サファイア 交流戦 20220702日()MORI ALL WAVE VS 靜甲

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【MORI ALL WAVE】中野 花菜
敗戦投手【靜甲】山本 すみれ
打撃成績 【靜甲】《二》三浦 万季
【MORI ALL WAVE】《二》上村 麗
バッテリー
靜甲豊田 彩乃、●山本 すみれ-中尾 萌
MORI ALL WAVE竹原 由菜、○中野 花菜-谷川 まき

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第55回日本女子ソフトボールリーグ」交流節は、富山県富山市/岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場を会場に開催。この「交流節」は「プラチナセクション」「サファイアセクション」の前半戦(第2節)までの順位で対戦相手が決定され、第2日(7月2日/土)・C球場第2試合は前日(7月1日/金)の「ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦が新型コロナウイルス感染症の影響で「不戦勝」となり、この日(7月2日/土)、「ダブルヘッダー」の第1試合で延長タイブレークの末に、YKKに3-4で敗れ、今シーズン初黒星を喫し、「サファイアセクション」の首位は変わらないものの、通算成績6勝1敗となった靜甲と、前日(7月1日/金)の「ダブルヘッダー」に連勝し、通算成績6勝1敗。「プラチナセクション」2位のMORI ALL WAVE KANOYAが対戦した。
 
 MORI ALL WAVE KANOYAは2回裏、靜甲・先発の豊田彩乃をとらえ、敵失、犠打で一死三塁とし、6番・中村瑠心が先制のレフト前タイムリー。MORI ALL WAVE KANOYAが先手を取った。
 
 MORI ALL WAVE KANOYAは4回裏にも、安打、犠打失策で一死二・三塁の追加点のチャンスをつかみ、9番・永山愛実のタイムリー、1番・上村麗の犠牲フライでこの回2点を追加。3-0とリードを奪った。
 
 3点をリードされた靜甲は5回まで、MORI ALL WAVE KANOYAの先発・竹原由菜にわずか2安打で抑えられていたが、終盤6回表にようやく反撃。安打、失策等で一死一・二塁とすると、途中出場(4回裏からファーストの守備に入る)の4番・三浦万季が左中間へ適時二塁打。1点差に迫り、二死後、6番・井上葉菜がライト前に同点のタイムリーを放ち、この回3点を返し、試合を振り出しに戻した。
(※上位チーム同士の対戦は期待通り、白熱の試合を展開!)
 
 3-3の同点のまま、試合は延長タイブレークに突入。延長8回はともに得点なく、迎えた9回表、靜甲は6回途中からリリーフしていた中野花菜を攻め、タイブレークの走者が次打者のセカンドゴロの間に三塁に進塁、続く8番・半田由佳のスクイズが決まり(記録は犠打野選)、1点を勝ち越した。
 
 1点を追うMORI ALL WAVE KANOYAはその裏、7回から登板していた山本すみれをとらえ、犠打でタイブレークの走者を三塁へ進めた後、1番・上村麗が右中間を破る二塁打を放ち、4-4の同点。次打者のショートゴロで二塁走者が飛び出し、三塁タッチアウトとなり、サヨナラのチャンスを逃がしたかに見えたが、3番・福元彩未が死球でつなぎ、再び二死一・二塁とサヨナラの走者を得点圏に進めると、4番・木村麻利亜がセンター前に勝負を決めるタイムリー! 劇的なサヨナラで通算成績7勝1敗とし、「プラチナセクション」2位の座を守り、「全勝」で首位を快走する大和電機工業をピッタリマークしている。
(※MORI ALL WAVE KANOYAが劇的なサヨナラで「プラチナセクション」2位の座を守った)
 
 敗れた靜甲は、この日の「ダブルヘッダー」に「まさか……」の連敗。ともに延長タイブレークにもつれ込む「熱戦」を落とし、通算成績6勝2敗。「交流節」で星を伸ばすことはできなかった。

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