プラチナ 20240927日()YKK VS 厚木SC

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【YKK】木澤 愛梨
敗戦投手【厚木SC】古本 緋里
打撃成績 【厚木SC】 
【YKK】《本》宮坂 佑希、大内 麻里奈
バッテリー
厚木SC古屋 英恵、●古本 緋里-八黄地 麻衣
YKK市六 有那、畑中 萌、○木澤 愛梨-青木 千秋

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第57回日本女子ソフトボールリーグ」第4節・プラチナセクションは、岡山県新見市・新見市憩いとふれあいの公園を会場に開催された。第1日第2試合は、通算成績7勝2敗でVONDS市原と「同率首位」に並ぶ厚木SCと、ここまで5勝4敗で4位のYKKが対戦した。
 
 厚木SCは初回、YKKの先発・市六有那の立ち上がりを攻め、1番・辻あさひのレフト前ヒット、2番・八黄地麻衣のバント安打、犠打、四球で一気に一死満塁と攻め立てると、たまらずYKKベンチが動き、「日本一投球間隔が短く、テンポの速い投手」畑中萌を投入。二死後、6番・小森真央の三遊間を抜くタイムリーで三塁走者がホームイン。初回に1点を先制した。

(※厚木SCが初回から鮮やかな先制攻撃!)
 
 1点を追うYKKは2回裏、一死から、四球と8番・本田理紗のライト前ヒットで一死一・二塁とすると、9番・剣田あかねのセカンドゴロで一塁走者が二塁フォースアウト。しかし、ダブルプレーを焦ったショートが一塁へ悪送球……この間に二塁走者が還り、同点に追いついた。
 
 1-1の同点に追いつかれた厚木SCは4回表、四球、バント安打、犠打で一死二・三塁とし、9番・金子伶彩のスクイズで勝ち越し。2-1と再びリードを奪った。
 
 しかし、そのリードも束の間、5回裏、YKK「自慢」の強力打線が火を噴き、厚木SCの「エース」古屋英恵をとらえ、2番・中谷美里がライト前ヒットで塁に出ると、3番・宮坂佑希のレフトオーバーのツーランホームランで逆転! 「一振り」で試合をひっくり返し、続く4番・大内麻里奈にもレフトスタンドに飛び込むソロホームランが飛び出し、この回3点を奪い、逆転に成功した。
 
 2点を追う立場となった厚木SCも直後の6回表、8番・柚原菜々穂のバント安打、盗塁、犠打で一死三塁とすると、1番・辻あさひのライト前タイムリーで三塁走者が還り1点差。最終回にも一死から4番・小山優理、5番・鈴木満梨佳の連打と四球で満塁と攻め立て、代打・梶原真亜子がきっちりと犠牲フライを打ち上げ、三塁走者が生還し、4-4の同点に追いついた。
 
 その裏、YKKは一死から3番・宮坂佑希がセンター前ヒットで出塁し、続く4番・大内麻里奈はツーボールとなったところで故意四球を宣告され、一死一・二塁となり、二死後、6番・前田あみのライト前タイムリーで二塁走者がサヨナラのホームイン! 5-4で勝利し、通算成績を6勝4敗とした。

(※YKKが前田あみのサヨナラタイムリーで今節初戦を白星で飾る!)
 
 惜しくも敗れた厚木SCは11安打を放ちながらビッグイニングを作れず、1点止まりの攻撃が続き、勝ち越すことができないまま惜敗。VONDS市原に「首位」の座を明け渡し、7勝3敗で2位に後退した。

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