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1部リーグ 第6節 2021年09月12日(日)トヨタ自動車 VS デンソー
後攻
トヨタ自動車
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
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デンソー | | | | | | | | | | | | | | | |
トヨタ | | | | | | | | | | | | | | | |
2021年09月12日(日) 13:10 デンソーブライトペガサススタジアム
先攻
デンソー
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【トヨタ】後藤希友 | 敗戦投手 | 【デンソー】カーリー・フーバー | 打撃成績 | 【デンソー】 | 【トヨタ】《二》山崎早紀 |
バッテリー |
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デンソー | ●カーリー・フーバー-吉松梨乃 | トヨタ | モニカ・アボット、○後藤希友-峰幸代、切石結女 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第54回日本女子ソフトボールリーグ」1部第6節安城大会・第2日第2試合は、前日(9月11日/土)の大垣 ミナモ戦で「東京2020オリンピック」で「覚醒」した「ニュースター」後藤希友が好投。打線も8安打・8得点と投打が噛み合い、8-0で快勝。通算成績を9勝4敗で「同率首位」に躍進したトヨタ自動車 レッドテリアーズと、前日(9月11日/土)のシオノギ製薬 ポポンギャルズとの延長10回に及ぶ「死闘」を、「打のレジェンド」山田恵里の「さすが!」の活躍で制し、消化試合数に差異はあるものの(後半開幕節を新型コロナウイルス感染症の影響で「出場辞退」し、試合が「中止」。第8節川口大会での代替開催が決定している)、通算成績8勝4敗で4位につける「ホーム」のデンソー ブライトペガサスが対戦した。
試合はレッドテリアーズがモニカ・アボット、ブライトペガサスがカーリー・フーバー、両外国人投手の先発で始まり、ブライトペガサスの2回表の攻撃、この回先頭の5番・吉松梨乃の強烈なピッチャー返しがモニカ・アボットを直撃。セカンド・鎌田優希の素晴らしいカバーリングで打者走者を一塁でアウトにしたが、モニカ・アボットは降板を余儀なくされ、後藤希友が「スクランブル」登板。突発的なアクシデントによる急な登板であったものの、後続をファーストゴロ、空振りの三振に打ち取り、「東京2020オリンピック」の「神リリーフ」以降、「打たれる気がしない」ピッチングがこの日も続いた。
圧巻だったのは4回表、2番・山田恵里が「金メダリスト対決」で大先輩の「意地」を見せ、センター前に落ちるポテンヒット。4番・洲鎌夏子の四球、5番・川畑瞳は絶妙なバントヒットを決め、一塁へ「執念」のヘッドスライディング。無死満塁と攻め立てたが、後続を連続三振、セカンドゴロに抑え、「絶体絶命」のピンチを無失点で切り抜けて見せた。まさに「東京2020オリンピック」を彷彿とさせるピッチングで、こんなピッチングを見せられてチームが燃えないわけがなかった。
(※ブライトペガサスは「金メダリスト」が意地を見せ、無死満塁と攻め立てたが……)
後藤希友のピッチングで闘志をかきたてられたレッドテリアーズは5回裏、この回先頭の6番・山崎早紀がレフトフェンス直撃の二塁打。「金メダリスト」が攻撃の突破口を開くと、続く7番・石野江里佳のトスバッティングのような打球が、送りバントを警戒する相手守備陣の逆を突く形となり、ピッチャーの横、一塁ベースカバーに動いたセカンドとの間をコロコロと抜けていき、センターまで達する間に二塁走者が一気にホームイン! 意外な形で試合の均衡が破れ、レッドテリアーズが1点を先制した。
(※レッドテリアーズは0-0で迎えた5回裏、意外な形で試合の均衡を破り、先取点!)
1点のリードをもらった後藤希友は「気合十分」のピッチングで6回表、7回表のブライトペガサスの攻撃を三者凡退で斬って取り、最少得点差を守り切って1-0の完封。通算成績10勝4敗とし、ビックカメラ高崎 BEE QUEEN、日立サンディーバと並ぶ「同率首位」の座を守った。
敗れたブライトペガサスは8勝5敗。「エース」カーリー・フーバーが被安打3・奪三振10の力投を見せていただけに打線の援護があれば……という試合だった。4回表の無死満塁の絶好機を逃がしたことが最後まで響き、悔やまれる敗戦となってしまった。
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