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1部リーグ 第8節 20211009日()大垣 ミナモ VS 太陽誘電

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【太陽誘電】寺田愛友
敗戦投手【ミナモ】エレン・ロバーツ
打撃成績 【太陽誘電】《二》佐藤みなみ
【ミナモ】 
バッテリー
太陽誘電○寺田愛友-西山しずく
ミナモ●エレン・ロバーツ-田立梨子

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第54回日本女子ソフトボールリーグ」1部第8節川口大会・第1日第1試合は、ここまで5勝10敗の10位、「後半開幕節」の試合が新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった後、第6節・第7節と元気なく4連敗、後半戦再開後、まだ勝ち星のない大垣 ミナモと、こちらも同じく「後半開幕節」の試合が中止となった影響で1試合消化試合数が少ない状態。通算成績7勝8敗の8位、「勝率5割」復帰まで「あと一歩」に迫る太陽誘電 ソルフィーユが対戦。試合会場の都合で午前中使用できなかったため、他会場と異なり、この川口大会のみ、第1日第1試合は13時試合開始。変則的な試合スケジュールとなった。

 ソルフィーユは2回表、大垣 ミナモの先発・エレン・ロバーツから、この回先頭の5番・佐藤みなみが二塁打を放ち、出塁。次打者の犠打で走者を三塁へ進め、7番・松木瑛里がツーボール・ツーストライクと追い込まれながらも、6球目にヒットエンドランを成功させ、三塁走者を迎え入れ、先取点を挙げた。

 3回までソルフィーユの先発・寺田愛友に無得点に抑えられていた大垣 ミナモは4回裏、5番・田立梨子、6番・長井美侑の連打から反撃のチャンスをつかみ、次打者のファーストゴロの間に、走者がそれぞれ進塁し、一死二・三塁。二死後、代打・伊藤梨里花がしぶとく同点のタイムリーを放ち、1-1の同点に追いついた。

(※大垣 ミナモは4回裏、伊藤梨里花のタイムリーで1-1の同点とし、試合を振り出しに戻す)

 その後は両チーム得点なく、1-1の同点のまま、試合は延長タイブレークに突入。延長8回・9回は両チームともに「決め手」を欠き、得点できないまま、試合は延長10回を迎えた。
 ソルフィーユは延長10回表、タイブレークの走者を犠打で三塁へ進めると、8番・竹田采実がツーボール・ツーストライクからの5球目、難しい低めのボールをセカンドへ転がし、ヒットエンドラン成功! 三塁走者を迎え入れ、1点を勝ち越し! ついに2-1とリードを奪った。

(※ソルフィーユは延長10回表、竹田采実がヒットエンドランを決め、2-1と勝ち越し!)

 大垣 ミナモはその裏、3番・須藤麻里子のショートゴロの間に、タイブレークの走者が三塁へ進み、4番・リサ・モールデンの当たりはセンター前へ抜けるかというヒット性の当たり。セカンド・竹田采実がこれを巧みにさばき、打者走者を一塁アウトとし、三塁走者も動けず、二死三塁。最後の打者がサードゴロに倒れ、試合終了。ソルフィーユが2-1で逃げ切り、勝利を収めた。

 勝ったソルフィーユは8勝8敗。勝率5割復帰を果たしたが、ここからさらに「貯金」を殖やし、混戦状態が続く「上位争い」に割り込んでいきたいところだ。

 敗れた大垣 ミナモは5勝11敗。後半戦再開から未だ勝ち星なく、5連敗。この試合「最後の攻撃」でも一死三塁から二遊間を襲うヒット性の当たりで三塁走者が動かず。本塁突入をためらい、躊躇してしまう場面が見られた。ソルフィーユが二度にわたってツーストライクと追い込まれながらもヒットエンドランを敢行し、打者はしっかりと転がし、三塁走者も素晴らしいスタートで本塁を陥れたのとは対照的な走塁で、その「積極性」と「思い切り」が勝負の「明暗」を分けた感のある試合だった。

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