プラチナ 20240705日()MORI ALL WAVE VS VONDS市原

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【MORI ALL WAVE】中野 花菜
敗戦投手【VONDS】高田 香
打撃成績 【VONDS】《本》加藤 花澄
【MORI ALL WAVE】《三》藤田 直《二》藤田 直
バッテリー
VONDS渡邉 双葉、●高田 香-加藤 花澄
MORI ALL WAVE竹原 由菜、○中野 花菜-谷川 まき

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第57回日本女子ソフトボールリーグ」交流節・第1日A球場第1試合は、「プラチナセクション」第2節終了時点で4勝1敗、首位を走るVONDS市原と、「サファイアセクション」第2節終了時点で3勝2敗、3チーム「同率」ながら得失点差で2位となったMORI ALL WAVE KANOYAが対戦した。
 
 先手を取ったのはVONDS市原。2回表、MORI ALL WAVE KANOYAの先発・竹原由菜をとらえ、一死から6番・吉田汐里がレフト前ヒットで出塁。犠打で二死ながら走者を二塁へ進めると、8番・島田彩那がしぶとく食らいつき、三遊間深くに転がす内野安打。この難しい打球を遊撃手がはじく間に二塁走者が一気に生還。VONDS市原が先取点を挙げた。

(※VONDS市原が2回表、島田彩那の適時内野安打で先取点を挙げる!)
 
 勢いづいたVONDS市原は続く3回表、安打で出塁した走者を次打者の内野ゴロの間に二塁へ進め、5番・加藤花澄がライトスタンドに運ぶツーランホームラン! 3-0とリードを広げた。
 
 3点をリードされたMORI ALL WAVE KANOYAはその裏、VONDS市原の先発・渡邉双葉を攻め、安打、四球で無死一・二塁とし、一死後、ダブルスチールを敢行。二・三塁とチャンスを広げ、1番・藤田直の右中間三塁打で塁上の走者を一掃。アッという間に1点差に迫ると、続く2番・永山愛実がスクイズを決め、3-3の同点に追いついた。
 
 3-3の同点となった後、4回以降、VONDS市原は高田香、MORI ALL WAVE KANOYAは中野花菜に投手交代。両投手が好投し、3-3の同点のまま、試合は最終回を迎えた。
 
 MORI ALL WAVE KANOYAは7回裏、一死から1番・藤田直が二塁打を放ち、一打サヨナラのチャンスをつかむと、2番・永山愛実への3球目、意表を突く三塁盗塁を仕掛け、これが捕手の悪送球を誘い、一気にホームイン。劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
 
 勝ったMORI ALL WAVE KANOYAは4勝2敗。「プラチナセクション」首位を走るVONDS市原を破り、「サファイアセクション」の上位争いに踏みとどまる大きな「1勝」を挙げた。3回途中からリリーフに立ち、VONDS市原打線をノーヒットに抑えた「エース」中野花菜の力投が劇的なサヨナラを呼び込んだ。

(※「エース」中野花菜のノーヒットの力投が貴重な勝利を引き寄せた)
 
 敗れたVONDS市原は4勝2敗。序盤3点をリードしながら追いつかれ、最後は自らのミスからサヨナラ負け。痛い星を落としてしまった。

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