プラチナ 2024年05月17日（金）ペヤング VS ＶＯＮＤＳ市原

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【ＶＯＮＤＳ】高田 香
敗戦投手【ペヤング】平山 綾乃
打撃成績 【ＶＯＮＤＳ】《二》吉田 汐里②
【ペヤング】《二》志賀 彩音
バッテリー
ＶＯＮＤＳ渡邉 双葉、○高田 香－加藤 花澄
ペヤング●平山 綾乃－西本 真愛

《本》:本塁打　《三》：三塁打　《二》：二塁打

　「第57回日本女子ソフトボールリーグ」第２節プラチナセクションは、千葉県市原市・ゼットエーボールパークを会場に開催され、第１日第３試合は、第１節の開幕初戦、「昨シーズンの覇者」靜甲を相手に３－２で鮮やかな逆転サヨナラ勝ち。開幕連勝を狙ったが、厚木ＳＣには序盤３点のリードを奪いながら３－４の逆転負け。１勝１敗で「同率３位」のＶＯＮＤＳ市原と、開幕から未だ勝ち星なく、「今シーズン初勝利」をめざすペヤングが対戦した。
 
　先攻のＶＯＮＤＳ市原は初回、ペヤング・先発の平山綾乃の立ち上がりの制球の乱れに乗じて、３四死球等で二死満塁とし、６番・吉田汐里がファウルで粘った後の９球目をとらえ、センターへタイムリーツーベース！　満塁の走者を一掃し、初回にいきなり３点を先制した。
 
　初回に３点のリードをもらったＶＯＮＤＳ市原の先発・渡邉双葉は３回裏、四球と自らの失策等で一死二・三塁のピンチを招き、ワイルドピッチで１点を失った後、１番・釣春香にセンター前に落ちるポテンヒットを浴び、１点差に詰め寄られてしまう。

（※ペヤングは３回裏、２点を返し、反撃！　１点差に迫ったが……）
 
　次打者に死球を与えたところで。ＶＯＮＤＳ市原ベンチが動き、「もう一人のエース」高田香を投入。その代わり端、３番・山岸澪衣に四球を与え、一死満塁のさらにピンチを広げてしまったが、後続を二者連続の空振り三振に斬って取り、「絶体絶命」のピンチを脱出！　ペヤングに傾きかけた「試合の流れ」を力づくで引き戻して見せた。
 
　ＶＯＮＤＳ市原はその直後の４回表、２本の安打と四球等で一死満塁とし、３番・小野寺萌が三遊間を抜くタイムリーを放ち、１点を追加。２点差にリードを広げると、最終回にも６番・吉田汐里のこの試合２本目となる適時二塁打、代打・石井麻菜の左犠飛でダメ押しの２点を追加。６－２と４点差にリードを広げた。
 
　その裏、３回途中からリリーフした高田香が三者連続の空振り三振のフィナーレ！　４回2/3を投げ、わずか１安打。10三振を奪う力投でペヤング打線に追加点を許さず、６－２で「ホーム」の初戦を勝利で飾り、通算成績２勝１敗とした。

（※ＶＯＮＤＳ市原は３回途中から登板した高田香が追加点を許さぬ好投！）
 
　「プラチナセクション」第２節は初戦を終え、開幕３連勝の平林金属 Peachblossomsが「単独首位」に立ち、２勝１敗の厚木ＳＣ、ＹＫＫ、そしてこのＶＯＮＤＳ市原の３チームが「同率２位」に並び、昨シーズンの「覇者」靜甲とペヤングが開幕から勝ち星なしの３連敗。予断を許さぬ状況が続いている。

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