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1部リーグ 第4節 20210425日()トヨタ自動車 VS ビックカメラ高崎

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RESULTREPORT
責任投手 / 打撃成績
勝利投手【BIC】濱村ゆかり
敗戦投手【トヨタ】後藤希友
打撃成績 【BIC】《本》大工谷真波《三》大工谷真波
【トヨタ】《二》長谷部陽香
バッテリー
BIC濱村ゆかり、藤田倭、○濱村ゆかり-我妻悠香
トヨタ●後藤希友-切石結女

《本》:本塁打 《三》:三塁打 《二》:二塁打

 「第54回日本女子ソフトボールリーグ」1部第4節豊田大会・第3日第2試合は、通算成績5勝3敗、「ホーム」の熱い声援にも後押しされ、今節3連勝を狙うトヨタ自動車 レッドテリアーズと、ここまで5勝2敗、開幕2戦目で「エース」上野由岐子が右脇腹を痛め、戦列離脱を余儀なくされるというアクシデントに見舞われながらも、「3連覇」へ向け、「全員総力」の戦いで好位置につけるビックカメラ高崎 BEE QUEENが対戦した。

 レッドテリアーズの先発は「期待の大型左腕」後藤希友。その立ち上がり、1番・市口侑果をツーストライクと追い込みながら三遊間を破られ、犠打で二塁へ進塁。二死後、4番・山本優にも四球を与えてしまい、一・二塁のピンチを背負ったが、5番・藤田倭をファーストゴロに打ち取り、ピンチを脱出。何とか無失点で試合をスタートさせた。

 BEE QUEENはその裏、守備につくと同時に「5番・DP」の藤田倭がFP・濱村ゆかりのピッチャーの守備を兼務。その藤田倭は先頭打者に四球を与え、一死後、3番・鎌田優希にスラップで叩きつけられ、三遊間を高いバウンドで抜けていく安打で一・二塁とされたものの、後続をショートゴロ(走者が二・三塁に進塁)、見逃し三振に打ち取り、こちらも無失点の滑り出しを見せた。

 BEE QUEENは2回表、この回先頭の6番・大工谷真波がフルカウントからの6球目をとらえ、レフトスタンドへ運ぶ先制のソロホームラン! BEE QUEENが「大事な試合」の先手と取った。

 1点を先制されたレッドテリアーズはその裏、BEE QUEEN・藤田倭の制球の乱れにつけ込み、四球、盗塁、死球で無死一・二塁とし、犠打で二・三塁とチャンスを広げた後、次打者のファーストゴロで三塁走者が本塁突入を試みたがタッチアウト。走者が一・三塁に残りはしたものの、二死となり、同点に追いつくチャンスを逃したかに見えたが……1番・石川恭子がしぶとくレフト線に落とすタイムリーを放ち、1-1の同点に追いついた。

(※レッドテリアーズは2回裏、石川恭子のタイムリーで1-1の同点に追いつく!)

 同点に追いつかれたBEE QUEENは3回表、この回先頭の1番・市口侑果が死球で出塁。ディレードスチール気味の盗塁で無死二塁とし、2番・内藤実穂が送りバント失敗の後、追い込まれながらもピッチャーゴロを転がし、二塁走者が三塁へ進塁。一死三塁とし、3番・山内早織のセカンドゴロの間に三塁走者が本塁突入! しかし……これはタッチアウトとなり、勝ち越しのチャンスを逃してしまった。

 一方、レッドテリアーズも4回裏、この回先頭の8番・長谷部陽香がライトのフェンスを直撃する二塁打。犠打で走者を三塁へ進め、1番・石川恭子の打席でヒットエンドランを仕掛けたものの、BEE QUEEN守備陣の堅い守りに阻まれ、本塁寸前タッチアウト。こちらも勝ち越しのチャンスを逃す結果となった。

 1-1の同点のまま、迎えた最終回、BEE QUEENは第1打席で先制ホームランを放っている6番・大工谷真波がライト前にフラフラッと上がる打球を放ち、これをライト・長谷部陽香が懸命に前進したものの、折からの強風もあり、一歩及ばずこれを後逸。打者走者が三塁まで進んだ(記録は三塁打)。無死三塁の勝ち越しのチャンスを作ると、一死後、8番・我妻悠香の打席でワンボールからの2球目、ヒットエンドランを敢行。身体を投げ出し、倒れ込みながらファースト前に転がし、三塁走者が生還。試合の均衡を破り、BEE QUEENが1点を勝ち越した。

(1-1の同点で迎えた最終回、BEE QUEENは一死三塁から我妻悠香がヒットエンドランを決め、2-1と勝ち越し!)

 その裏、5回から再出場し、登板していた濱村ゆかりがレッドテリアーズ最後の攻撃をセカンドゴロ、見逃し三振、ショートゴロの三者凡退に抑え、試合終了! 2-1で逃げ切り、自身3勝目、チームに6勝目をもたらし、試合数の差異はあるものの、通算成績を6勝2敗とし、豊田自動織機 シャイニングベガと並び、同率首位に立った。

 敗れたレッドテリアーズは4敗目。「ホーム」開催の今節「3連勝」を狙ったが、「宿敵」がその行く手に立ちふさがり、通算成績5勝4敗と上位争いから一歩後退する痛い黒星を喫してしまった。

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