プラチナ 第２節 2022年05月22日（日）ＶＯＮＤＳ市原 VS 大和電機工業

RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【大和電機】斉藤 未来
敗戦投手【ＶＯＮＤＳ】高田 香
打撃成績 【大和電機】《本》堀 あかね、新海 雪奈
【ＶＯＮＤＳ】《本》金野 友香
バッテリー
大和電機大串 都未希、○斉藤 未来－堀 あかね
ＶＯＮＤＳ渡邉 双葉、●高田 香－林 かぐや、塚本 楓花

《本》:本塁打　《三》：三塁打　《二》：二塁打

　「第55回日本女子ソフトボールリーグ」第２節・プラチナセクションは、千葉県市原市・ゼットエーボールパークを会場に開催され、第３日（５月22日／日）第３試合は、「ホーム」の熱い声援を背に見事連勝。白星を重ね、通算成績３勝１敗の「同率２位」まで順位を上げ、この試合に勝てば「同率首位」に並ぶＶＯＮＤＳ市原と、ここまで「無傷」の開幕４連勝。圧倒的な打線の破壊力で全勝街道まっしぐらの「首位」大和電機工業が対戦した。
 
　両チーム無得点で迎えた３回裏、ＶＯＮＤＳ市原は大和電機工業の先発・大串都未希をとらえ、２本の安打で二死ながら一・三塁とすると、５番・増田マリアが二遊間を鋭く襲う打球を放ち、ショート・古賀藍奈がこの打球に飛びつき、懸命に止めたものの、二塁送球が間に合わず（記録はショート内野安打）、その間に三塁走者が還り、ＶＯＮＤＳ市原が先取点を挙げた。
 
　１点を先制された大和電機工業は、その直後の４回表、一死から６番・堀あかねがセンター頭上を越えるソロホームラン！　大和電機工業らしく「一振り」で１－１の同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。
 
　しかし……ＶＯＮＤＳ市原も負けてはいない。その裏、前のイニング（３回裏）から登板していた左腕・斉藤未来をとらえ、８番・金野友香が「２試合連続」となるソロホームランをライトスタンドに叩き込み、１点を勝ち越し！　２－１と再びリードを奪った。
（※ＶＯＮＤＳ市原は４回裏、金野友香が勝ち越しのソロホームランを放つ！）
 
　再び１点を追う立場となった大和電機工業は５回表、内野安打、盗塁等で二死二塁と得点圏に走者を進めると、３番・新海雪奈がレフト前にタイムリー！　二塁走者が一気に還り、２－２の同点に追いついた。
 
　２－２の同点のまま、迎えた最終回、大和電機工業は前のイニング（６回表）から登板していた高田香を攻め、一死から９番・村井聖那がセンター前ヒット、途中出場の１番・長尾明奈のバント安打、ワイルドピッチで二・三塁とし、２番・古賀藍奈のセカンドゴロの間に三塁走者が生還。３－２と勝ち越し、なお二死三塁のチャンスが残り、今節「驚異的な勝負強さ」を見せている３番・新海雪奈が「トドメ」のツーランホームランをレフトスタンドに突き刺し、この回計３点を挙げ、５－２とリードを奪った。
（※大和電機工業は最終回、新海雪奈のツーランホームラン等で３点を挙げ、勝負を決めた）
 
　その裏、「ホーム」で３連勝を狙うＶＯＮＤＳ市原も必死の反撃を試みるが、３回途中から「ロングリリーフ」していた左腕・斉藤未来が得点を許さず、試合終了！　大和電機工業が「首位攻防戦」を５－２で競り勝ち、「全勝」を守り、「単独首位」で前半戦を折り返した。
 
　敗れたＶＯＮＤＳ市原は３勝２敗。「ホーム」での３連勝はならなかったが、二転三転、白熱の好ゲームを演じ、詰めかけた大応援団を沸かせてくれた。惜しくも敗れはしたものの、後半戦への「手応え」を感じさせる試合を展開し、「ホーム」最終戦を締めくくった。

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