プラチナ 20230702日() VS

後攻

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レジェンドチーム             
JSLオールスター             

20230702日(12:30 岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場

先攻

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【JSLオールスター】山本すみれ
敗戦投手【レジェンドチーム】山根佐由里
打撃成績 【レジェンドチーム】 
【JSLオールスター】《本》大内麻里奈、上村麗
バッテリー
レジェンドチーム●山根佐由里、尾崎望良、山根佐由里-渡邉華月
JSLオールスター中野花菜、山本優花、原田悠、〇山本すみれ-井上葉菜、堀あかね

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第56回日本女子ソフトボールリーグ」交流節は、富山県富山市・岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場を会場に開催された。
 あいにくの悪天候に見舞われ、初日(6月30日/金)、2日目(7月1日/土)が2日連続中止・順延を余儀なくされ、初日に予定されていた試合は予備日の7月3日(月)に、2日目に予定されていた試合は予備節(10月17日(火)・18日(水)、静岡県伊豆市/天城ふるさと広場野球場等で実施予定)に順延。大会3日目(7月2日/日)、ようやく晴天に恵まれ、当初から予定されていた「特別イベント」として「ドリームマッチ」3試合を実施。第2試合は、かつて「オリンピック」や「世界選手権」(現・ワールドカップ)で「日本代表」で活躍した選手や旧・日本女子ソフトボールリーグ1部等でプレーした選手たちで編成された「レジェンド」チーム(レジェンドチームのメンバーはこちら)と日本女子ソフトボールリーグ(JSL)の「精鋭」を集めた「JSLオールスター」チームが対戦した(JSLオールスターチームのメンバーはこちら)。
 
 「レジェンドチーム」の先発は山根佐由里。「日本代表」として2010年、2014年、2016年と「世界選手権」(現・ワールドカップ)出場3回、2014年には「優勝」「世界一」を経験し、旧・日本女子ソフトボールリーグ1部では「常勝」トヨタ自動車(現・トヨタ レッドテリアーズ)の一員として、何度も「日本一」を経験。今も「日本リーグ記録」として燦然と輝く「42連勝」の連勝記録を持つ山根佐由里が先発に起用された。
 
 その「注目」の立ち上がり、「JSLオールスター」が容赦なく攻め、一死から2番・大場彩香織(厚木SC/神奈川)、3番・井上葉菜(靜甲/静岡)の連打で一・二塁とし、4番・大内麻里奈(YKK/富山)がレフトスタンドに豪快に運ぶスリーランホームラン! JSL「サファイアセクション」打撃ランキング3位の5割2分9厘、本塁打3・打点13でトップに立つ「実力者」が「レジェンド」相手に「現役の力」を見せつける「一発」を放った。
(※「JSLオールスター」は初回、大内麻里奈のスリーランで3点を先制!)
 
 「JSLオールスター」は続く2回裏にも、代わった左腕・尾﨑望良(「東京2020オリンピック」代表の座を最後まで争った左腕。「投打二刀流」としても活躍した)を攻め、8番・濱本叶美(MORI ALL WAVE KANOYA/鹿児島)、9番・一岡楓(平林金属 Peachblossoms/岡山)の連打で一死一・二塁とし、1番・上村麗のレフト線への当たりをレフト・山﨑早紀(言わずと知れた「東京2020オリンピック」金メダリスト)が懸命に打球を追ったものの、捕球できず、外野を転々とする間に、三塁走者、二塁走者に続き、打った上村麗も一気にホームイン! ランニングホームランとなり、3点を追加し、「JSLオールスター」が6-0と大きくリードを奪った。
 
 「レジェンド」チームは、3回表、8番・神山みどり(旧・日本女子ソフトボールリーグ1部、「常勝」トヨタ自動車でプレー)、9番・渡邉華月(トヨタ自動車でプレー、2011年の旧・日本女子ソフトボールリーグ1部決勝トーナメントで「レジェンド」上野由岐子から放った優勝を決める逆転サヨナラホームランはあまりにも有名。「奇跡の一発」と語り継がれる。2012年「世界選手権」優勝メンバー)の連打で無死一・二塁としたものの、後が続かず……。
 最終回となった4回表には、代打で佐藤理恵(2008年北京オリンピック金メダリスト。日本に「悲願」の金メダルをもたらす)が登場し、大いにスタンドを沸かせたが……空振り三振に終わった。
(※レジェンド・佐藤理恵の登場でスタンドは大いに盛り上がったが……空振り三振)
 
 結局、試合は6-0で「JSLオールスター」が勝利。「現役」日本リーガーがソフトボールの「歴史」に名を残す「レジェンド」たちを圧倒して見せた。

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