795
pc
1部リーグ 第2節 2017年05月14日(日)トヨタ自動車 VS デンソー
後攻

トヨタ自動車
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
---|
デンソー | | | | | | | | | | | | | | | |
トヨタ | | | | | | | | | | | | | | | |
2017年05月14日(日) 13:00 豊田市運動公園野球場
先攻

デンソー
RESULT | REPORT |
---|
責任投手 / 打撃成績 |
---|
勝利投手 | 【トヨタ】モニカ・アボット | 敗戦投手 | 【デンソー】近藤光 | 打撃成績 | 【デンソー】 | 【トヨタ】《本》坂元令奈 |
バッテリー |
---|
デンソー | ●近藤光、エイミー・クレイガ--鬼澤麻純、竹林綾香 | トヨタ | ○モニカ・アボット、平原かすみ-峰幸代、馬場今日子 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第50回日本女子ソフトボールリーグ1部」第2節・豊田大会・第2日第2試合は、「連覇」へ向け、開幕から無傷の3連勝と「盤石」の歩みを続けるトヨタ自動車 レッドテリアーズと、開幕節で鮮やかな逆転勝利を飾ったものの、第1節で2試合連続の完封負け。1勝2敗のデンソー ブライトペガサスが対戦した。
今節「ホームタウン」の開催でスタンドを真っ赤に染めた大応援団の地鳴りのような声援に後押しされたレッドテリアーズは、「絶対的エース」モニカ・アボットを先発に立て、「必勝態勢」で臨むと、そのモニカ・アボットがブライトペガサス打線を三者凡退に抑える完璧な立ち上がり。試合の流れをレッドテリアーズに引き寄せた。
その裏、「エース」の完璧な立ち上がりに打線も応え、ブライトペガサス・先発の近藤光をとらえ、一死から2番・山下りらが死球で出塁。3番・坂元令奈がセンターへ高々と打ち上げると、綺麗な放物線を描いた打球が懸命に背走するセンター・増山由梨の頭上を越え、そのままスタンドに飛び込むツーランホームラン。詰めかけた大応援団のボルテージをMAXに引き上げる「一発」を放ち、あっさり2点を先制した。
(※初回、レッドテリアーズは「キャプテン」坂元令奈が先制のツーランホームラン)
2点を先制されたブライトペガサスは、その直後の2回表、二者連続三振で簡単に二死となった後、6番・江口未来子がチーム初安打となるレフト前ヒットを放つと、盗塁、連続四球で満塁の反撃機をつかんだ。「一打同点」「長打が出れば逆転」のチャンスに期待が膨らんだが、9番・山根すずかがピッチャーゴロに倒れ、無得点に終わった。
(※ブライトペガサスは2回表、二死満塁の反撃機を作ったが、「あと一本」が出ず無得点)
ピンチを切り抜けたレッドテリアーズはその裏、二死走者なしから9番・峰幸代が四球を選び、出塁すると、1番・渥美万奈、2番・山下りらの連打で1点を追加。3点差にリードを広げた。
何とか反撃したいブライトペガサスが5回表、8番・川畑瞳、9番・山根すずかの連打で無死一・二塁のチャンスを作ったが、1番・増山由梨が空振り三振、2番・安藤千恵がショート小フライ、3番・竹林綾香がサードゴロに終わり、どうしても得点を挙げることができない。
逆にレッドテリアーズは5回裏、四死球から二死二・三塁のチャンスをつかみ、9番・峰幸代がしぶとく三遊間深く転がす内野安打。三塁走者に続き、二塁走者までもが判断良く本塁を陥れ、2点を追加。レッドテリアーズは6回裏にも、相手守備の乱れに乗じてダメ押しの1点を加え、完全に勝負を決めてしまった。
守っては、「絶対的エース」モニカ・アボットがいきなりイリーガルピッチを取られる等、立ち上がりから微妙なコントロールに苦しむナーバスなピッチングではあったものの、6回まで被安打3・無失点に抑え、最後は平原かすみが締め、6-0の快勝。スタンドを真っ赤に染めた「ホームタウン」の大応援団の前で、投打がガッチリ噛み合う完勝。「連覇」を狙う「王者」の貫禄を示し、開幕から無傷の4連勝を飾った。
敗れたブライトペガサスは、開幕節の鮮やかな逆転勝利の後、「まさか……」の3連敗。通算成績1勝3敗となり、まだまだシーズンははじまったばかりだが、決勝トーナメント進出どころか、むしろ「2部リーグ降格」を心配しなければならないような星勘定になってきてしまった。
|
pc