サファイア 第2節 20220521日()靜甲 VS 平林金属

この試合の動画配信はありません
RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【靜甲】山本 すみれ
敗戦投手【平林金属】清 由都季
打撃成績 【平林金属】 
【靜甲】《本》本間 睦、中尾 萌《三》中尾 萌《二》小田 愛華
バッテリー
平林金属●清 由都季、中村 絢夏、岡﨑 栞菜-弦田 彩加
靜甲○山本 すみれ、東野 真咲-中尾 萌

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第55回日本女子ソフトボールリーグ」第2節・サファイアセクションは、神奈川県厚木市・厚木市営及川球技場を会場に開催され、第2日(5月21日/土)第1試合は、サファイアセクションで唯一「全勝」を守り、開幕から「無傷」の3連勝で首位を快走する靜甲と、第1節で「連勝」の好スタートを切りながら、前日(5月20日/金)の厚木SC戦に4-15と大敗。今シーズン初黒星を喫し、通算成績2勝1敗となった平林金属 Peachblossomsが対戦した。
 
 後攻の靜甲は初回、平林金属 Peachblossomsの先発・清由都季のコントロールの乱れに乗じて、3四死球で二死ながら満塁とすると、6番・中尾萌がライト線へ適時三塁打。満塁の走者を一掃し、初回にいきなり3点を先制した。
 
 勢いに乗る靜甲は3回裏にも、四球、盗塁、安打で無死一・三塁の追加点のチャンスをつかみ、5番・本間睦がセンター頭上を越えるスリーランホームランを放ち、6-0と大きくリードを広げた。
(※靜甲は3回裏、本間睦にスリーランホームランが飛び出し、6-0と大きくリード!)
 
 靜甲は続く4回裏にも、先制の適時三塁打を放った6番・中尾萌のツーランホームランを含む長短3安打を集中。大量4点を奪い、完全に勝負を決めてしまった。
 
 守っては、「Wエース」の一人・山本すみれが、打線の大量援護もあって、前日(5月20日/金)の「もう一人のエース」豊田彩乃に負けじと力投。8安打されながらも失点は5回表の1点のみに抑え、粘り強く6回を投げ抜き、最後は「期待のルーキー」東野真咲を登板させる「余裕」の投手リレーで10-1と大勝。強力な「Wエース」が互いに競い合う「相乗効果」とそれをしっかりと援護する打線の活躍でサファイアセクション唯一の「全勝」を守り、開幕から無傷の4連勝。「単独首位」の座を堅持している。
 
 一方、平林金属 Peachblossomsは2試合連続の二桁失点で連敗。第1節とは「別人」のような試合内容で通算成績2勝2敗となり、開幕連勝の「貯金」をアッという間に吐き出してしまった。第1節ではうまく「やりくり」できていた投手起用が今節は「裏目」続き……「Wエース」がしっかりと機能し、チームを支えている靜甲とは対照的に「軸になる投手」を誰にするのか……決めかねている状態にも見え、投手起用に「迷い」が生じてしまって感がある。
(※平林金属 Peachblossomsは先発・清由都季が早々につかまり、大量失点のきっかけに……)

pc