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1部リーグ 第5節 2021年05月07日(金)伊予銀行 VS ビックカメラ高崎
後攻

伊予銀行
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | | R |
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BIC | | | | | | | | | | | | | | | |
伊予銀行 | | | | | | | | | | | | | | | |
2021年05月07日(金) 18:00 高崎市ソフトボール場
先攻

ビックカメラ高崎
RESULT | REPORT |
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責任投手 / 打撃成績 |
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勝利投手 | 【伊予銀行】黒木美紀 | 敗戦投手 | 【BIC】上野由岐子 | 打撃成績 | 【BIC】《二》内藤実穂 | 【伊予銀行】《本》安川裕美 |
バッテリー |
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BIC | ●上野由岐子、藤田倭-我妻悠香 | 伊予銀行 | ○黒木美紀-安川裕美 |
《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打 | 「第54回日本女子ソフトボールリーグ」1部第5節は、3度目となる「緊急事態宣言」の発出を受け、東京大会(東京都大田区・大田スタジアムで開催が予定されていた)が中止を余儀なくされ、急遽、群馬県高崎市・高崎市ソフトボール場での「代替開催」が決定した。
また、ソフトボールの「新しい観戦スタイル」を提供しようと、第4節に続き、この第5節も3日間開催の初日(5月7日/金)を平日夜の「ナイトゲーム」とし、実施された。
高崎大会初日の試合は、ここまで消化試合の差異はあるものの、通算成績3勝5敗の9位、「上位浮上」を狙うには、これ以上「負けられない」伊予銀行 VERTZと、開幕2戦目に「エース」上野由岐子が右脇腹を痛め、戦線離脱を余儀なくされながら、チームの「総力」を結集した戦いで6勝2敗の「同率首位」と「3連覇」へ向け、順調な歩みを進めるビックカメラ高崎 BEE QUEENが対戦した。
VERTZの先発は、ここまで6試合に登板し、2勝3敗・防御率1.43。今やチームの「エース」へと成長しつつある黒木美紀を先発に立て、試合がはじまった。
その立ち上がり、BEE QUEENは先頭打者・市口侑果がレフト前ヒットを放ち、出塁。犠打で走者を二塁へ進めた後、3番・内藤実穂が四球で歩き、一死一・二塁としたものの、4番・山本優はサードゴロ。この打球を処理したサード・飯田瑞稀が三塁ベースを踏み、すぐに一塁へ転送。これが「最悪」のダブルプレーとなり、一瞬にしてチャンスを潰してしまった。
BEE QUEENの先発は上野由岐子。開幕2戦目に右脇腹を痛め、戦列を離れていた「エース」が地元・高崎で復帰登板。しかし……1番・正木朝貴に痛烈な当たりのライト前ヒットを浴び、いきなり走者を背負う展開となり、犠打、四球で一死一・二塁とされ、4番・安川裕美にレフトスタンドへ運ばれ、3失点。待ちに待っていたはずの「復帰登板」は、強烈な「先制パンチ」を浴びる立ち上がりとなってしまった。
(※VERTZは初回、「主砲」安川裕美が「世界のエース」上野由岐子にスリーランホームランを浴びせ、いきなり3点を先制!)
BEE QUEENはその直後の2回表、この回先頭の5番・我妻悠香が二遊間を破る安打で出塁。次打者のセカンドゴロの間に一塁走者が二塁へ進塁。7番・藤田倭の幸運な内野安打で一死一・三塁とすると、一塁走者がすかさず盗塁。二・三塁とチャンスを広げた後、8番・藤本麗が左中間へタイムリーを放ち、二者が生還。2点を返し、1点差に詰め寄った。
(BEE QUEENは2回表、一死二・三塁から8番・藤本麗のタイムリーで1点差に迫る!)
BEE QUEENはその後も3回表の無死二塁、6回表の二死二塁と得点圏に走者を進めるものの、「決定打」を欠き、無得点。1点差のまま、迎えた最終回にも、代打・森さやかの三塁線への安打、一塁走者として再出場した藤本麗の二塁盗塁、ピッチャーゴロで一死三塁の同点に追いつくチャンスをつかみながら、1番・市口侑果が初球の高めのボール球に手を出し、サードファウルフライ。最後は代打・古谷祐花がピッチャーゴロに倒れ、万事休す。2-3で敗れ、「エース」上野由岐子の「復帰戦」を勝利で飾ることができなかった。
勝ったVERTZは4勝5敗。先発・黒木美紀が7安打されながらも2失点で耐え、3-2で逃げ切り。打撃好調の「主砲」安川裕美の「一発」で挙げた初回の3点を守り切り、完投で自身3勝目を挙げた。
敗れたBEE QUEENは地元・高崎で「復帰登板」となった「エース」上野由岐子が初回に手痛い「一発」を浴び、3失点。4イニングを投げ、5連続を含む7三振を奪ったものの、久々の登板を勝利で飾ることはできず「敗戦投手」となってしまった。
5回から登板した藤田倭が2イニングをノーヒットに抑え、打線の援護を待ったものの……相手チームを上回る7安打を放ちながら、得点は2回表の2点のみ。VERTZ・先発の黒木美紀を最後まで崩せず、3敗目。通算成績6勝3敗となり、「首位」の座を明け渡す結果となってしまった。
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