サファイア 2024年09月29日（日）MORI ALL WAVE VS 大和電機工業

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【MORI ALL WAVE】竹原 由菜
敗戦投手【大和電機】斉藤 未来
打撃成績 【大和電機】　
【MORI ALL WAVE】《二》福元 彩未
バッテリー
大和電機●斉藤 未来、大串 都未希、大依 春奈－宮崎 遥希
MORI ALL WAVE○竹原 由菜－谷川 まき

《本》:本塁打　《三》：三塁打　《二》：二塁打

　「第57回日本女子ソフトボールリーグ」第４節・サファイアセクション第３日第２試合は、通算成績９勝３敗、「暫定」ながら「単独首位」に立つMORI ALL WAVE KANOYAと、この「第４節」初日に予定されていたＣｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya戦が悪天候のため、中止・順延となり、８勝３敗で首位を追いかける大和電機工業との「首位攻防戦」となった。
 
　大和電機工業は２回表、一死から６番・小川瑠奈がレフト前ヒットで出塁したものの、盗塁失敗。二死となり、チャンスを潰したかに見えたが、ここからMORI ALL WAVE KANOYAの先発・竹原由菜を攻め、７番・矢﨑月菜、８番・宮崎遥希の連打と９番・長尾明奈の内野安打で満塁と攻め立て、１番・古賀藍奈がフルカウントまで粘って押し出しの四球を選び、労せずして先制。予想外の展開で大和電機工業に先取点がもたらされた。
 
　ただ……この「１点」がむしろMORI ALL WAVE KANOYAの目を覚まさせてしまったか、その裏、すぐに反撃。大和電機工業の先発・斉藤未来をとらえ、死球と相手守備の乱れに乗じて二死二・三塁のチャンスをつかみ、８番・藤野亜美がしぶとくレフト前へのタイムリーを放ち、同点。なお二死一・三塁のチャンスが続き、９番・福元彩未が塁上の走者を一掃する左中間二塁打。この回３点を挙げ、３−１と逆転に成功した。

　これで勢いづいたMORI ALL WAVE KANOYAは続く３回裏、内野安打、盗塁、ワイルドピッチ等で一死三塁の追加点のチャンスを作り、４番・領家妃奈がキッチリとライトに犠牲フライを打ち上げ、１点を追加。４回裏には、この回から代わった大串都未希を攻め、安打、連続四球で一死満塁とし、1番・山根楓加のライト前へのタイムリー、２番・鈴木真由子のセンターへの犠牲フライ、ワイルドピッチで３点を加え、７−１と大きくリードを奪った。

（※MORI ALL WAVE KANOYAの猛攻の前に大和電機工業は大量失点）
 
　この試合を「首位攻防戦」「首位決戦」と位置づけ、意気込んでいたはずの大和電機工業は、押し出しの四球で先取点を挙げたものの、投手陣がMORI ALL WAVE KANOYA打線につかまってしまい、８安打を浴び、７失点。誰もが白熱の好ゲームを予想した試合は７−１の大差で決着。予想外の一方的な試合展開でMORI ALL WAVE KANOYAが大勝し、二桁10勝目。通算成績10勝３敗で「サファイアセクション」１位で「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Ａブロック進出を決めた。
 
　敗れた大和電機工業は８勝４敗。明日（９月30日／月）に順延されたＣｉｔｒｉｎｅ Ichinomiya戦が「サファイアセクション」２位の座をかけた「非常に重要な一戦」となった。

（※大和電機工業も懸命の戦いを見せたが……手痛い敗戦を喫し、首位進出ならず）

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