プラチナ 20240929日()平林金属 VS 厚木SC

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【平林金属】橋口 紫織
敗戦投手【厚木SC】古屋 英恵
打撃成績 【厚木SC】《本》梶原 真亜子《二》辻 あさひ
【平林金属】《本》植村 華《二》植村 華、岡田 望
バッテリー
厚木SC●古屋 英恵-八黄地 麻衣
平林金属○橋口 紫織-木村 樹里

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第57回日本女子ソフトボールリーグ」第4節・プラチナセクションは、岡山県新見市・新見市憩いとふれあいの公園を会場に開催された。第3日第3試合は、前日(9月28日/土)の靜甲戦にサヨナラ勝ちを収め、通算成績8勝3敗で2位につける厚木SCと、同じく今節2戦目のVONDS市原戦に1-6で敗れ、「ホーム」開催の今節、未だ1勝も挙げることができていない平林金属 Peachblossomsが対戦した。

 厚木SCは3回表、連続四死球で出塁した走者がピッチャーゴロの間にそれぞれ進塁。一死二・三塁をすると、ワイルドピッチで三塁走者が生還し、1点を先制。続く4回表にも、この回先頭の6番・梶原真亜子が初球をとらえ、ライトスタンドに運ぶソロホームラン! 2-0とリードを広げ、終盤6回表にも一死から5番・小森真央が三遊間を抜く安打で出塁。二死後、7番・薦田未蘭のセカンド強襲安打で代走で出場していた一塁走者・松尾奈月が一気に三塁へ進み、8番・鈴木裕梨佳の一・二塁間を破るタイムリーで三塁走者が生還。3点目を挙げ、勝負は決したと思われた。

(※厚木SCが3点を先制し、試合は終盤へ……)
 
 しかし、「ホーム」開催で大応援団の声援を受ける平林金属 Peachblossomsが「このままでは終われない」とここから反撃開始。
 6回裏、この回先頭の1番・森香央理が二遊間への安打で出塁。一死後、3番・岡田望の左中間を深々と破るタイムリーツーベースでまず1点を返し、最終回にも一死から7番・橋本楓がショートゴロ悪送球で一塁に生きると、代打・野本映実が三遊間を抜く安打で続き、次打者のショートゴロで二塁フォースアウト。二死一・三塁となった後、1番・森香央理のセンターへ弾き返すタイムリーで1点差に迫り、2番・植村華が初球を狙い打ち! センターオーバーのサヨナラスリーランホームランとなり、歓喜爆発! 「ホーム」開催の最終戦を勝利で飾り、観客を大いに沸かせた。

(※「主砲」の一発で逆転勝利! ホーム開催とあって会場全体が「歓喜」に包まれた)
 
 平林金属 Peachblossomsは通算成績8勝5敗の3位でレギュラーシーズン全日程を終了。予備節でYKKが靜甲に敗れ、厚木SCがVONDS市原に敗れることになれば(平林金属 Peachblossomsと厚木SCが8勝5敗の「同率」で並び、厚木SCとの「直接対決」の連勝している平林金属 Peachblossomsの順位が上となる)が2位に浮上し「順位決定節」Aブロック進出の可能性が残された。
 
 「まさか……」の逆転サヨナラ負けを喫した厚木SCは、通算成績8勝4敗の2位で今節を終了。予備節のVONDS市原戦に「勝つ」しか「順位決定節」Aブロック進出の道はなくなった(予備節のVONDS市原戦に敗れた場合、平林金属Peachblossoms、もしくは同じく「予備節」の靜甲戦にYKKが勝ち、8勝5敗でそのどちらかと「同率」に並んだ場合は、直接対決の試合結果で連勝している平林金属Peachblossoms、YKKの順位が上となり、その3チームが同率に並んだ場合も直接対決の勝敗で4敗してしまっている厚木SCは4位となり、いずれの場合も同率で並んだ場合は「順位決定節」Aブロック進出の可能性はなくなった)。

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