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1部リーグ 第10節 20211024日()デンソー VS ビックカメラ高崎

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【BIC】藤田倭
敗戦投手【デンソー】カーリー・フーバー
打撃成績 【BIC】《本》市口侑果、藤田倭
【デンソー】 
バッテリー
BIC勝股美咲、○藤田倭、上野由岐子-我妻悠香
デンソー●カーリー・フーバー-小島あみ、吉松梨乃

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第54回日本女子ソフトボールリーグ」1部第10節山梨大会・第2日第2試合は、通算成績12勝9敗の「同率5位」、このレギュラーシーズン「最終戦」に2年連続の「決勝トーナメント進出」をかけるデンソー ブライトペガサスと、ここまで17勝4敗、すでに「1位」での決勝トーナメント進出を決めているビックカメラ高崎 BEE QUEENが対戦した。

 BEE QUEENは2回表、「必勝」を期して「先発」に起用されたブライトペガサスの「エース」カーリー・フーバーの制球の乱れにつけ込み、連続四死球で無死一・二塁とし、6番・工藤環奈のショートゴロで二塁走者が三塁フォースアウトとなった後、7番・大工谷真波がしぶとく「進塁打」となるセカンドゴロを転がし、二死ながら二・三塁とし、8番・我妻悠香の当たりは平凡なセンターフライ。誰もが「スリーアウトチェンジ」と思ったそのとき、「名手」山田恵里が「まさか……」の落球。二者が還り、誰も予想もしなかった形でBEE QUEENが2点を先制した。

 一方、ブライトペガサスはBEE QUEENの先発・勝股美咲の前に無得点。初回、四球の走者を出しながらダブルプレーでチャンスを潰し、2回裏にも2四球で二死一・二塁としながら「決定打」を奪えず。3回裏にも9番・白石望美の四球、2番・川畑瞳の安打、4番・洲鎌夏子の死球等で二死満塁と攻め立て、「レジェンド」5番・山田恵里を打席に迎えるというチャンスもあったが、セカンドゴロに打ち取られ、無得点。山田恵里の気迫の一塁ヘッドスライディングも及ばず、どうしても得点できないまま、試合は終盤へ……。

 BEE QUEENが2点をリードしたまま、迎えた5回表、一死から安打、死球で一・二塁とすると、2番・市口侑果がブライトペガサスの「決勝トーナメント進出」の「夢」を打ち砕くスリーランホームラン! 二死後、4番・藤田倭にも左中間スタンドにライナーで突き刺す「完璧」な当たりの「一発」が飛び出し、この回4点を追加。6-0と大きくリードを広げた。

(※BEE QUEENは5回表、市口侑果、藤田倭の本塁打で4点を追加し、6-0とリード!)

 守っては、先発・勝股美咲が走者を出しながらも3回まで無失点に抑えると、4回裏からDP・藤田倭がFP・勝股美咲のピッチャーの守備を兼務し、登板。2イニングを無失点に抑え、最後は「エース」上野由岐子にバトンを託し、6回裏、7回裏を被安打1・奪三振4と危なげのないピッチングで締めくくり、最終戦を勝利で飾り、通算成績18勝4敗の「1位」でレギュラーシーズンの全日程を終了。「3連覇」がかかる決勝トーナメントへ弾みをつけた。

 敗れたデンソー ブライトペガサスは12勝10敗の6位で終戦。2年連続での決勝トーナメント進出の「夢」は「あと一歩」のところで断たれてしまった。戦力的には十分に「優勝」が狙えるチーム。来年開幕する「JD.リーグ」では「優勝争い」を演じる姿を見せてくれることを期待したい。

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