プラチナ 20231017日()平林金属 VS ペヤング

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【平林金属】橋口 紫織
敗戦投手【ペヤング】平山 綾乃
打撃成績 【ペヤング】《三》山岸 澪衣《二》大﨑 小夏、髙泉 小雪
【平林金属】《二》木村 樹里
バッテリー
ペヤング平山 綾乃、池上 紗葵、山下 実依、●平山 綾乃-志賀 彩音、藤井 杏朱、志賀 彩音、藤井 杏朱
平林金属○橋口 紫織-木村 樹里

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第56回日本女子ソフトボールリーグ」予備節は、「交流節」(6月30日(金)・7月1日(土)/富山県富山市・岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場)で雨天順延となっていた2日目(7月1日/土)の試合を実施。静岡県伊豆市・天城ふるさと広場野球場、多目的グラウンド、天城ドームの3会場を使用し、開催された。
 天城ドーム第1試合は、ここまで5勝7敗で「サファイアセクション」4位の平林金属 Peachblossomsと、通算成績3勝8敗で「プラチナセクション」同率5位、「最下位脱出」をめざすペヤングが対戦した。
 
 先攻のペヤングは初回、平林金属 Peachblossomsの先発・橋口紫織の立ち上がりをとらえ、1番・山岸澪衣がライト線へいきなりの三塁打。四球、セカンドゴロで一死二・三塁となった後、4番・大﨑小夏のレフト線二塁打で二者が還り、先制。5番・釣春香がセカンド内野安打で出塁し、一・三塁とした後、6番・志賀彩音のサードゴロの間に三塁走者が生還。さらに7番・髙泉小雪にも右中間を破る適時二塁打が飛び出し、この回大量4点を先制した。

(※ペヤングは初回、「主砲」大﨑小夏の適時二塁打等で大量4点を挙げた)
 
 このまま一方的な試合展開になるかと思われたが、平林金属 Peachblossomsがジワジワと反撃。2回裏、安打、四球、犠打で一死二・三塁とし、8番・大山秋歩のセンター前へのタイムリーでまず1点を返すと、4回裏には先発・平山綾乃の後を受け、この回から登板した池上紗葵を攻め、四球、内野安打等で二死一・二塁とし、1番・森香央理がセンター前にはじき返すタイムリー。二塁走者が還り、この回も1点を返し、2点差に詰め寄った。続く5回裏には、この回から代わった山下実依に簡単に二死を取られたものの、安打、四球で一・二塁とし、7番・神本汐音、8番・大山秋歩の連打で2点を返し、4-4の同点に追いついた。
 
 試合はそのまま延長タイブレークに突入。8回表・裏に1点ずつを取り合い、迎えた9回表、ペヤングが再び1点を勝ち越し、今度こそ「勝負あった」かと思われたが、平林金属 Peachblossomsがその裏、バント安打、故意四球で満塁と攻め立て、二死後、押し出しの四球で同点に追いつき、最後は代打・岡﨑栞菜のサードへの当たりがイレギュラーバウンドとなり、サヨナラ! 追いつ追われつの白熱の好ゲームに終止符を打ち、平林金属 Peachblossomsが7-6でペヤングを振り切り、通算成績6勝7敗、「サファイアセクション」4位でレギュラーシーズンを終えた。

(※初回の4失点を跳ね返し、延長タイブレークの末、勝利を飾った平林金属 Peachblossoms)
 
 敗れたペヤングは初回の4点を守れず、同点に追いつかれ、延長タイブレークの末、逆転サヨナラ負け。惜しい試合を落とし、通算成績3勝9敗。「プラチナセクション」同率5位と順位は変わらず、最終戦に「最下位脱出」をかけることになった。

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