プラチナ 2023年10月02日（月）花王コスメ小田原 VS 厚木ＳＣ

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【花王コスメ】朝比奈さくら
敗戦投手【厚木ＳＣ】古屋英恵
打撃成績 【厚木ＳＣ】《二》後藤菜緒子②
【花王コスメ】《本》山岡未歩《二》酒井啓名
バッテリー
厚木ＳＣ●古屋英恵、中澤萌－後藤菜緒子
花王コスメ○朝比奈さくら、小森美咲－荻野真鈴

《本》:本塁打　《三》：三塁打　《二》：二塁打

　「第56回日本女子ソフトボールリーグ」第４節・プラチナセクションは、長野県茅野市・茅野市運動公園野球場を会場に開催され、前日（10月１日／日）に予定されていた全試合（３試合）が悪天候のため、中止・順延。予備日（10月２日／月）を使って、全日程を消化することになった。
 
　この日の第２試合は、当初予定から試合の実施順を組み換え、第１試合に予定されていたカードを第２試合で実施。ここまで３勝７敗で「同率４位」に並ぶチーム同士、花王コスメ小田原 フェニックスと厚木ＳＣの対戦となった。
 
　後攻の花王コスメ小田原 フェニックスは初回、このところの「好投」を買われて「先発」に起用された古屋英恵の立ち上がりを攻め、２番・鈴木未空のセンター前ヒット、４番・岡田南の二遊間安打等で二死一・二塁とし、５番・酒井啓名がレフト頭上を越えるタイムリーツーベース！　塁上の走者を一掃し、幸先よく初回に２点を先制した。

　２点を追う立場となった厚木ＳＣは３回表、１番・大場彩香がセカンド内野安打で出塁し、続く２番・小山優理が送りバント。このバントがサードへの小フライとなり、飛び出した一塁走者も戻れずダブルプレー。チャンスを逸したかに見えたが、３番・金子伶彩のショートゴロがエラーを誘い、再び走者を出すと、４番・後藤菜緒子が三塁線を抜く二塁打。二死ながら二・三塁の「一打同点」のチャンスを作り、５番・小森真央が二遊間を抜くタイムリー！　二者が還り、２－２の同点に追いついた。

（※３回表、同点に追いつき、盛り上がる厚木ＳＣベンチ）
 
　同点に追いつかれた花王コスメ小田原 フェニックスは４回裏、安打、敵失で無死二・三塁とすると、６番・山岡未歩がセンター頭上を越えるスリーランホームラン！　一挙３点を勝ち越した。
 
　花王コスメ小田原 フェニックスは続く５回裏にも、四球、犠打で一死二塁とし、４番・岡田南が一・二塁間を抜く安打を放ち、一・三塁とチャンスを広げ、ワイルドピッチで三塁走者が生還。６－２と４点差にリードを広げた。
 
　守っては、「エース」朝比奈さくらが３回表に２点を失いはしたものの、粘り強いピッチングで試合を作り、しっかりと先発の役割を果たし、最終回は小森美咲にバトンを渡し、その小森美咲が二死から四球を与え、二塁打を浴び、二・三塁のピンチを招いたものの、最後の打者をショートフライに打ち取り、ゲームセット。６－２で快勝し、通算成績４勝７敗とし、「同率」で並ぶ３チームの中から一歩抜け出す勝ち星を挙げた（この後、第３試合でペヤングが敗れたため、順位こそ４位のまま、変わらないものの、「単独４位」となった）。

（※「第４節」最終戦を勝利で飾り、「単独４位」となった花王コスメ小田原 フェニックス）
 
　敗れた厚木ＳＣは３勝８敗。初回に２点を先制されながら、３回表に一度は同点に追いつき、大いに盛り上がりを見せたものの、４回裏に決定的な「一発」を浴びてしまい、結果的には２－６で敗戦。この後の第３試合でのペヤングの結果次第では「最下位転落」の可能性まで出てきてしまった（結果的にペヤングも敗れたため、両チーム並びの「同率５位」となった）。

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