781
pc
1部リーグ 第1節 2017年05月06日(土)Honda VS 日本精工
後攻

Honda
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
---|
日本精工 | | | | | | | | | | | | | | | |
ホンダ | | | | | | | | | | | | | | | |
2017年05月06日(土) 13:15 鴨池市民球場
先攻

日本精工
RESULT | REPORT |
---|
責任投手 / 打撃成績 |
---|
勝利投手 | 【ホンダ】金尾和美 | 敗戦投手 | 【日本精工】山田夏生 | 打撃成績 | 【日本精工】 | 【ホンダ】《本》佐野由貴美②、田井静華、胡子路代、森山遥菜《二》田井静華、芝崎恵梨 |
バッテリー |
---|
日本精工 | ●山田夏生、白川果歩、藤嶋涼菜-馬場未波、重石華子 | ホンダ | ○金尾和美、長谷川朋子-田井静華 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 第50回日本女子ソフトボールリーグ1部・第1節鹿児島大会第1日第2試合は、開幕節のデンソー ブライトペガサス戦、初回に3点を先制する幸先の良いスタートを切りながら、投手陣が踏ん張れず、逆転負けを喫したHonda Revertaと、本来の力を出し切れぬまま、伊予銀行 VERTZに1-5で完敗を喫し、苦いスタートとなった日本精工 Brave Beariesが対戦した。
先攻のBrave Beariesは初回、Reverta・先発の金尾和美の立ち上がりを攻め、この試合、1番に起用された「主砲」安井聖梨奈のショート内野安打を口火に、2番・中村白のレフト前ヒットで無死一・二塁とし、一死後、4番・松田愛実のファーストゴロの間に、二・三塁にそれぞれ進塁。5番・尾西未紗が積極的に初球を狙い、完全に詰まらされながらも、思い切り振り切ったことが功を奏し、レフト前に落ちるポテンヒット。二者が還り、いきなり2点を先制した。
(※初回、Brave Beariesが尾西未紗のタイムリーで2点を先制!)
しかし、2点を先制したことで初先発の「ルーキー」山田夏生の両肩に「1部昇格後初勝利」の期待がズシリと重くのしかかる。初回こそ無失点に抑えたものの、2回裏、この回先頭の5番・佐野由貴美にソロホームランを浴び、1点差とされると、一死後、四球の走者を一塁に置き、8番・田井静華にレフトスタンドへ運ばれ、あっさり逆転。続く9番・胡子路代にもソロホームランを浴び、2回持たずにノックアウトされてしまった。
(※2点を追うRevertaは2回裏、1イニング3本塁打で一気に逆転!)
その後は、代わった白川果歩が何とか追加点を許さず、凌いでいたが、5回裏、5番・佐野由貴美にこの試合2本目となる本塁打を浴び、ここで「エース」藤嶋涼菜を投入したものの、Revertaに傾いた試合の流れを変えることはできず、7番・森山遥菜のソロホームランを含む4本の長短打を浴び、3失点。結局、この回4点を失い、完全に勝負は決してしまった。
Reverta・金尾和美は、初回に2点を失ったものの、2回以降は追加点を許さず、最後は長谷川朋子が締め、8-2で圧勝。植田祐造新監督になって「代打の切り札」から「レギュラー」として打線の主軸に抜擢された佐野由貴美の2本の本塁打を含む5本塁打を放ち、Brave Beariesを圧倒。効果的な「一発攻勢」で今シーズン初勝利を挙げた。
敗れたBrave Beariesは勝ち星なしの2連敗。「藤嶋涼菜との二枚看板に!」と期待を寄せる「ルーキー」山田夏生を先発に起用したが、初回に先制した時点で「エース」藤嶋涼菜の投入を考えても良かったのでは……。もちろん、この試合途中でリリーフし、藤嶋涼菜もつかまってしまっているが、リードした局面であれば、また違った展開になった可能性もある。結果論に過ぎないかもしれないが、「勝機」と見たらそこに全力で食らいつくぐらいの気概がないと、1部リーグでの戦いは厳しいものになる。「馬なり」や「ちょっと様子を見てから」で勝てるほど「1部」は甘くない。「主砲」安井聖梨奈の「1番起用」に踏み切ったのであれば、投手起用でも、リードを奪ったら即「エース投入」を決断し、「勝負」に出ても良かったのではないだろうか。
|
pc