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1部リーグ 後半開幕節 2021年09月05日(日)ビックカメラ高崎 VS Honda
後攻

ビックカメラ高崎
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
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ホンダ | | | | | | | | | | | | | | | |
BIC | | | | | | | | | | | | | | | |
2021年09月05日(日) 13:00 大和スタジアム
先攻

Honda
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【BIC】濱村ゆかり | 敗戦投手 | 【ホンダ】ジェイリン・フォード | 打撃成績 | 【ホンダ】《本》森山遥菜、長谷川優理《三》森山遥菜《二》巽麗菜 | 【BIC】《三》藤田倭《二》内藤実穂、工藤環奈 |
バッテリー |
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ホンダ | ●ジェイリン・フォード、アリー・カーダ-棚町佳奈 | BIC | 濱村ゆかり、藤田倭、○濱村ゆかり、上野由岐子-我妻悠香 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「東京2020オリンピック」開催のため、5月初旬に「前半戦」第5節までを終了し、「中断期間」に入っていた「第54回日本女子ソフトボールリーグ」1部が「再開」。前日(9月4日/土)、残念ながら「無観客」での開催となってしまったが、小雨降る中で予定された3試合を無事実施することができ、後半開幕節2日目は新型コロナウイルス感染症の影響でデンソー ブライトペガサスと大垣 ミナモの2チームが「出場辞退」を余儀なくされたこともあり、このビックカメラ高崎 BEE QUEENとHonda Revertaの一戦のみが行われた。
前半戦を8勝3敗の「単独首位」で折り返した「3連覇」を狙うビックカメラ高崎 BEE QUEENと、2年連続の準優勝「今年こそは初優勝!」と意気込みながら前半戦6勝5敗とやや出遅れた感のあるHonda Revertaの対戦は、BEE QUEENが守備につくと同時に、DPで4番に入っていた藤田倭がピッチャーの守備を兼務。「実質的な先発投手」となり、試合が始まった。
Revertaはその藤田倭の試合開始の「初球」を、この試合「1番」に起用された森山遥菜が狙い打ち。センターの頭上を遥かに超える「特大」の「プレーボールホームラン」を放ち、強烈な「先制パンチ」を浴びせ、先手を取った。
1点を先制されたBEE QUEENはその裏、Reverta・先発のジェイリン・フォードに簡単に二死を取られた後、3番・内藤実穂が左中間二塁打。反撃の狼煙を上げると、4番・藤田倭がセンター頭上を抜く三塁打を放ち、二塁走者が生還。「驚異の二刀流」が自らのバットで同点打を叩き出し、すぐに1−1の同点に追いついた。
Revertaは同点に追いつかれた直後の2回表、この回先頭の6番・長谷川優理がセンター頭上を襲う大飛球を放つと、センター・大工谷真波がフェンスギリギリのところまで懸命に打球を追い、捕球を試みたが、わずかに届かず……無情にも打球はフェンスを越え、勝ち越しのソロホームランとなり、Revertaが2−1と逆転に成功した。
(※Revertaは2回表、長谷川優理のソロホームランで2−1と勝ち越し!)
再び1点を追う立場となったBEE QUEENは3回表からDP・藤田倭の投手の守備の兼務を解除し、「4番・DP」に戻し、先発・濱村ゆかりが再出場。3回表、4回表といずれも安打の走者を出し、5回表には先制本塁打を放っている1番・森山遥菜にライト戦を破る三塁打を浴び、一死三塁のピンチを招いたが、後続を空振り三振、ショートゴロに打ち取り、ピンチを脱出。追加点を許さず、打線の援護を待った。
この濱村ゆかりの「辛抱の投球」に打線が応える。BEE QUEENは5回裏、8番・藤本麗が巧みなバットコントロールで「技あり!」のレフト前ヒットで出塁すると、すかさず盗塁。9番・山内早織がツーボール・ツーストライクと追い込まれながらもしぶとく食らいつき、前進守備のファーストの頭上を高いバウンドで越えるタイムリーとなり、二塁走者・藤本麗が俊足を飛ばし、一気にホームイン! 2−2の同点に追いつくと、さらに犠打、四球、安打で無死満塁と攻め立て、4番・藤田倭への初球が痛恨の死球となり、押し出し。1点を勝ち越すと、Revertaベンチはたまらずアリー・カーダに投手交代。しかし……そのアリー・カーダも5番・大工谷真波に死球を与えてしまい、連続の押し出し。4−2と2点のリードを奪った。
(※BEE QUEENは5回裏、山内早織のタイムリーと二者連続の押し出しの死球で4−2と逆転に成功!)
逆転に成功したBEE QUEENは6回表から「エース」上野由岐子を投入。6回表に二死から安打の走者を許したものの、その裏、相手守備の乱れから1点を追加し、3点差となったこともあり、最終回は「余裕」の投球で三者凡退のフィナーレ。5−2で勝利を飾り、後半戦「初戦」を白星発進。通算成績も9勝3敗と星を伸ばし、「単独首位」の座をキープ。「3連覇」へ向け、順調に歩みを進めている。
敗れたRevertaは6勝6敗。ついに「貯金」がなくなり、勝率5割。2年連続「準優勝」から「さらに上」を狙うはずのシーズンが、決勝トーナメント進出すら危うい状況になってきてしまった。
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