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サファイア 2024年09月01日(日)ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校 VS 花王コスメ小田原
ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | R | ||
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花王コスメ | |||||||||||||||
ルネス紅葉 |
2024年09月01日(日) 15:00 美原公園第2球場
花王コスメ小田原
RESULT | REPORT | |||||||||||||||
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《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第57回日本女子ソフトボールリーグ」第3節・サファイアセクション第2日・第3試合は、前日(8月31日/土)、大和電機工業と延長タイブレークにもつれ込む「熱戦」を演じながら1-2で敗れ、通算成績4勝5敗となった花王コスメ小田原 フェニックスと、Citrine Ichinomiyaと対戦し、初回4点を失いながら2回以降は追加点を許さず、最終回2点を返す「粘り」を見せたルネス紅葉スポーツ柔整専門学校が、開幕から10試合目となる「節目」の試合に「今シーズン初勝利」をかけ、対戦した。 両チーム無得点で迎えた4回表、花王コスメ小田原 フェニックスは、ここまで好投を続けてきたルネス紅葉スポーツ柔整専門学校の先発・小林美紅をとらえ、一死から4番・岡田南が死球で出塁。5番・荻野真鈴がショート内野安打で続き、一・二塁とチャンスを広げ、6番・酒井啓名も三遊間を破る安打を放ち、一死満塁。ここで7番・松田采弓がセンター頭上を襲う大飛球を放ち、この打球はセンター・鳥居早稀のスーパーキャッチに阻まれ、「抜けた!」と思って飛び出した二塁走者が戻れず、ダブルプレーとなったものの、三塁走者は冷静にタッチアップからホームイン! 「タイムプレー」となり、ダブルプレーが成立する前に、三塁走者がすでにホームインしていたため、得点が認められ、花王コスメ小田原 フェニックスに先制の1点がもたらされた。 (※花王コスメ小田原 フェニックスは4回表、一死満塁から松田采弓の犠牲フライで先取点!) 一方、ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校も懸命の反撃を試み、時折バットから快音は聞かれるものの、フェンス手前で捕球されたり、野手の正面を突いたり……「運」も味方せず、花王コスメ小田原 フェニックスの先発・栗原ななみ、小森美咲、星野圭音の3投手をつなぐ継投策の前にわずか1安打に抑え込まれ、完封負けを喫した。 勝った花王コスメ小田原 フェニックスは通算成績5勝5敗。「エース」栗原ななみを中心に投手陣には安定感があるだけに、打線の奮起、得点力アップを望みたいところ。上位が星の潰し合いとなり、「首位」が3敗となったため、まだまだ最終節となる「第4節」で最後までもつれる可能性もある。残り試合を「全勝」する意気込みで最後まで諦めずに戦い、「奇跡の逆転」を演じてみせてくれることを期待したい。 敗れたルネス紅葉スポーツ柔整専門学校は開幕から勝ち星なしの10連敗。ただ、この「第3節」の2試合は、これまでの試合内容と比較すると「雲泥の差」であり、「長足の進歩」を感じさせる。今節初戦のCitrine Ichinomiya戦では1回もたずにKOされた小林美紅がこの花王コスメ小田原 フェニックス戦では先発の役割をしっかいと果たした。「ルーキー」小田澤理乃も2試合続けて好投。投手陣に「戦える」だけの手応えが出てきた。 逆にこれまで好調だった打線が、この「第3節」では湿り気味。相変わらず思い切りのよいスイングが見られ、目を見張るような打球を飛ばすシーンもあるのだが……。守備面でも好プレーが見られるようになり、あとは投打の歯車が噛み合えば「今シーズン初勝利」が見えてくるはずである。 (※この「第3節」では投手陣が好投! 「戦える」手応えをつかんだ) |