プラチナ 第3節 20221018日()MORI ALL WAVE VS VONDS市原

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【MORI ALL WAVE】竹原 由菜
敗戦投手【VONDS】渡邉 双葉
打撃成績 【VONDS】 
【MORI ALL WAVE】《本》福元 彩未《三》木村 麻利亜《二》谷川 まき
バッテリー
VONDS●渡邉 双葉、高田 香-加藤 花澄、塚本 楓花
MORI ALL WAVE○竹原 由菜、中野 花菜-谷川 まき

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第55回日本女子ソフトボールリーグ」第3節・プラチナセクション(鹿児島県鹿屋市)で台風の影響で悪天候のため、試合を行うことができなかったMORI ALL WAVE KANOYA対VONDS市原の一戦が、この日(10月18日/火)の「予備節」に順延され、静岡県伊豆市・天城ドームで実施された。
 MORI ALL WAVE KANOYAは通算成績11勝1敗で、この「予備節」での試合結果に関係なく、すでに「プラチナセクション」1位が確定しており、いわゆる「消化試合」となってしまったが、対戦相手となるVONDS市原にとっては「プラチナセクション」2位がかかる大事な一戦。このまま「2位」の座を確保し、「順位決定節」で両セクション1位・2位のチームが「日本リーグ優勝」をかけて戦う「1~4位決定戦」に進むことができるのか、3位となり、両セクション3位・4位チームによる「5位~8位決定戦」に回ることになるのか……その試合結果によって「大きな差」が生じる「大一番」となった。
 
 MORI ALL WAVE KANOYAは2回裏、VONDS市原・先発の渡邉双葉を攻め、この回先頭の4番・木村麻利亜がライトのフェンスを直撃する三塁打。先制のチャンスをつかむと、5番・谷川まきが左中間を切り裂く痛烈な適時二塁打え放ち、あっさり先取点を挙げた。次打者の犠打で二塁走者を三塁へ進め、死球で一死一・三塁のチャンスが続き、二死後、9番・永山愛実にライト前に落とすタイムリー。この回2点を先制した。
(※MORI ALL WAVE KANOYAは2回裏、「ベテラン」谷川まきの適時二塁打等で2点を先制!)
 
 これで勢いづいたMORI ALL WAVE KANOYAは2点をリードしたまま、迎えた5回裏にも、四球で出塁した走者を一塁に置き、2番・福元彩未がセンターバックスクリーンに叩き込む豪快なツーランホームラン! この回2点を加え、4-0とリードを広げ、6回裏にも、3安打に相手守備の乱れも絡み、決定的な4点を追加。8-0と大差をつけ、一方的な試合展開となった。
 
 一方、この試合「絶対に負けられない」VONDS市原も懸命の反撃を試みるが、MORI ALL WAVE KANOYAの安定感抜群の「強力投手陣」を打ちあぐみ、先発の左腕・竹原由菜に5回まで4安打を放ちながら、6三振を奪われ、「決定打」を奪えず無得点。6回表から「エース」中野花菜が登板すると、その代わり端、先頭打者が四球を選んだ後は、5連続三振と手も足も出ず……最後の打者がようやくバットに当てたものの、ファーストゴロとなり、試合終了。0-8の「完敗」を喫し、通算成績9勝4敗となり、大和電機工業と「同率」に並ばれ、同率で並ぶチーム同士の「直接対決」の勝敗(大和電機工業が5-2、2-1で連勝)で順位が決定され、大和電機工業の「逆転」での2位、VONDS市原の3位が確定した。
(※VONDS市原も懸命の戦いを見せたが……最終戦の大敗で3位に転落)
 
 勝ったMORI ALL WAVE KANOYAは12勝1敗で「文句なし」の「プラチナセクション」1位。「順位決定節」(11月4日(金)~6日(日)/茨城県小美玉市・希望が丘公園)へ駒を進め、この「プラチナセクション」1位・MORI ALL WAVE KANOYAを含む、同2位・大和電機工業、「サファイアセクション」1位・靜甲、同2位・Citrine Ichinomiyaと「日本リーグ優勝」をかけ、まずこの4チームで「1回総当たり」のリーグ戦を行い、1位~4位を決定。その上でリーグ戦3位と4位のチームが「3位決定戦」を、1位と2位のチームが「優勝決定戦」を行う試合方式で覇が競われ、「最終順位」「日本リーグ優勝」チームが決まることになる。

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