勢に入ったかに見えたが、打球は無情にもフェンスの向こう側に落ち、アッという間に同点に追いつかれてしまった。
 
 2-2の同点に追いつかれたギャラクシースターズは2回表、一死から8番・兵頭花帆がセンター前ヒットで出塁すると、手堅く犠打で走者を二塁へ進め、1番・柳瀬友紀が右中間を破る勝ち越しのタイムリーツーベース。二塁走者を迎え入れ、再び3-2とリードを奪った。
 
 ソルフィーユはその裏、四球、ポテンヒット、犠打で一死二・三塁とし、9番・丸本里佳がライト頭上をライナーで抜くタイムリーツーベース。二者が還り、4-3と試合をひっくり返した。
 これで勢いづいたソルフィーユは、続く3回裏にも5番・佐藤みなみがレフトスタンドへ高々とアーチを描くソロホームラン。1点を追加し、4回裏には、二死から四球の走者を出すと、1番・原田のどか、2番・山本晴香、3番・河野美里の鮮やかな3連打で2点を追加。7-3と4点差にリードを広げた(ソルフィーユ・河野美里はこの安打で日本リーグ通算300本安打を達成!)。

(※ソルフィーユ・河野美里はこの試合、2本の安打を放ち、日本リーグ通算300安打を達成!)  

 これで勝負あったかと思われたが、ギャラクシースターズも5回表に反撃。4番・中島香澄のタイムリースリーベースで2点を返し、次打者の四球でなお一死一・三塁と攻め立てたが、6番・増野瑠奈のレフト前に落ちる当たりをレフト・原田のどかがダッシュ良く捕球すると、タッチアップするかどうか迷い、一瞬スタートを躊躇した三塁走者を矢のような送球で刺し、本塁寸前タッチアウト。この好守に応え、「エース」藤田倭も次打者を三振に斬って取り、ピンチを脱出。2点は失ったものの、7-5とリードを保った。
 
 ピンチを脱したソルフィーユはその裏、この回先頭の5番・佐藤みなみが2打席連続となるソロホームラン。今度はセンターへライナーで突き刺し、8-5と3点差にリードを広げた。
 ソルフィーユの「エース」藤田倭は「初スタメン」のキャッチャー・青木千春とのコンビの息が合わず、最終回も二死満塁の「長打が出れば同点」「ホームランが出れば逆転」というピンチを招く等、リーグ前半戦、「サマーブレイク」中の「日本代表」でのような安定感溢れるピッチングは影を潜めてしまっていた。この試合ではギャラクシースターズの「エース温存策」と打線の援護、守備陣の堅い守りに助けられ、何とか完投。通算成績を9勝3敗とした。
 
 敗れたギャラクシースターズは7勝5敗。前半戦を「決勝トーナメント進出圏内」で折り返し、この試合に勝てば「初」の決勝トーナメント進出がグッと近づくというところだっただけに登板回数の制限があるとはいえ、「エース」カーヤ・パーナビーの先発で勝負に出てほしいところだったが……。先制し、追いつかれてもリードを奪う試合展開となっただけにリリーフで登板させる手もあった。十分に勝機があっただけに、何とも悔やまれる試合であり、この試合結果が最後に響かなければいいのだが……。

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