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1部リーグ 第6節 2021年09月11日(土)シオノギ製薬 VS デンソー
後攻
シオノギ製薬
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
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デンソー | | | | | | | | | | | | | | | |
シオノギ | | | | | | | | | | | | | | | |
2021年09月11日(土) 15:30 デンソーブライトペガサススタジアム
先攻
デンソー
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【デンソー】カーリー・フーバー | 敗戦投手 | 【シオノギ】吉井朝香 | 打撃成績 | 【デンソー】《本》洲鎌夏子 | 【シオノギ】 |
バッテリー |
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デンソー | 原奈々、○カーリー・フーバー-小島あみ | シオノギ | 吉井朝香、千葉咲実、●吉井朝香-氏丸陽南、竹林綾香 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第54回日本女子ソフトボールリーグ」1部第6節安城大会・第1日第2試合は、シーズン「開幕」直後、3試合で2勝を挙げながら、第2節安城大会でのデンソー ブライトペガサス戦での勝利を最後に「まさか……」の9連敗。出口の見えない「連敗」のトンネルの中を彷徨うシオノギ製薬 ポポンギャルズ(通算成績2勝10敗で11位)と、後半戦「再開」となる「後半開幕節」大会前のPCR検査で新型コロナウイルス「陽性判定」の選手が出てしまい、「後半開幕節」を無念の「出場辞退」。1週間遅れで「ホーム」での「後半戦再開」の初戦を迎えことになった、デンソー ブライトペガサス(通算成績7勝4敗で同率4位)が対戦した。
先攻のブライトペガサスは初回、ポポンギャルズ・先発の吉井朝香の立ち上がりを攻め、1番・吉田彩夏がライト前ヒットで出塁。次打者のセカンドゴロの間に二塁へ進塁し、3番・川畑瞳が四球で歩き、一死一・二塁。ここで4番・洲鎌夏子がレフトフェンス際に運ぶ大飛球を放つと、レフト・神藤美樹が懸命に打球を追い、一度は追いついたかに見えたが……弾いた打球がファンスを越え、スリーランホームランになってしまった。
しかし、ポポンギャルズもすぐに反撃。ブライトペガサス・先発の原奈々をとらえ、1番・谷本奈々、2番・小林美沙紀の二者連続の内野安打に相手守備の乱れも絡み、無死一・三塁とチャンスを広げると、一塁走者がすかさず盗塁。さらに3番・戸村美紅がライト前に運び、まず1点。なお無死一・三塁のチャンスが続き、4番・竹林綾香の四球で満塁とした後、5番・加藤愛夢がライトへ犠牲フライを打ち上げ、2点目。二死後、7番・神藤美樹にもライト前へのタイムリーが飛び出し、3点目。あっさり3-3の同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。
ブライトペガサスは初回に同点に追いつかれた後、「エース」カーリー・フーバーを投入。球場のスピードガンではMAX120km/hを記録し、110km/h台後半のスピードガン表示を連発。ポポンギャルズ打線に追加点を許さず、ピンチを切り抜け、2回以降もポポンギャルズ打線を寄せ付けず、スコアボードに「0」を重ねていく。
一方、ポポンギャルズも先発・吉井朝香が2回以降は立ち直り、ブライトペガサス打線を無得点に抑え、5回表から左腕・千葉咲実に投手交代。こちらも5回表、6回表をノーヒットに抑え、試合は3-3の同点のまま、最終回を迎えた。
ブライトペガサスは7回表、この回先頭の8番・吉松梨乃がレフト前に「力」で運ぶポテンヒット。次打者が手堅く送り、一死二塁とし、1番・吉田彩夏が二遊間を破る安打を放ち、一・三塁とチャンスを広げた後、2番・山田恵里がキッチリレフトへ犠牲フライを打ち上げ、三塁走者が生還。「打のレジェンド」が勝負どころで「貫禄」の働きを見せ、ブライトペガサスが4-3と勝ち越し、これで勝負あったかに見えた。
しかし、ポポンギャルズも粘りを見せ、その裏、一死から「代打攻勢」を仕掛け、古藤優実、佐竹紫乃の連打で一・二塁とし、1番・谷本奈々がしぶとく二遊間を破るタイムリーを放ち、二塁走者が還り、4-4の同点。土壇場で試合を振り出しに戻し、試合は延長タイブレークに突入した。
延長タイブレークに入った延長8回表、ブライトペガサスが5番・小島あみの犠牲フライで1点を勝ち越すと、ポポンギャルズがその裏、5番・加藤愛夢のタイムリーで5-5の同点に追いつき、延長9回は両チーム得点なく、迎えた延長10回表、ブライトペガサスはタイブレークの走者を送れず、一死となったが、ここで2番・山田恵里がチームの窮地を救うタイムリー! 「金メダリスト」の一打でブライトペガサスが6-5と勝ち越した。
(※ブライトペガサスは延長10回表、「金メダリスト」山田恵里の「値千金」のタイムリーで6-5と勝ち越し!)
その裏、ポポンギャルズもタイブレークの走者を送れず、一死二塁となった後、4番・竹林綾香がショート頭上を襲う強烈な打球を放ったが、これをショート・吉田彩夏がドンピシャのタイミングでジャンピングキャッチ。飛び出した二塁走者も戻れず、ダブルプレーとなり、試合終了! ブライトペガサスが粘るポポンギャルズを振り切った。
(※追い込まれたポポンギャルズは延長10回裏、4番・竹林綾香が強烈な当たりを放ったが……)
勝ったブライトぺガスはホームでの1週間遅れの後半戦「再開」を勝利で飾り、通算成績8勝4敗と星を伸ばし、2年連続の「決勝トーナメント進出」へ向け、好位置につけている。
敗れたポポンギャルズは2勝11敗。第2節安城大会での「再現」はならず……最後まで食い下がったが惜しくも敗れ、10連敗。「連敗」のトンネルの暗闇を抜け出せずにいる。 |
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