サファイア 第4節 20221001日()Citrine Ichinomiya VS 花王コスメ小田原

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【Citrine】山下 紗季
敗戦投手【花王コスメ】萩原 愛
打撃成績 【花王コスメ】 
【Citrine】《三》藤田 秋花
バッテリー
花王コスメ朝比奈 さくら、●萩原 愛-荻野 真鈴
Citrine川原 麻里、○山下 紗季-林 佑奈

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第55回日本女子ソフトボールリーグ」第4節、「サファイアセクション」第2日第2試合は、ここまで6勝5敗で「単独2位」、前日(9月30日/金)の小泉病院 Blue Arrows戦を宮本星南の本塁打「一発」と「エース」松本菜摘の被安打3の好投で1-0の完封勝利。「2位争い」のライバルを「直接対決」で叩き、意気上がるCitrine Ichinomiyaと、「首位」靜甲と延長タイブレークにもつれ込む緊迫の投手戦を演じながら0-1のサヨナラ負けを喫し、手痛い6敗目。通算成績5勝6敗でこの試合に敗れると「サファイアセクション」2位以上での「順位決定節」進出、「リーグ優勝」の可能性が消滅(「順位決定節」では両セクション2位以上のチームで「優勝」を決めるリーグ戦を実施するため、2位以上のチームにしか「優勝」のチャンスはない)してしまう花王コスメ小田原 フェニックスが対戦した。
 
 両チーム無得点のまま、試合は3回表を迎え、花王コスメ小田原 フェニックスは、Citrine Ichinomiya・先発の川原麻里を攻め、一死から2番・南早紀、3番・中村仰の連打で二・三塁のチャンスを作り、4番・三浦亜優香の打席でワンボール・ワンストライクからの3球目にヒットエンドランを敢行。これが本塁への悪送球を誘い、三塁走者に続いて、二塁走者までもがホームイン。花王コスメ小田原 フェニックスが2点を先制した。
(※花王コスメ小田原 フェニックスが3回表に2点を先制!)
 
 2点を追うCitrine Ichinomiyaは4回裏、3回まで無得点に抑えられていた花王コスメ小田原 フェニックスの先発・朝比奈さくらをようやくとらえ、5番・宮本星南の二遊間を抜く安打、犠打、7番・藤田秋花のセンター前に落ちる安打で一死一・三塁とし、代打・西畑安美の死球で満塁とした後、9番・船山優果がレフト前にタイムリーを放ち、二者生還。2-2の同点に追いついた。
 
 2-2の同点のまま、迎えた6回裏、Citrine Ichinomiyaはこの回から代わった左腕・萩原愛を攻め、この回先頭の5番・宮本星南が三遊間を抜く安打で出塁。手堅く犠打で走者を二塁へ進め、7番・藤田秋花はレフトファウルフライに倒れたかに見えたが……レフト・倉田実沙がこれを落球。これで命拾いし、「打ち直し」となった藤田秋花が今度はレフト線ギリギリに落ちる適時三塁打。レフト・倉田実沙の決死のダイビングキャッチも及ばず……二塁走者が還り、3-2と1点を勝ち越し。続く8番・林佑奈にもセンター前に落ちるタイムリーが飛び出し、4-2と2点差にリードを広げた。
(※Citrine Ichinomiyaは6回裏、藤田秋花、林佑奈の長短打で2点を勝ち越し!)
 
 このリードを3回途中から登板し、「ロングリリーフ」となった山下紗季が守り切り、最終回も死球、安打で一死一・二塁のピンチを招いたものの、1番・岡田南を6-4-3とわたるダブルプレーに斬って取り、4-2で逃げ切り、大きな「7勝目」。通算成績7勝5敗と星を伸ばし、「単独2位」の座を守った。
 
 敗れた花王コスメ小田原 フェニックスは手痛い「7敗目」。通算成績5勝7敗となり、「サファイアセクション」2位以上での「順位決定節」進出の可能性が完全に消滅。同時に「プラチナセクション」「サファイアセクション」2位以上のチームによって争われる「日本リーグ優勝」を決める舞台に立つ「権利」も失ってしまった。

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