プラチナ 第4節 20251013日()花王コスメ小田原 VS 大和電機工業

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【大和電機】木村 美咲
敗戦投手【花王コスメ】栗原 ななみ
打撃成績 【大和電機】《本》原野 柚希《二》矢﨑 月菜、上原 彩瑛
【花王コスメ】《二》森 雅、佐藤 真香
バッテリー
大和電機○木村 美咲、斉藤 未来、大串 都未希-宮崎 遥希
花王コスメ●栗原 ななみ、小林 彩絵、星野 圭音、小森 美咲-荻野 真鈴、松田 采弓

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第58回日本ソフトボールリーグ」第4節・プラチナセクションは栃木県大田原市・美原公園第2球場を会場に開催され、大会2日目(10月11日/土)に雨天順延となった2試合(第2試合・第3試合に予定されていた2試合)が予備日(10月13日/月・祝)に順延され、実施された。
 第2試合は、通算成績8勝4敗、前日(10月12日/日)の首位・靜甲戦で「意地」の逆転勝ちを収めたものの、「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出の可能性の消えた花王コスメ小田原 フェニックスと、大会初日(10月10日/金)のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦で序盤5点をリードされながら「執念」の大逆転勝ち。8-6で勝利を収め、雨天順延を挟んで迎えた前日(10月12日/日)のCitrine Ichinomiya戦も最終回、原野柚希の「劇的」一発でサヨナラ勝ちし、今節連勝! 通算成績9勝3敗とし、このレギュラーシーズン最終戦を待たずに、プラチナセクション「2位」を確定させ、「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出が決まった大和電機 Blue Lakersが対戦した。

 後攻の花王コスメ小田原 フェニックスは初回、大和電機 Blue Lakersの先発・木村美咲の立ち上がりを攻め、1番・西愛美がレフト前ヒットで出塁。一死後、3番・鈴木未空のサードゴロの間に一塁走者が二塁へ進塁。二死ながら得点圏に走者を進め、4番・山岡未歩がレフト前にタイムリーを放ち、二塁走者が還り、まず1点を先制。5番・荻野真鈴が一・二塁間を抜く安打で続き、一・二塁とし、6番・松田采弓がライト前にタイムリーを放ち、この回2点目。初回に2点を先制した。

(※花王コスメ小田原 フェニックスは初回に松田采弓のタイムリー等で2点を先制!)

 2点のビハインドを背負った大和電機 Blue Lakersは3回表、花王コスメ小田原 フェニックスの「エース」栗原ななみをとらえ、1番・原野柚希がレフトスタンドにソロホ―ムランを放ち、反撃開始! 2番・長尾明奈が四球を選び、出塁。3番・矢﨑月菜が左中間を切り裂く二塁打を放ち、一塁走者が一気にホームイン!! 2-2の同点に追いついた。こうなると試合は完全に大和電機 Blue Lakersのペース。4番・新海雪奈が鮮やかな流し打ちでライト前にタイムリーを放ち、二塁走者が還り、3-2と逆転に成功。続く5番・堀川美瑠瑠、6番・上原彩瑛の長短打でさらに1点を加え、4-2と逆に2点のリードを奪った。

(※3回表、大和電機 Blue Lakersが5本の長短打を集中し、4点を挙げ、逆転に成功!)

 勢いに乗る大和電機 Blue Lakersは終盤6回表、この回先頭の6番・上原彩瑛がセンター前ヒットで出塁し、すかさず盗塁。次打者のピッチャーゴロの間に走者が三塁に進塁。ここで8番・宮崎遥希がフルカウントからの6球目、ヒットエンドランを決め、三塁走者を迎え入れ、5-2とリードを広げた。

 花王コスメ小田原 フェニックスもその裏、四球で出塁した走者を一塁に置き、先発・木村美咲の後を受け、この回から登板していた左腕・斉藤未来から8番・佐藤真香がレフトオーバーのタイムリーツーベースを放ち、1点を返したが反撃もここまで。最後は今シーズン「ゲームチェンジャー」の役割を担ってきた大串都未希が、この試合は「クローザー」として7回裏二死から登板。わずか2球で「最後の打者」をファーストゴロに打ち取り、5-3でレギュラーシーズン最終戦を勝利で飾り、通算成績10勝3敗。すでに全日程を終えている靜甲と「同率」で並んだが、「直接対決」の対戦成績(靜甲が2勝)の差でプラチナセクション「2位」となり、「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロックに進むことになった。

 敗れた花王コスメ小田原 フェニックスは通算成績8勝5敗。最後まで上位争いを演じたが、あと一歩及ばずレギュラーシーズン「4位」で終戦。「順位決定節」Bブロック(最終順位「5位~8位」を決定)に回ることになった。

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