サファイア 20240831日()花王コスメ小田原 VS 大和電機工業

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【大和電機】斉藤 未来
敗戦投手【花王コスメ】栗原 ななみ
打撃成績 【大和電機】《二》上原 彩瑛
【花王コスメ】 
バッテリー
大和電機○斉藤 未来-宮崎 遥希
花王コスメ●栗原 ななみ-荻野 真鈴

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第57回日本女子ソフトボールリーグ」第3節・サファイアセクション第1日・第3試合は、「交流節」を終え、5勝3敗で「2位」大和電機工業と、ここまで4勝4敗の勝率5割、花王コスメ小田原 フェニックスが対戦した。
 
 リーグ中断期間中の7月27日(土)・28日(日)、石川県金沢市で開催された「第64回全日本実業団女子選手権大会」では、「決勝」で顔を合わせた両チーム。そこでは花王コスメ小田原 フェニックスが5-1で圧勝! 大和電機工業の「連覇」を阻止し、8年ぶり2回目の優勝に輝いている。
 
 試合が動いたのは2回裏、花王コスメ小田原 フェニックスは大和電機工業の先発・斉藤未来を攻め、4番・岡田南が死球で出塁。犠打で走者を確実に二塁へ進め、6番・酒井啓名がレフト前にタイムリー! 先取点を挙げた。

(※花王コスメ小田原 フェニックスが2回裏、酒井啓名のタイムリーで先制!)
 
 1点を追う大和電機工業は4回表、一死から2番・上原彩瑛が右中間を切り裂く二塁打。3番・原野柚希が二遊間を抜く安打を放ち、一・三塁とチャンスを広げ、一塁走者がすかさず盗塁。二・三塁と攻め立て、二死後、6番・堀川美瑠瑠がレフト前に同点のタイムリー! 逆転を狙った二塁走者が三・本間に挟まれ、タッチアウトとなったが、1-1の同点に追いついた。
 
 その後は花王コスメ小田原 フェニックス・栗原ななみ、大和電機工業・斉藤未来、両投手の投げ合いとなり、1-1の同点のまま、延長タイブレークに突入。延長8回表、大和電機工業は無死一・三塁からサードゴロの間に三塁走者が本塁タッチアウト。そこからもう一度、一死満塁のチャンスを作り直したものの、後続がピッチャーゴロ(三塁走者が本塁フォースアウト)、サードフライに倒れ、無得点。
 花王コスメ小田原 フェニックスもその裏、タイブレークの走者を三塁まで進めながら得点できず……。
 
 迎えた9回表、大和電機工業は犠打でタイブレークの走者を三塁へ進め、4番・新海雪奈がレフト前にタイムリー! 三塁走者を迎え入れ、2-1と勝ち越した。

(※大和電機工業は延長9回表、新海雪奈のタイムリーで2-1と勝ち越し!)
 
 花王コスメ小田原 フェニックスもその裏、タイブレークの走者を三塁へ進めたが、ピッチャーゴロで三塁走者が本塁タッチアウト。最後の打者がショートゴロに倒れ、試合終了。2-1で大和電機工業が競り勝ち、通算成績6勝3敗。明日(9月1日/日)の第2試合に予定されていた小泉病院 Blue Arrows戦が「不戦勝」となるため、「第3節」を7勝3敗で終え、「2位以上」(7勝2敗の「首位」MORI ALL WAVE KANOYAが最終戦を落とせば「同率首位」に並び、勝ったと場合もすでに「3敗」のチームがなくなっているため、2位より順位を落とす可能性がない)となることが確定した。
 
 敗れた花王コスメ小田原 フェニックスは4勝5敗。「エース」栗原ななみが力投し、何度もピンチを耐え、切り抜け、打線の援護を待ったが……2回裏に先制した後は追加点を奪えず、上位争いから大きく後退する手痛い1敗を喫した。

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