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1部リーグ 第4節 2017年05月27日(土)デンソー VS 戸田中央総合病院
後攻

デンソー
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
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戸田中央 | | | | | | | | | | | | | | | |
デンソー | | | | | | | | | | | | | | | |
2017年05月27日(土) 10:30 刈谷球場
先攻

戸田中央総合病院
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【戸田中央】大平未沙稀 | 敗戦投手 | 【デンソー】エイミー・クレイガー | 打撃成績 | 【戸田中央】《二》本間紀帆、ブリトニー・サヴァンティーズ、松村華子 | 【デンソー】《本》松木瑛里《二》江口未来子、川畑瞳 |
バッテリー |
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戸田中央 | ○大平未沙稀、ジョーダン・テーラー-坂本結愛 | デンソー | ●エイミー・クレイガー、近藤光-テイラー・エドワーズ、鬼澤麻純 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第50回日本女子ソフトボールリーグ1部」第4節刈谷大会第1日第1試合は、通算成績3勝4敗と黒星が先行、打撃不振が深刻なデンソー ブライトペガサスと、前節で日本精工 Brave Bearies戦に「エース」ジョーダン・テーラーの好投と坂本結愛の本塁打等で3-0と快勝。ようやく2勝目を挙げ、通算成績2勝5敗とした戸田中央総合病院 Medicsが対戦した。
先攻のMedicsは初回、ブライトペガサスの先発・エイミー・クレイガーの立ち上がりを攻め、1番・本間紀帆がいきなり左中間を破る二塁打で出塁すると、続く2番・坂本結愛が手堅く送り、一死三塁とチャンスを広げ、3番・ブリトニー・サヴァンティーズがライトの頭上を越える先制タイムリーツーベースを放ち、先制。理想的な流れで幸先よく先取点を挙げた。
(※Medicsは初回、ブリトニー・サヴァンティーズが先制の二塁打!)
続く2回表にも、ブライトペガサス・エイミー・クレイガ-の制球難につけこみ、3四死球で二死満塁とすると、3番・ブリトニー・サヴァンティーズが押し出しの四球を選び、労をせずして追加点を挙げ、2点差にリードを広げた。
Medicsは2点リードで迎えた5回表に、この回先頭の3番・ブリトニー・サヴァンティーズ、4番・小沢佳那子、5番・長谷川優理のクリーンナップトリオの3連打で無死満塁の絶好機を作り、一死後、代わった左腕・近藤光に代打・戸田実花がワンボール・ツーストライクと追い込まれながら、スクイズを決め、三塁走者が生還(記録は犠打野選)。1点を加え、最終回にも、二死走者なしから7番・園田未紗がライト前ヒットで出塁すると、すかさず盗塁。二死二塁と得点圏に走者を進め、8番・上原依万里がセンター前へはじき返し、二塁走者が一気に生還。4点差にリードを広げ、これで勝負は決まったかに見えた。
ブライトペガサスは6回までMedics先発・大平未沙稀にわずか3安打に抑えられていたが、最終回、一死から5番・松木瑛里がライトスタンドへソロホームラン。会心の当たりをライトスタンドに叩き込むと、この一発を合図に、ようやく反撃開始。続く6番・江口未来子がレフト前ヒット、代打・吉川真央もセンターへ痛烈なヒットを放ち、一死一・三塁と攻め立て、8番・田中真紀子がレフトへタイムリー。「キャプテン」の「意地の一打」で三塁走者が還り、2点差に詰め寄り、なお一死一・二塁のチャンスが続いたが、ここでMedicsベンチが投手交代を決断。先発・大平未沙稀を諦め、「エース」ジョーダン・テーラーを投入。9番・川畑瞳のセカンドゴロが進塁打となり、二死二・三塁の「一打同点」の場面を作ったが、1番・増山由梨が空振り三振に倒れ、ゲームセット。最終回、必死の反撃も及ばず、5敗目を喫した。
(※ブライトペガサスは最終回、必死の反撃を試みたが……)
勝ったMedicsは3勝5敗。先発・大平未沙稀が6回1/3を投げ、7安打されながらも失点は最終回の2点でしのぎ、最後は「エース」ジョーダン・テーラーがピシャリと締め、4-2で逃げ切り、今シーズン初めての「連勝」。開幕からやや出遅れた感があったが、安定感のある「エース」ジョーダン・テーラーを軸に徐々に調子を上げてきている。
敗れたブライトペガサスも3勝5敗。Medicsと同じ星で並んでいるが、その内容はかなり深刻。この試合でもMedicsの先発・大平未沙稀に4回二死まで一人の走者も出せず、パーフェクトに抑えられ、この試合初めてのチャンスとなった5回裏の一死二・三塁ではヒットエンドランがファーストへの小フライとなり、ダブルプレー。最悪の結果となり、6回裏の一死三塁では2番・安藤千恵のヒット性の当たりがショート・長谷川優理のファインプレーに阻まれる等、本塁が遠く、最終回にようやく反撃に転じたが時すでに遅く……。投打ともに「明るい材料」を見出すのが難しい状態ではあるが、とにかく調子のよい選手、元気・ファイトのある選手を積極的に起用することをキッカケに、この閉塞感漂う状況を打開してくれる「救世主」が現れてくれるといいのだが……。
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