プラチナ 20240902日()靜甲 VS VONDS市原

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【VONDS】高田 香
敗戦投手【靜甲】小井沼 美月
打撃成績 【VONDS】《本》加藤 花澄《三》紺野 穂乃香、吉田 優月《二》吉田 汐里、石井 麻菜
【靜甲】《三》半田 由佳《二》井上 葉菜
バッテリー
VONDS○高田 香-加藤 花澄
靜甲●小井沼 美月、東野 真咲、豊田 彩乃-豊田 未有羽

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第57回日本女子ソフトボールリーグ」第3節・プラチナセクションは、台風10号の影響を受け、初日(8月31日/土)、2日目(9月1日/日)と悪天候のため、中止・順延。初日(8月31日/土)に予定されて試合を予備日(9月2日/月)に実施。2日目(9月1日/日)予定されていた試合は消化できず「予備節」(10月16日(水)・17日(木)/静岡県伊豆市で実施予定※詳細未定)に持ち越されることになった。
 
 この日の第1試合は、ペヤングが台風10号の影響で今節への出場を見合わせたため、「不戦敗」となり、対戦予定であった厚木SCに戦わずして「勝利」が転がり込み、通算成績7勝2敗で「首位」の座をキープした。ペヤングは開幕からの8連敗に、さらに「不戦敗」の1敗が加算され、0勝9敗となってしまった。
 
 「交流節」を終え、6勝2敗のVONDS市原は、第1試合で「同率首位」に並んでいた厚木SCが「不戦勝」で7勝2敗となっているだけに「負けられない試合」となり、ここまで3勝5敗、この「第3節」がホーム開催となる靜甲も昨シーズンの「日本リーグの覇者」として「意地」を見せたい試合となった。
 
 試合が動いたのは3回表、VONDS市原は靜甲の先発・小井沼美月をとらえ、この回先頭の7番・紺野穂乃香がライト線へ三塁打。二死後、1番・塚本楓花がセンター前にタイムリー! 先取点を挙げた。
 5回表には、5番・加藤花澄がセンター頭上を越えるソロホ―ムランを放ち、2点目。続く6回表にも一死から死球で出塁した走者を一塁に置き、代打・吉田優月がライト頭上を越えるタイムリースリーベース! 二死後、連続四球で満塁とした後、6番・吉田汐里が満塁の走者を一掃する左越二塁打。この回大量4点を追加し、6点差にリードを広げ、完全に試合を決めてしまった。

(※VONDS市原は6回表、代打・吉田優月の適時二塁打等で勝利を決定づける4点を追加! ※画像提供:靜甲)

 守っては、「交流節」終了時点で防御率0.21。プラチナセクション投手ランキング1位の高田香がその「実力」をこの試合でも発揮し、最終回に守備の乱れもあり、1点を失いはしたものの、安定感溢れるピッチングで完投。6-1で圧勝し、通算成績7勝2敗とし、「同率首位」に並んだ。
 
 敗れた靜甲は3勝6敗。「ホーム」で何とか勝利を挙げたいところだったが、投手陣がVONDS市原打線の6安打中5本が長打という「長打攻勢」に屈し、6失点。最終回、相手守備の乱れからチャンスをつかみ、4番・井上葉菜のタイムリーで1点を返したが時すでに遅く、大差で敗れる結果となった。

(※靜甲は最終回、井上葉菜のタイムリーで1点を返し、完封は免れたが…… ※画像提供:靜甲)

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